JAF(一般社団法人日本自動車連盟)は猫の日(2月22日)の前日である2月21日(火)に、1月1日(日)~31日(火)にかけて発生した“猫がクルマに入り込んだことによるトラブル”の救援要請件数を発表した。
●文:月刊自家用車編集部
“エンジンルームに猫”1カ月で19件!
1月1日(日)~1月31日(火)の1カ月間でドライバーから「エンジンルームに猫が入り込んでしまった」という救援要請件数は全国で19件。このうち、エンジン始動後に気づき救援要請されたと明確にわかるものは7件だった。
猫が入り込んでいることに気づかずエンジンをかけてしまうと、猫がエンジンベルトなどに巻き込まれる場合がある。ベルトに巻き込んでしまうと洗浄が必要になったり、場合によってはベルトが千切れてしまう可能性も。
猫の命を守るためにも、乗車の前はボンネットなどエンジンルーム付近をやさしく叩くことを実践しよう。なお、ボンネットを叩くいわゆる“猫ばんばん”は有効だが、万能ではない。叩いて出てくるかは個猫差があるのだ。叩いたあと猫の声や気配を感じたらボンネットを開け、中まで確認しよう。
「寒い日」だけじゃない!「雨の日」はさらにトラブルが増える!
寒い冬に暖かい場所を求めてエンジンルームに入り込むと思われがちだが、JAFには1年を通して猫がクルマに入り込むトラブルの救援要請がある。昨年6月の調査では、多くの救援要請があった日は全国的に雨が多かった。濡れることを嫌う猫が車に入り込んだと考えられる。駐車しているクルマのエンジンルームは風雨が入りにくく暗く狭い空間で、警戒心の強い猫にとっては安心できるようだ。冬場に限らず「雨の日」は特に注意しておこう。特に子猫は小さな体で入り込みやすいので、子猫が生まれる季節も注意が必要だ。
出典:PRTIMES
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