ロータスの完全電動ハイパーSUV「Lotus Eletre(ロータス エレトレ)」の価格と仕様が発表


ロータスは今期最も期待されているモデルの1つである「Lotus Eletre(ロータス エレトレ)」ハイパーSUVの価格と仕様を発表した。

●文:月刊自家用車編集部

英国生まれ、グローバル育ち、環境にやさしい地球の友達

「Lotus Eletre(ロータス エレトレ)」は全く新しい完全電動ライフスタイルモデルで、ピュアエレクトリックSUVの最初のモデル。約75年間にわたるスポーツカーの設計ノウハウ、エンジニアリングのコア原則、ロータスのDNAを受け継ぎ、全く新しいライフスタイルカーに進化した。今年3月にロンドンで世界初公開され、英国、ドイツ、中国のロータスチームのコラボレーションにより「英国で生まれ、グローバルで育ったクルマ」だ。

ロータスカーズのグループバイスプレジデント兼マネージングディレクターであるマット・ウィンドルは次のようにコメントしている。

『メディアや顧客のフィードバックから、世間が、この車の登場に非常に興奮していることがわかります。実際、2023年の「最も期待している」新モデルとしてすでに賞を受賞しています。顧客へのデリバリーは来年上半期に開始されます。発売は、ロータスにとって自然な次へのステップです。2シーターのスポーツカーは万人向けではありません。私達は、あなたの人生のあらゆる段階にロータスを提供したいと考えています。「Lotus Eletre(ロータス エレトレ)」はその始まりです』

極上の車内空間を表現

今モデルは2つの「Qualcomm(クアルコム)8155」自動車用コックピットデジタルプラットフォームを含む、最先端の処理能力を誇っている。高度なドライバー情報モジュールでホスト処理される、カスタマイズ可能なディスプレイと、リアルなグラフィックス、10億色の高度な超薄型フローティングタッチスクリーンを搭載し、ユーザーに極上の車内体験を提供する。

また、有名な没入型オーディオ「Dolby Atmos(ドルビーアトモス)」と「KEF」スピーカーシステムを組み合わせることで、音楽鑑賞を新しいレベルに引き上げている。ドライバーと同乗者は、アーティストと並んでレコーディングスタジオの真ん中に座っているような気分になるだろう。

英国では標準で22インチのホイールを履いているが、20インチと23インチも用意。ホイールデザインは5種類、ブレーキキャリパーは6色。発売時には、ナトロンレッド、ギャロウェイグリーン、ステラーブラック、カイムグレー、ブロッサムグレー、ソーラーイエローの6つのエクステリアカラーから選択できる。インテリアには、環境にやさしく無臭で、本革よりも長持ちする最先端の革の代替品が使われており。カーペットとラゲッジマットには新しい人造繊維を採用。100%リサイクル可能で、生産工程で無駄がない。

Lotus Eletre(ロータス エレトレ)」の価格は、ヨーロッパでは95,990ユーロから。標準仕様には、5つのドライブモード、アクティブエアサスペンション、トルクベクタリング、マトリックスLEDヘッドライト、アクティブフロントグリル、22インチ10スポーク鍛造ホイールが含まれる。

スマートフォンのワイヤレス充電、電動で調整可能な12ウェイのフロントシート、4ゾーンの自動空調、その他多くの機能が標準装備されている。 Apple CarPlay / Android Autoと1,380ワット、15スピーカーのKEFプレミアムオーディオを含む「インテリジェント・コックピット・インフォテインメントシステム」を備え、15.1インチ フルHD OLEDセンタースクリーンを介して操作可能。「Lotus Eletre(ロータス エレトレ)」の全てのバージョンは標準で5人乗りだが、エクスクルーシブシートパックの一部として4人乗りバージョンも準備している。また、量産車では世界初となる、自動運転サポートLIDAR技術も標準装備されている。


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