
ホンダは、新型SUV「WR-V(ダブリューアールブイ)」を2024年3月22日に発売することを発表した。価格は209万8800~248万9300円。
●まとめ:月刊自家用車編集部
パワートレーンはガソリン車のみ、クラストップレベルのキャビン&荷室空間にも注目
今回導入されるWR-Vは、力強いデザインに加えて、クラストップレベルの荷室空間を実現したコンパクトSUV。ラインナップをガソリン車のみに絞り込むことで、求めやすい価格を意識し開発されていることも特徴。
グレードは「X」「Z」「Z+」の3タイプを設定。全モデルに最高出力118PS、最大トルク14.5kg・mを発揮する、1.5L直4DOHCを搭載する。駆動方式はFFのみ。
WR-Vの特徴
パッケージング
・運転席は、高いアイポイントによる見晴らしの良い視界と、操作しやすいステアリングやペダル配置によるセダンライクな運転感覚を両立。
・後席は、一クラス上のゆとりある空間を目指し、頭上空間の広さを確保。ドアライニングの下部や前席シートバックの形状を工夫することで、優れた乗降性も確保している。
・荷室は、壁面をフラットに近い形状にしたり、床下収納を設けたことで、クラストップレベルとなる458L(VDL方式)の荷室容量を確保。
・最低地上高はクラストップレベルとなる195mm。
デザイン
・エクステリアは、スタイリングから安心と信頼を感じられるようなデザインを採用。フロントはサイドのベルトラインから水平に車両前端まで伸ばしたフロントフードとスクエアなフロントグリルにより、分厚いロングノーズを実現。リヤまで貫くようなボディ形状により、堂々とした佇まいを獲得している。
・インテリアは、シンプルで水平基調なデザインとし、スイッチ類を中央に配置することで運転しやすい空間を実現。エアコンの風を後方に届けるリアベンチレーションを全タイプに標準装備している。
ダイナミクス
・運転する人の「走る、曲がる、止まる」の医師に対して的確に反応するハンドリング性や車体の安定性、快適な乗り心地を追求。ダイナミックな走行性能を実現した。
・パワートレーンは、1.5L DOHC i-VTECエンジンを搭載。CVTは、DBW(ドライブ・バイ・ワイヤ)とCVTの協調制御「G-design Shift」を採用したことで、リニアな加速フィールを追求している。
・フィットのシャーシをベースに、電子制御パワーステアリングやサスペンションをWR-V向けに最適化し、リニアな操縦性を実現した。
・エンジンマウント類の配置やサイズを最適化することで、エンジンの振動を低減。
安心・安全領域
先進の安全運転支援システム「ホンダセンシング」を全タイプに標準装備。フロントワイドビューカメラと前後8つのソナーセンサーを用いたシステムを採用した。
| グレード | 価格 |
| X | 209万8800円 |
| Z | 234万9600円 |
| Z+ | 248万9300円 |
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