Stellantisジャパン株式会社は、Alfa Romeo(アルファ ロメオ)ブランドの SUV「Tonale(トナーレ)」のプラグインハイブリッドモデ ル、新型「Tonale Plug-In Hybrid Q4」を8月26日より販売することを発表した。価格は675万円から740万円。また導入記念モデルの「Tonale Plug-In Hybrid Q4 サンルーフエディション」も合わせて発売される。価格は755万円。
●まとめ:月刊自家用車編集部(ハラ)
EV走行可能レンジは72km。総出力は280hpを発揮
今年1月に発表した新型SUV「Tonale(トナーレ)」にPHEVモデルが追加。今回導入される「Tonale Plug-In Hybrid Q4」は、EVが持つ⼒強さと静粛性、環境性能に加えて、ガソリン車が持つドライビングフィール、航続距離を併せ持ったPHEVモデルになる。
搭載されるバッテリーは15.5kWh仕様。WLTCモードで72kmのEV走行レンジが可能で、日常生活における多くのシーンをEV走行でカバーできるとのこと。ドライブトレインは、フロント側が1.3Lマルチエアーターボガソリンエンジン、リヤ側が最大出力94kw/250Nmのモーターの組み合わせ。総出力280hpのパワフルなドライビングエクスペリエンスを可能としている。0-100 km/h加速は6.2秒。
走行中の車両のトラクションを常に管理し、パフォーマンスと効率の面で高い性能を発揮する、「Q4 All-Wheel Drive System(オールホイールドライブシステム)」も搭載。幅広い路面コンディションにおいて、良質のドライビングプレジャーを実現している。
走行中は、「ALFA™ DNAドライブモード」により、以下3つのドライブモードを選択が可能。
・ADVANCED EFFICIENCY:
電気のみでの⾛⾏するモード。最高速は135km/h。バッテリーの充電レベルが低下し
た場合、アクセル全開加速をした場合は、自動でNATURALモードに切り替わりま
す。
・NATURAL:
システムを最も効率的に利⽤できるように、パワーや燃料消費を最適化したモード。
モーターで⾛⾏を開始し、充電レベルの低下と合わせて、エンジンを利用します。
・DYNAMIC:
エンジンとモーターを組み合わせた、スポーティなドライビングモード。スロットル
の応答をシャープにすることで、フルパワー時にギアシフトが早期化し、減速時には
トルク配分を最適化し、回生量が増加します。
キャビンまわりは、センタースクリーンにPHEV専用の「ハイブリッド」ページが追加され、エネルギーフローの確認、⾛⾏履歴の確認、充電予約の設定、充電設定等が可能。「ブレーキングと回生からエネルギーを回収する「バッテリー節約」モードと、エンジンを使用して設定した目標レベル(40%+, 60%+, 80%+)まで充電を⾏う「バッテリー充電」モードの切り替えも可能になっている。
チャージポート側のリアドアガラスに「エレクトロ・ビショーネ」のアイコンが配置。これはアルファ ロメオブランドの象徴である蛇(ビショーネ)が電動化したデザインであり、ブランドの核となるスポーティネスを継承しながら、電動化への「La Metamorfosi(ラ・メタモルフォシ/変革)」を体現しているとのこと。さらに、「Veloce(ヴェローチェ)」グレードのリヤ側には、クロームのデュアルエキゾーストパイプを装備することで、スポーティネスの演出も図られている。
ボディカラーは、アルファ ホワイト、アルファ レッド、アルファ ブラック、ヴェスヴィオ
グレー、モントリオール グリーンの5色を設定。(Tiグレードは、アルファ ホワイト、アルファ レッドの2色展開)
Tonale Plug-in Hybrid Q4の日本導入に際して、特別限定車「Tonale Plug-in Hybrid Q4サンルーフエディション」も設定。このモデルは、Tonaleの「Veloce(ヴェローチェ)」グレードをベースに、サンルーフとハンズフリー機能付き電動テールゲートを特別装備していることがポイント。ボディカラーは、モントリオール グリーンとヴェスヴィオ グレーの2色が設定されている。
マイルドハイブリッド(MHEV)モデルについても、同様の特別限定車「Tonale Hybrid サンルーフエディション」の販売が開始された。価格は625万円。
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