国土交通省と独立行政法人 自動車事故対策機構(NASVA1)が実施した、自動車の安全性能を比較評価する自動車アセスメント(JNCAP2)において、SUBARU「SOLTERRA(ソルテラ)」が2022年度の総合評価で最高評価の「ファイブスター賞」を受賞した。
●文:月刊自家用車編集部
2020年、2021年は大賞を受賞
2020年のレヴォーグ/WRX、2021年のレガシィアウトバックが、2年連続で最高評価となる「自動車安全性能 ファイブスター大賞」を受賞しているスバルは、ソルテラが2022年の「ファイブスター賞」を受賞したと発表した。
「SOLTERRA」は、BEVならではの新しい価値や「安心と愉しさ」というSUBARUならではの価値を詰め込むことで、地球環境に配慮しながらも、これまでのSUBARUのクルマと同様に安心してに選んでもらえる実用性を持ったSUBARU初のグローバルBEVとして、2022年5月に発売が開始されている。
今回ファイブスター賞を受賞した「SOLTERRA」は、「衝突安全性能」では、BEV専用プラットフォームとしてトヨタ自動車と共同開発したe-SUBARU GLOBAL PLATFORM を新たに採用。衝突時の衝撃をボディ全体で分散・吸収するマルチロードパス構造により、乗員の安全性を確保すると同時に、バッテリーに代表されるような高電圧を有する様々な部品に対しての保護性能を高めている。また、高強度な超高張力鋼板を多用したことにより、高い衝突安全性能と軽快な走りにつながる車両重量の軽量化の両立を実現している。
「予防安全性能」では、ブレーキ制御等による衝突回避支援機能を含めた予防安全システム「SUBARU SafetySense」を全車標準装備。進路上の自動車や自動二輪車だけでなく、交差点で対向する自動車・自転車・歩行者など幅広い対象物を検知し、事故の未然防止や被害軽減に貢献する。
また、エアバックが作動するような大きな事故の際、オペレーターへ自動で接続し警察や消防への通報、事故の状況に応じて緊急車両の派遣に対応するコネクティッドサービスも搭載している。SUBARUが提案する「安心と愉しさ」を支える重要な要素である安全性能を、総合安全(※0次安全、走行安全、予防安全、衝突安全+つながる安全)の考え方のもとに今後も進化させ、2030年死亡交通事故ゼロを目指している。
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