最高峰のスポーツカーが登場! アストンマーティン ジャパン、NEW VANTAGEを発表

アストンマーティンは、アイコニックな血統の最新モデル、新型Vantageを発売する。Vantageは2024年第1四半期から生産され、第2四半期以降に納車が開始される予定となっている。

●文:月刊自家用車編集部

クラス最高位の665PS/ 800Nmのパワーを発揮

新型のアストンマーティンVantageは、アストンマーティンの伝統と最新の技術の融合を象徴するモデルだ。Vantageは、アストンマーティンのスポーツカーの真髄を体現し、その歴史の中で最高のドライバーオリエンテッドなモデルとして位置付けられている。

Vantageの歴史は、1950年の初登場から始まる。1964年にはモデル名として採用され、Vantageのバッジを付けたDB5の高性能バージョンがこのクラスの新たなフラッグシップとなった。1970年代初めには単独モデル名として導入され、それ以降、Vantageの名はアストンマーティンのモデル・ラインアップにおいて重要な役割を果たしてきた。Vantageは、完璧なスタイル、記憶に残るパフォーマンス、比類のない個性の代名詞となり、これまで名声を博してきたモータースポーツの本質を体現している。

新型Vantageは、その伝統的なパフォーマンスを楽しむだけでなく、高い信頼性と安全性を備え、ドライビングの高揚感を提供するために開発された。この新型Vantageは、時代の最先端を捉えたデザインと、従来のスポーツカー市場では見られなくなっている特徴を融合している。圧倒的なパワーと鋭いハンドリング、フロントエンジンと後輪駆動のシャシーの絶妙なバランスを持ち、その特徴的なスタイルと卓越したパフォーマンスによって、愛好家たちを虜にする。

新型のアストンマーティンVantageは、手作業で組み立てられた4.0リッターツインターボV8エンジンを搭載し、最高出力665PSと800Nmのトルクを誇る。0-100km/h加速はわずか3.5秒で、最高速度は325km/hに達する。これらの性能は、カムプロファイルの変更や圧縮比の最適化などの広範囲のチューニングによって実現された。

エクステリアでは、ボディが30mm拡幅され、フロントエンドやサイドに変更が加えられ、劇的なスタイリング効果とエアロダイナミクス機能を追加。また、カスタマイズも可能で、「Q by Aston Martin」パーソナライゼーション・サービスを利用して、個々の要望に合わせた仕様を選択できる。

10.25インチのタッチスクリーンを採用し、シングルフィンガー、マルチフィンガーなどのジェスチャーコントロールが可能となっている。また、頻繁に使用するコントロール系のスイッチなどはを、前方から目を離すことなく直感的に操作できるよう設計されている。

NEW VANTAGE TECHNICAL SPECIFICATION
ボディ
2ドア・ボディスタイル(2+0シート)
押出接着アルミニウム・ボディ構造&複合素材パネル

エンジン                                                       
4.0L V8ツインターボ
過給インタークーラー
フロント・ミッドマウント・エンジン、後輪駆動
最高出力:665PS / 656bhp / 489kw @ 6,000rpm
最大トルク:800Nm / 590 lb-ft @2,750 – 6,000rpm
最高速度:202mph / 325km/h
0-60mph:3.4秒
0-62mph / 0-100km/h:3.5秒
圧縮比:8.6
可変デュアル・カムシャフト・タイミング
フルCNC加工燃焼室

トランスミッション                                     
リア・マウント、8速オートマチック・トランスミッション
トルク・コンバーター
エレクトロニック・リア・リミテッド・ディファレンシャル
カーボンファイバー製プロペラシャフト

※本記事の文責は当該執筆者(もしくはメディア)に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。