
テスラは日本時間12月1日、テスラ本社のあるギガファクトリー・テスラにて電動ピックアップトラック「Cybertruck(サイバートラック)」の納車を開始した。
●文:月刊自家用車編集部
実現不可能と言われていた車が登場
発売から納車まで4年の歳月を費やした「Cybertruck」は、ステンレス鋼の外骨格ボディ、アーマーガラス、オールテレインタイヤを採用し、耐久性と同時にあらゆる路面状況に適応。
約4,990kgの牽引力はアフリカ象を引っ張れるほどだという。
最上級グレードであるサイバービーストの加速性能は、わずか2.7秒で時速100kmまで到達し、ポルシェ911よりも速い加速性能を誇る。
最高速度は209km/hで、高速走行時も安定し、新たに採用したステアバイワイヤーとリアステアリングによって、スポーツカーのようなハンドリングを実現している。
損傷、腐食を軽減するため塗装は施さず。
テスラの車両設計における最優先事項は安全性となり、これは「Cybertruck」も同様だという。
ボディは新しい合金を作り上げ、サブマシンガンによる「耐久試験」も車体に1発の銃弾も貫通せず無事に合格。
アーマーガラスも時速112kmの野球ボールや直径2.5cm~5cmの雹の衝撃にも耐える耐久性を持つ。
また、超低重心の車高は横転リスクの低減にも役立っている。
現在の価格は、RWD(後輪駆動モデル)が60,990 ドル、AWD(全輪駆動モデル)が79,990 ドル、
最上位モデル「サイバービースト」が99,990 ドルとなる。
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