
西尾張三菱自動車が製作したのが、三菱の人気ミニバン「デリカD:5」をベースにしたキャンピングカー「D:POP」だ。アウトドア派のユーザーはもちろん、街乗りユーザーの声も集めて独自開発した1台となっている。
●文:月刊自家用車編集部
アウトドアをもっとも身近に
人気のミニバン「デリカD:5」をベースに、ポップアップルーフテントを装備することで、日常使いと非日常使いの両方を楽しめる理想の1台となる「D:POP」。街乗りから高速道路まで快適に運転ができ、悪路や雪道での高い走破性も魅力のデリカD:5は、まさにキャンピングカーのベースとして、これ以上ない車両だ。
メーカー:西尾張三菱自動車販売
車両名:22型 デリカD:POP
価格:7,229,500円
ベース車両:三菱 デリカD:5 G-Power
サイズ:全長4,800×全幅1,795×全高1,990(mm)
D:POP最大の特徴は、女性でも簡単に開閉操作ができる「ポップアップルーフ」だ。ルーフを上げれば車内でも立つことができ、家族4名程が就寝できるスペースを確保する。テントは断熱生地を使用しているので防寒対策も施され、また夏には断熱生地を外せば防虫ネットのみの風通しの良いルーフテントに早変わりするなど使い勝手も抜群。
2列目、3列目でつくる就寝スペースは、シートを倒した際にできる段差などで完全フラットに出来ないのが乗用車ベースの難点だが、同社は独自開発のフルフラットシート「D-BED」を開発。安眠できる快適な空間を提供している。
とことんアウトドアを楽しみたい、そんな本物志向のユーザーも満足する1台だ。
室内を有効活用するべく、コンパクトな室内機のクーラーを装備。十分な冷房効果を発揮する。
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