
アストンマーティンは、新型Vantageがフォーミュラー1の新公式FIAセーフティカーに採用されたと発表。
●まとめ:月刊自家用車編集部
セーフティカーに採用された新型Vantage
チューニングされ、さまざまな特別装備をまとったセーフティーカー仕様の新型Vantageは、2024年3月6日~3月9日に開催される「フォーミュラ1® STC サウジアラビア グランプリ 2024」でデビューする。フォーメーションラップで全20台のF1マシンを先導した後、ピットレーン出口で待機し、安全上の必要がある場合にはコースに出て、F1レースのペースをコントロールする役目を果たすという。
シートはポールポジションシートに変更され、FIAセーフティカーのドライバーと同乗者が高速でサーキットを走行する際も、しっかりと座席に固定されるようになっており、ビスポークのセンターコンソールには、FIAのシステムを操作するためのスイッチ類が装備されているほか、ライブのラップタイム、全マシンのコース上の位置、そしてリアビューカメラを表示するスクリーンも設置されている。また、ブランドのレーシングカラーにちなんで、インテリアは独自のライムエッセンスのトリムで仕上げられている。
アストンマーティンのグループ最高技術責任者であるロベルト・フェデリ氏は、「Vantageに込められたすべての思い、すべてのアイデア、すべてのテクノロジー、そしてデザイナーによる創造のすべてが、F1ファンの皆様にお楽しみいただけるようになりました。この新型モデルはすでに、これまでで最も速く、最もドライバーにフォーカスしたVantageであり、この特別な役割に最適なクルマです。今回F1の公式FIAセーフティカー向けに仕様を変更する際、FIAの装備を追加する作業だけで済みました。もちろん、サーキットをアタックし、最新のウルトラ・ラグジュアリーなハイパフォーマンス・カーの能力を発揮できるよう、ロードカーにはないエアロも追加されています。」と述べた。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(海外ニュース)
最新の電動技術とスマート技術を注入したミッドサイズセダン 「MAZDA6e」は、2024年4月の北京国際モーターショーで発表されたミッドサイズセダンの電動車「MAZDA EZ-6(マツダ イージーシッ[…]
MAZDA EZ-6(市販予定車:エアログレーメタリック外板色) 新型電動車セダン「MAZDA EZ-6」は中国市場専用モデルで、電気自動車(BEV)とプラグインハイブリッド車(PHEV)を設定し、後[…]
CX-8の後継を期待される、3列シートSUVが欧州で発表 今回、欧州で発表された新型「CX-80」は、マツダが展開している新世代ラージ商品群の第4弾となる、ミッドサイズクロスオーバーSUV。国内でも昨[…]
CX-80欧州仕様 3列シートで最大7名乗車可能なSUV。日本でも間もなく発表か!? 今回1枚の写真とともに4月18日の発表が告知された「CX-80」。CX-60に次ぐ欧州市場におけるラージアーキテク[…]
5年ぶりの大型改良で、新デザインを採用。車載IT機能も強化 現行型のQ7は、2015年に発表された第2世代モデル。2019年に最初のアップグレードが行われ、今回は2回目となる全面的なアップグレートにな[…]
人気記事ランキング(全体)
車内には、活用できる部分が意外と多い カーグッズに対して、特に意識を払うことがない人でも、車内を見渡せば、何かしらのグッズが1つ2つは設置されているのではないだろうか。特に、現代では欠かすことができな[…]
ブラック加飾でスポーティ感を演出した、日本専用の上級グレードを投入 2022年より海外で展開している6代目CR-Vは、国内向けモデルとしてFCEV(燃料電池車)が投入されているが、今回、e:HEVを搭[…]
洗ってもツヤが戻らない理由は「見えない鉄粉」にあった どんなに高性能なカーシャンプーやコーティング剤を使っても、ボディ表面のザラつきが消えないときは鉄粉汚れが原因の可能性が高い。走行中のブレーキングで[…]
家族のミニバンが、心地よい旅グルマへ 「フリード+ MV」は、ホンダのコンパクトミニバン「フリード+」をベースにしたキャンピング仕様。もともと使い勝手の良い車内空間をベースに、旅にも日常にもフィットす[…]
新型エルグランドのデザインコンセプトは「The private MAGLEV」 エルグランドは、広い室内と高級な内装を両立させた「プレミアムミニバン」のパイオニアとして1997年の初代モデルから好評を[…]
最新の投稿記事(全体)
カッコよくなっても、実用面の堅実さはしっかりと継承 低く伸びやかなボンネットから続くボディラインは、フロントウインドウからルーフ、リヤエンドまで優雅な曲線を描く。これは、生活に溶け込んだクルマという従[…]
今年の10台はコレ! 日本カー・オブ・ザ・イヤー (JCOTY)は、自動車業界における権威ある賞として40年以上の歴史があり、ご存知の方も多いことだろう。 そんな日本カー・オブ・ザ・イヤーの今年の10[…]
気づくとキズだらけ…。「えっ…どうして!?」 車内を見渡すと、カーナビやシフトパネル、インパネなどに光沢のある樹脂素材が多数使用されているのに気づく。買ったばかりのときはきれいな光沢があったのだが、気[…]
「ビッグ3」が反対した法律「マスキー法」と、ホンダの逆転劇 世界で最も早く自動車が普及するモータリゼーションが起きたアメリカでは、1960年代にはその弊害が問題化していました。1940年代からカリフォ[…]
タイヤの基本点検テクニック タイヤは安全に直結する最重要なパーツ。摩耗が限界まで進んでいたり空気圧が適正でないと、乗り心地ウンヌン以前に危険なので、キッチリとチェックしておきたい。 また、タイヤは足回[…]
















