ドイツ本国でBMW新型「5シリーズセダン」が現地時間の2023年5月24日に発表されたばかりだが、日本法人のビー・エム・ダブリュー株式会社が初期生産限定モデル「THE FIRST EDITION(ザ・ファースト・エディション)」の先行販売の受付を5月25日から開始することを発表した。納車は、2023年第四四半期以降を予定している。
●文:月刊自家用車編集部
マイルドハイブリッドの「523i THE FIRST EDITION」が934万円。バッテリーEVの「 i5 eDrive40 THE FIRST EDITION」が1098万円
今回発表された「THE FIRST EDITION(ザ・ファースト・エディション)」は、BMWオンライン・ストア(https://online-store.bmw.co.jp/)のみで先行販売が行われ、新型BMW 5シリーズの日本における正式発表後、早い段階での納車が約束されるというもの。
ラインナップされるのは、2.0L直4ガソリンターボエンジンに48Vマイルドハイブリッドシステムを組み合わせた「523i M Sport(ゴーニーサンアイ・エム・スポーツ)」をベースにした「523i THE FIRST EDITION」と、バッテリーEVの「i5 eDrive40 M Sport(アイファイブ・イードライブヨンマル)」をベースにした「i5 eDrive40 THE FIRST EDITION」だ。
ボディカラーには、ユーザーから要望の多いミネラル・ホワイトおよびブラック・サファイアが採用され、インテリは「523i THE FIRST EDITION」がブラックのアルカンターラ/ヴェガンザ仕様、「i5 eDrive40 THE FIRST EDITION」がブラックの高品質なメリノ・レザー・シートとの組み合わせとなる。また、煌びやかなクラフテッド・クリスタル・フィニュッシュをセンター・コンソールに採用するなど高級感の演出も特長だ。
合計300台限定で販売され、その内訳は「523i THE FIRST EDITION」が200台。「i5 eDrive40 THE FIRST EDITION」が100台となる。車両本体価格は、「523i THE FIRST EDITION」が934万円。「i5 eDrive40 THE FIRST EDITION」が1098万円だ。
●新型BMW5シリーズセダン「THE FIRST EDITION」車両本体価格
・BMW 523i THE FIRST EDITION:934万円
・BMW i5 eDrive40 THE FIRST EDITION:1098万円
※右ハンドル仕様のみ。
●「THE FIRST EDITION」主な装備内容
・エクステリア・カラー:ミネラル・ホワイトまたはブラック・サファイア
・インテリア:Mアルカンターラ/ヴェガンザ・コンビネーション(ブラック)※1
・インテリア: BMW Individualエクステンド・メリノ・レザー(ブラック/アトラス・グレー)※2
・20インチMライト・アロイ・ホィール スター・スポーク・スタイリング938Mバイ・カラー(ジェット・ブラック)※1
・21インチBMW Individualエアロ・ダイナミック・ホィール954Iバイ・カラー(ジェット・ブラック)※2
・アダプティブ・サスペンション
・インテグレイティッド・アクティブ・ステアリング(前後輪統合制御ステアリング・システム)
・パーキング・アシスト・プロフェッショナル
・ドライビング・アシスト・プロフェッショナル(高速道路渋滞時ハンズ・オフ・アシスト付)
・BMWカーブド・ディスプレイ(12.3インチ マルチ・ディスプレイ・メーター・パネル & 14.9インチ ワイド・コントロール・ディスプレイ〔タッチ・パネル機能付〕)
・BMWヘッドアップディスプレイ
・BMWドライブレコーダー
・インテリアカメラ
・アラームシステム
・アダプティブLEDヘッドライト
・キドニーグリル: BMWアイコニック・グロー
・サンプロテクションガラス
・パノラマガラスサンルーフ
・アンビエントライト/BMWインタラクションバー
・クラフテッドクリスタルフィニッシュ
・アクティブベンチレーションシート(運転席/助手席)※2
・スポーツシート(運転席/助手席)※1
・電動調節式コンフォートシート(運転席/助手席)※2
・トラベル&コンフォートシステム
・4ゾーンオートマチックエアコンディショナー
・コンフォートアクセス
・BMWデジタルキープラス
・HiFiスピーカー・システムharman/kardon※1
・Bowers & Wilkins ダイヤモンドサラウンドサウンドシステムアラームシステム※2
※1:BMW 523i THE FIRST EDITIONのみ
※2:BMW i5 eDrive40 THE FIRST EDITIONのみ
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(ビー・エム・ダブリュー)
第4世代の新型1シリーズ BMW 1シリーズは、2004年に初代モデルが誕生。BMWのラインナップにおいて最もコンパクトなモデルだ。約50:50の理想的な前後重量配分、スポーティで俊敏なハンドリング性[…]
BMW M8 Competition M xDriveのファイナルエディション BMW M8 Competition M xDriveは、最高出力625PS(460kW)/6,000rpm、最大トルク[…]
8シリーズのファイナルエディション BMW 8シリーズは、ピュアスポーツモデルに匹敵する高い走行性能に加え、美しいスタイリングで強烈な存在感を持つモデルだ。2枚ドアのクーペモデルをベースに、オープンエ[…]
サーキット走行が可能な本格ハイパフォーマンスモデル BMW M3セダンはBMW 3シリーズ セダンの、BMW M3ツーリングはBMW 3シリーズ ツーリングをベースに、BMW M社が開発した高性能マシ[…]
ALCANTARA®でカスタマイズ 機能性、高級感、そして独自性を兼ね備えた自動車を紹介することを目的としたこのプロジェクトでは、ALCANTARA®でカスタマイズされた内装と外装の新作モデルが展示さ[…]
最新の関連記事(新車)
内外装を黒で染め上げた、1ランク上のレイバックを投入 今回の一部改良で、「Limited EX」をベースとした特別仕様車「Black Selection」を新設定。 特徴としては、インテリアの本革シー[…]
エクステリア&インテリアデザインの変更を実施 今回実施された改良では、一部グレードのインテリアデザインを変更。「Smart Edition EX」には「GT-H EX」のインテリアを採用、「Black[…]
「STI Sport R EX」をベースとした特別仕様車「STI Sport R-Black Limited」を新設定 今回実施した改良では、「STI Sport R EX」のホイールデザインを、切削[…]
誕生から25周年を迎え、さらなる高みに達した911の人気バージョン 世界中のスポーツカーメーカーが指針とするポルシェ 911シリーズは、1963年のデビューから60年を経た現在もデザインや基本コンセプ[…]
原材料価格の高騰を理由とした、価格改定も実施 今回実施した一部仕様変更では、安全性能の向上が図られたほか、原材料価格の高騰を理由に価格改定も実施されている。 ●コペン グレードバリエーション&価格パワ[…]
人気記事ランキング(全体)
知っているようで、実は見落としているマイカーの機能 全てを知っているつもりでいても、実は意外と活用できていない機能が存在するのがクルマ。今回は、給油にまつわる見落とされがちな機能を紹介しよう。 給油口[…]
フロントガラスが曇る原因や時期を知っておこう フロントガラスの曇りは視界を妨げるだけでなく、悪天候/夜間など視認性が低下する状況では特に運転の安全性に影響を与えます。 フロントガラスが曇る主な原因は、[…]
車内を暖かく! カーエアコンの正しい使い方とは? 車内を快適な温度に保つために必要な、カーエアコンの正しい使い方を4つのポイントから見ていきましょう。 まずひとつ目のポイントは、カーエアコンの起動タイ[…]
車載ジャッキの使い方の基本 ジャッキというと、車載ジャッキを思い浮かべるビギナーは多いハズ。しかし、車載ジャッキはあくまでパンクのときなどのための応急用であり基本的にメンテナンスでは使用してはならない[…]
ベース車両はホンダのフリード ベースとなる車両はホンダのフリード。街乗りでも違和感がないうえに、広い車内スペースが、アウトドアでも大活躍する車だ。 小回りが効くサイズ感で運転しやすいフリード。しかしな[…]
最新の投稿記事(全体)
傘をさしたままオープンカーで走行!これってアリなの? オープンカーの魅力は開放感や自由さにあるといっても過言ではないでしょう。特に夏の時期は風を感じながら海沿いをドライブするなど、オープンカーでしか味[…]
タイヤの基本点検テクニック タイヤは安全に直結する最重要なパーツ。摩耗が限界まで進んでいたり空気圧が適正でないと、乗り心地ウンヌン以前に危険なので、キッチリとチェックしておきたい。 また、タイヤは足回[…]
R32型スカイラインGT-R(BNR32)が令和に蘇る! 2025年1月10日(金)~1月12日(日)、千葉県の幕張メッセで開催されるカスタマイズカーショー、東京オートサロン2025。 日産自動車株式[…]
内外装を黒で染め上げた、1ランク上のレイバックを投入 今回の一部改良で、「Limited EX」をベースとした特別仕様車「Black Selection」を新設定。 特徴としては、インテリアの本革シー[…]
エクステリア&インテリアデザインの変更を実施 今回実施された改良では、一部グレードのインテリアデザインを変更。「Smart Edition EX」には「GT-H EX」のインテリアを採用、「Black[…]
- 1
- 2