
MINIは、ガソリンエンジンを搭載した新型MINIクーパーを発表。3気筒のガソリンエンジンモデルが「新型MINIクーパーC」、4気筒のガソリンエンジンモデルを「新型MINIクーパーS」と2つのバリエーションを設定した。
●文:月刊自家用車編集部
「新型MINIクーパーC」と「新型MINIクーパーS」
MINI Cooperの第5世代となる「新型MINIクーパー」は、シンプルさとMINIの典型的なプロポーションが印象的なモデルだ。両モデルともガソリンエンジンを搭載し、クラシックな3ドアとなっている。
「新型MINIクーパーS」
パワートレーンは、「新型MINIクーパーC」が3 気筒エンジンを搭載し、156 馬力、最大トルク230Nmを発生する。0-100km加速は7.7秒。
「新型MINIクーパーS」が、 4 気筒エンジンを搭載し、204馬力、最大トルク300Nm、0-100km加速は6.6秒。また、両モデルとも機敏なハンドリングを実現するために設計されたサスペンションとダンピング システムを装備する。
エクステリアは、ピュアなデザインとコンパクトなシルエットを備え、最小限の環境負荷で最大のドライビングプレジャーを実現するというブランドの基本的なアイデアを体現している。
新しい八角形のグリルがMINI クーパーの特徴的な顔を際立たせ、標準装備される水平方向のLED デイタイムランニングライトが新型となったMINIクーパーの外観を強調。MINI LED ヘッドライトのデイタイムランニングライトと再設計されたマトリックスリアライトが、印象的な外観をさらに強化している。
新しい八角形のグリルと水平方向のLED デイタイムランニングライトが採用されたフロント
マトリックスリアライト
エレガントでミニマルなインテリア デザインは、クラシックな Mini からインスピレーションを得ているという。新しいステアリングホイール、円形OLEDディスプレイ、典型的なMINIトグルバー、ツートンカラーのテキスタイルダッシュボードがコックピットに開放感を生み出し、広々としたスペースを備えたモダンなインテリアとなっている。また、後部座席を6:4の比率で倒すと、荷室容量は210ℓから最大725ℓに拡張可能だ。
インパネ
パーキング ブレーキ、ギア セレクター、スタート/ストップ キー、エクスペリエンス モード トグル、ボリューム コントロール)は、トグルバーで入力できるようになっており、センターコンソールには、ワイヤレス充電器を装備している。
パーキングブレーキなどを入力するトグルバー
オプションの MINI エクスペリエンス モードの一部として、2 台のプロジェクター ユニットがさまざまな照明付きグラフィックをダッシュボードに照射。各モードには独自のダイナミックな背景があり、ドライバーの個人的な好みに応じて選択できる。個人モードでは、MINI アプリを介して個人の写真をディスプレイの背景として設定が可能で、写真の主要な色は、照明されたグラフィックとしてダッシュボードとドア パネルのテキスタイル表面全体に広がる。
2 台のプロジェクターユニットがさまざまな照明付きグラフィックをダッシュボードに照射
新型MINIクーパーは、駐車車両の周囲を監視、ドアが開く前に接近する歩行者に警告し、衝突を防ぐシステムや、ステアリングと車線維持をする安全で快適な運転を実現するための多数の運転支援システムを装備。また、「Hey MINI」と言うだけで、OLED ディスプレイ上の MINI インテリジェント パーソナル アシスタント (IPA) が起動。MINI IPA と対話することで、ドライバーは音声を使用して、ナビゲーション、電話、エンターテイメント、その他の車両機能などを利用することができる。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(新車)
後側方警戒機能を全グレードに標準装着 今回実施された改良で、ボディカラーに「シトロンイエロー・パール」が追加されたほか、「緊急時プリクラッシュステアリング」や「スバルリヤビークルディテクション」、「エ[…]
最高級クリオロブラウンナッパレザーを贅沢に使用し、美しいインテリアを実現 DS4は、アヴァンギャルドなデザインと最先端技術を特徴とするCセグメントハッチバックモデル。彫刻的なボディラインやクロームのア[…]
欧州仕様車には、2.5Lガソリン・Mハイブリッドを搭載 CX-5は、2012年に導入されて以来、マツダの主力商品として世界100以上の国と地域で販売され、グローバル累計販売台数は450万台以上を記録す[…]
専用サイトを通じて最新情報は随時更新予定 「e VITARA(以下e ビターラ)」は、EVらしい洗練された先進性とSUV特有の力強さを兼ね備えたデザインが与えられた、スズキの世界戦略モデル。 今後、グ[…]
メモリアルモデルにふさわしい、特別な内外装加飾を装着 特別仕様車「“THE 70th”」は、日本の風景との調和を意識した特別なバイトーンのボディカラー(プレシャスメタル×プレシャスホワイトパールとプレ[…]
最新の関連記事(ビー・エム・ダブリュー)
第4世代の新型1シリーズ BMW 1シリーズは、2004年に初代モデルが誕生。BMWのラインナップにおいて最もコンパクトなモデルだ。約50:50の理想的な前後重量配分、スポーティで俊敏なハンドリング性[…]
BMW M8 Competition M xDriveのファイナルエディション BMW M8 Competition M xDriveは、最高出力625PS(460kW)/6,000rpm、最大トルク[…]
8シリーズのファイナルエディション BMW 8シリーズは、ピュアスポーツモデルに匹敵する高い走行性能に加え、美しいスタイリングで強烈な存在感を持つモデルだ。2枚ドアのクーペモデルをベースに、オープンエ[…]
サーキット走行が可能な本格ハイパフォーマンスモデル BMW M3セダンはBMW 3シリーズ セダンの、BMW M3ツーリングはBMW 3シリーズ ツーリングをベースに、BMW M社が開発した高性能マシ[…]
ALCANTARA®でカスタマイズ 機能性、高級感、そして独自性を兼ね備えた自動車を紹介することを目的としたこのプロジェクトでは、ALCANTARA®でカスタマイズされた内装と外装の新作モデルが展示さ[…]
人気記事ランキング(全体)
奥まで届く薄型設計で内窓掃除が快適に 近年の車はフロントガラスの傾斜が鋭角になり、従来の内窓ワイパーでは掃除しづらいケースが増えている。特にプリウスなど一部車種ではダッシュボード付近に大きなモニターや[…]
ポップアップルーフがもたらす圧倒的な開放感 まず注目したいのは、ポップアップルーフによって実現した最大2000mmという室内高。この高さがあることで、室内で立ったまま着替えたり、作業したりすることがで[…]
気になっていた折りたたみ式サンシェードを購入 近年の日本の夏の暑さは尋常ではない。今年も6月から猛暑日があったり、この先が思いやられる暑さが続いている…。 この高気温のせいで、駐車中の車内の温度はかな[…]
引っ張るだけでOK、瞬時にセット完了 ロール式サンシェードの最大の魅力は、その操作の簡単さにある。取り付けは非常にシンプルで、工具も必要なくサンバイザーに専用パーツを固定するだけ。その状態でロール部分[…]
2代目ローレルは、ケンメリスカイライン(4代目)とシャシーを共有する兄弟車だった 2代目のローレルは1972年の4月に発売されました。この頃のローレルの日産内の立ち位置は“高級GT”といった感じで、ス[…]
最新の投稿記事(全体)
バッテリートラブルは夏場でも多く発生する バッテリートラブルって、寒い冬場に起きるものだと思っているユーザーが多いのではないだろうか。だが、実はエアコンなどをフル稼働させる夏場のほうがバッテリーを酷使[…]
夏の猛暑も怖くない、ロール式サンシェードが作る快適空間 夏のドライブで誰もが感じる悩みは、車内の暑さだ。炎天下に駐車すれば、シートやダッシュボード、ハンドルが触れないほど熱くなる。さらに紫外線による内[…]
暗所の映像も鮮明に記録。2つのカメラにSTARVIS技術搭載センサーを採用 ドライブレコーダーのトップブランド、コムテックが新たにリリースした新機種、ZDR-850Rは、前後2つのカメラで全方位を記録[…]
座るだけでクールダウン 夏のドライブが快適になる最新カーシート 夏の車内は、ただでさえ暑い。長時間の運転や渋滞に巻き込まれたとき、背中やお尻の蒸れが不快感を倍増させる。そんな夏の悩みを一気に解消するの[…]
大阪の商人らしい、「商いのうまさ」で誕生したコンパーノ コンパーノは、ダイハツが戦前から築き上げてきた商用車メーカーとしての地位から、乗用車市場へと本格的に参入する転機となった記念すべきシリーズモデル[…]
- 1
- 2