独・アウディAGが「Audi Q7」のアップグレードモデルを発表した。
●まとめ:月刊自家用車編集部
5年ぶりの大型改良で、新デザインを採用。車載IT機能も強化
現行型のQ7は、2015年に発表された第2世代モデル。2019年に最初のアップグレードが行われ、今回は2回目となる全面的なアップグレートになる。
ドイツ本国で発表された新型Q7は、新しいフロントセクションとリヤセクションを備えた新エクステリアデザイン意匠を採用。Q7初となるレーザーハイビーム付きHDマトリクスLEDヘッドライトや、新しいデザインのホイール、ボディカラー、インテリアの装飾インレイ、コントラストステッチが施されたシートに変更されている。
さらにベースモデルとS lineエクステリアパッケージを一目で区別できるよう、ベースモデルのフロントバンパーとドアトリム、ディフューザーの一部にはコントラストカラーを採用して、オフロードモデルとしての力強い外観を強調。これらの変更により、従来モデルよりも、さらに高いレベルのカスタマイズの可能性を実現したという。
他にもSpotifyやAmazon musicなどサードパーティの人気アプリが搭載可能となった車載インフォテインメントシステムや、車両周囲の状況を表示機能が強化されたドライバーアシスタントシステムや駐車支援のリモートパークアシストプラスなど、機能装備もアップデート。
新型Q7に用意されるパワートレーンは、170kW/300Nmを発揮する3L・V6ディーゼルターボ(Q7 45 TDI quattro)、210kW/600Nmを発揮する3L・V6ディーゼルターボ(Q7 50 TDI quattro)と、250kW/500Nmを発揮する3L・V6ガソリンターボ(Q7 55 TFSI)が設定される。いずれも8速ティプトロニックと48Vマイルドハイブリッドシステムが組み合わされる。
最上級モデルのAudi SQ7 TFSIは、373kW/770Nmを発揮する4L・V8ガソリンツインターボを搭載し、8速ティプトロニックが組み合わされる。
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