
ビー・エム・ダブリュー株式会社は、ハイ・グレードな装備、専用ボディ・カラーを施した限定車「MINI Convertible Seaside Edition(コンバーチブル・シーサイド・エディション)」を、日本全国180台限定にて、全国のMINI正規ディーラーにおいて販売を開始した。納車は、2023年4月下旬以降を予定。
●文:月刊自家用車編集部
アニバーサリー・デザインを採用
英国のプレミアム・ブランドMINIにラインアップされるMINI Convertibleは、開閉可能な電動ソフト・トップのルーフを装備。ルーフを開ければ、陽の光や風を感じられる心地良いオープン・エア・ドライビングが楽しめ、電動ソフト・トップを閉じてもスタイリッシュなエクステリア・デザインと共に、MINIらしいスポーティな走りを堪能できる。
限定車MINI Convertible Seaside Editionは、MINI Cooper S Convertible(クーパー・エス・コンバーチブル)をベースに、専用ボディ・カラーのカリビアン・アクアを採用。ホワイトの加飾を随所に施すことで、南の海を彷彿とさせるモデルに仕上がっている。また、MINI Convertible誕生30周年を記念し、「30」をモチーフとしたグラフィックやSeasideのレタリングなどのアニバーサリー・デザインが採用された、180台限定の大変希少性の高いモデルだ。
エクステリアは、人気を博したボディ・カラーであるカリビアン・アクアを専用色として採用し、標準のクローム・パーツを、すべてホワイトに加飾することで、全体のトーンをブルーとホワイトに統一している。
また、ボディ・サイドに施されたホワイトのダブル・ストライプと、海をイメージしたボディ・カラーのカリビアン・アクアとの明るいコントラストが、MINI Convertibleの自由で開放的な世界観を表現。フロント・バンパーおよびサイド・スカットルには、Convertible発売30周年を記念した「30」をモチーフとしたライト・ブルーとダーク・ブルーのユニークなグラフィックを用い、サイド・スカットルには「Seaside」のレタリングを入れるなど、MINI Seaside Edition専用デザインが多数採用されている。18インチのパルス・スポーク2トーンは、海の波の動きを連想させるデザイン。Seaside Edition専用デザインのフローティング・ホイール・キャップも装備されている。
インテリアにおいては、エクステリアのトーンに合わせ、シートはレザー・チェスター・サテライト・グレーを採用。快適性のみならず、ソフト・トップを開けた際に、カリビアン・アクアのボディ・カラーとの完璧な調和を実現している。ナッパ・レザー・ステアリングのスポーク下部とドア・シルには、オレンジの「Seaside」のレタリングや、エクステリア・ステッカーと同様のホワイト・ダブル・ストライプ・デザインを用い、エクステリアとの一体感を持たせている。
インテリア・サーフェスは、Convertibleモデル発売30周年を記念し、「30 years of Convertible」の文字が入ったアニバーサリー・デザイン。フロア・マットにも専用のグラフィック・バッジが装着され、キー・キャップには、ブルーを基調とした波のグラフィック・パターンが施されている。
MINI Convertible Seaside Editionは、高いデザイン性に加えて安全装備や運転支援システムも充実しており、前車接近警告機能、衝突被害軽減ブレーキ、レーン・ディパーチャー・ウォーニング機能を標準装備。また、クルーズ・コントロール、パーク・ディスタンス・コントロール(フロント&リア)や縦列駐車をサポートするパーキング・アシストなども備え、安全性をさらに向上させている。さらに、Apple CarPlayでiPhoneをMINIのセンター・ディスプレイに表示し、タッチ操作でGoogle MapやiPhone純正マップの使用、電話やメッセージの送受信などが可能である。またMINI APP接続など、インテリジェントなコミュニケーション機能も多数装備している。
MINI Convertible Seaside Editionの主な装備内容
■ ボディ・カラー: カリビアン・アクア
■ ブラック・ミラー・キャップ
■ 18インチ・パルス・スポーク・2トーン(ランフラット・タイヤ)
■ 内装: レザー・チェスター・サテライト・グレーまたはレザー・クロス・パンチ・カーボン・ブラック
■ Seasideナッパ・レザー・ステアリング・ホイール
■ Seasideホワイト・エクステリア
■ Seasideサイド・スカットル
■ Seasideインテリア・サーフェス
■ Seasideフローティング・ホイール・キャップ
■ Seasideキー・キャップ
■ Seasideフロア・マット
■ Seasideドア・シル・プレート
■ リアビュー・カメラ
■ パーキング・アシスト(PDCフロント&リア)
■ コンフォート・アクセス
■ ITSスポット対応ETC車載器システム内蔵自動防眩ルーム・ミラー
■ フロント・アームレスト
■ ストレージ・コンパートメント・パッケージ
■ シート・ヒーター(フロント/左右)
■ アンビエント・ライト
■ MINIドライビング・モード
■ ドライビング・アシスト(前車接近警告機能、衝突被害軽減ブレーキ、レーン・ディパーチャー・ウォーニング機能)
■ オートマチック・エアコンディショナー
■ クルーズ・コントロール
■ ライト・パッケージ
■ SOSコール
■ テレ・サービス
■ スマートフォン・インテグレーション(Apple CarPlay)
■ ワイヤレス・チャージング
■ マルチ・ディスプレイ・メーター・パネル
価格
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(ミニ)
前輪駆動のモーターは、最高出力190kW/最大トルク350Nmを発揮 今回導入される「MINI JOHN COOPER WORKS E/ACEMAN E」は、新しいMINIのデザイン言語が注がれた最新[…]
今年は31台のクルマがノミネートされ、投票で今年の顔となるイヤーカーが選ばれる 「日本カー・オブ・ザ・イヤー」は、日本のモータリゼーションの発展と、コンシューマーへの最新モデルおよび最新技術の周知を目[…]
高性能2リッターターボに、7速トランスミッションを採用 今年3月に国内導入が始まった新世代のミニモデルは、3ドア、5ドア、コンバーチブルの3種類のボディタイプを持つ「MINI COOPER」、電気自動[…]
排気量とスペックが異なる、2つのターボモデルを導入 新型「MINI COOPER 5 DOOR」は新世代ミニとしては第四弾のモデルとして国内導入が図られる。すでに導入済みの3ドアモデルに対して、全長を[…]
MINI史上初の電気クロスオーバー 新型MINI ACEMANは、MINI COOPERと同様にプレミアムスモールコンパクトセグメントに位置付けられ、現代のいきいきとしたシティライフにマッチする。洗練[…]
最新の関連記事(ビー・エム・ダブリュー)
第4世代の新型1シリーズ BMW 1シリーズは、2004年に初代モデルが誕生。BMWのラインナップにおいて最もコンパクトなモデルだ。約50:50の理想的な前後重量配分、スポーティで俊敏なハンドリング性[…]
BMW M8 Competition M xDriveのファイナルエディション BMW M8 Competition M xDriveは、最高出力625PS(460kW)/6,000rpm、最大トルク[…]
8シリーズのファイナルエディション BMW 8シリーズは、ピュアスポーツモデルに匹敵する高い走行性能に加え、美しいスタイリングで強烈な存在感を持つモデルだ。2枚ドアのクーペモデルをベースに、オープンエ[…]
サーキット走行が可能な本格ハイパフォーマンスモデル BMW M3セダンはBMW 3シリーズ セダンの、BMW M3ツーリングはBMW 3シリーズ ツーリングをベースに、BMW M社が開発した高性能マシ[…]
ALCANTARA®でカスタマイズ 機能性、高級感、そして独自性を兼ね備えた自動車を紹介することを目的としたこのプロジェクトでは、ALCANTARA®でカスタマイズされた内装と外装の新作モデルが展示さ[…]
人気記事ランキング(全体)
キャンパーシリーズ初の軽モデル トヨタモビリティ神奈川では他にも「キャンパーアルトピアーノ」「ハイエースキャンパー」「ハイエースイージーキャンパー」といったラインナップが展開されている。いずれもタウン[…]
ドリンクホルダーを拡張できる便利アイテムを発見 筆者はいつもコーヒーや炭酸飲料などが好きで、ほぼ毎日のように飲んでいる。ドライブ中にも眠気覚まし的によく愛飲している。車にはドリンクホルダーがいくつか設[…]
ワゴンのように使えるキャンピングカー Camper-Rの最大の特長は、キャンピングカーでありながらワゴン車のような自然な使い勝手を持つ点にある。乗車定員は5名で、セカンドシートには柔らかなボディホール[…]
ベース車はホンダ N-VAN e: ! 大空間が魅力のEV軽キャンパーだ 今回紹介する軽キャンピングカーは岡モータース(香川県高松市)のオリジナルモデル、ミニチュアシマウザーCP。ジャパン[…]
ホイールに付いた黒い頑固な汚れの原因はブレーキダスト 新車で購入した際はピカピカだった自慢のホイール。しかし、時を経てよく見てみると、黒い汚れが固着しているのに気づく。洗車しても全然落ちないほど頑固な[…]
最新の投稿記事(全体)
まずは、旧車で一番人気の「ハコスカ」の燃費はどのぐらい? まずは旧車界のトップアイドル、「ハコスカ」の燃費から見ていきましょう。 ちなみに、ハコスカから後に発売された中上級クラスの日産車のエンジンは、[…]
機能が生み出す官能的なフォルム アルピーヌ A390のデザインは、ひと目でアルピーヌとわかるアイデンティティと、空力性能の徹底的な追求が見事に融合している。全長4615mmの伸びやかなボディは、同社の[…]
運転中に買い物袋が「バサーっ」。こんな経験ありません? 車で買い物に行ってラゲッジスペースに荷物を積み、帰宅。運転中の加速やカーブで、荷室の荷物がガタンと倒れる音が聞こえる…。それからカーブの度にペッ[…]
偶数段と奇数段の2つのクラッチを交互に切り替えるのがツインクラッチ 第3のオートマチックトランスミッションともいえるのがツインクラッチを採用したトランスミッションだ。偶数段と奇数段用の二つのクラッチを[…]
“使える”をコンセプトにした多用途軽キャン 軽キャンとは思えない広さと快適性、そして日常使いにも耐える柔軟性を備えたこのモデルは、「使える軽キャンパー」として多くのユーザーから支持されている。この記事[…]
- 1
- 2