“コーケン”に聞いた、今おすすめの工具 Best 5

クルマやバイクの整備には欠かせないツール類。用途に応じて各社から様々なツール発売され、その製品群は着実に進化をし続けている。ここではソケットツールに特化することで、用途ごとに使い勝手を徹底的に追求しているメーカー「ko-ken」がオススメするイチオシの工具を紹介する。

●文:オートメカニック編集部

おすすめ工具Best5「Z-EAL ダブルジョイント」
〜奥まった部分の作業で活躍〜

中間部にピンを用いずに、6面式ボールジョイント機構の関節を2つ持つユニバーサルジョイント。楕円形の6面体のおかげで、カクカクせずにスムーズに回転。コンパクトサイズなのも特長だ。

最大50°の首振り角を持つダブルジョイントで、作業しにくい狭い場所でもソケットレンチでアクセスできる。

おすすめ工具Best4「Z-EALホイールナットソケット
〜目視ですぐわかる、サイズの色分けが便利〜

Z-EALシリーズの特徴である新機構ボールディンプルを採用し、レンチ接続部のガタつきを低減。一目でサイズがわかるよう、青(17㎜)、赤(19㎜)、黄(21㎜)のラインが入っている。

ホイールに接触する部分には、樹脂製の着脱できるプロテクターを装着。ホイールへの接触時のダメージを軽減してくれる。

おすすめ工具Best3「Z-EAL フリーターンクロスレンチ」
〜グリップが回転して効率が良く作業ができる〜

グリップ部分が空転可能な構造となり、高速回転できるクロスレンチ。ブレのないスムーズな回転が可能で、ハンドルバーは楕円形状を採用しており空回りしない。1/2”のソケットが使用可能で、グリップにはエラストマー樹脂を採用する。

ホイールナットを素早く取り外し、取り付けることができる。作業時間の短縮にも貢献してくれる。

おすすめ工具Best2「Z-EAL 9.5㎜ 6角ソケット」
〜短く薄くを追求し使い勝手を向上〜

既存の規格にとらわれずに、自動車整備の現場で使い勝手の良い形状を追求したソケット。従来のソケットより背を低く(短く)、肉薄で外径を小さく設計。DIN/ISO等の規格より公差を狭く設定し、しっかりフィットする。

左が従来タイプのソケット、右がZ-EALのソケット。従来タイプは高さが26㎜、太さがφ14,5㎜に対し、Z-EALは高さ20㎜、太さφ14.0㎜とコンパクト。

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