
無限は「シビック タイプ R」に対して量産化を目指し、開発したパーツ群”Group A”を発表し、2024年4月19日より順次全国のHonda Carsおよび無限パーツ取扱店より発売する。
●まとめ:月刊自家用車編集部
開発コンセプトの『Extreme “R”』
FL5型『CIVIC TYPE R』用無限パーツは『Extreme “R”』をコンセプトに開発。究極のTYPE Rを実現すべく、無限のレーシングスピリットと、長年のモータースポーツ参戦により蓄積されたノウハウを注ぎ込み、野尻智紀選手を開発ドライバーに起用。開発が完了したGroupAより発売する。
Group AではFL5型CIVIC TYPE Rの空力性能を更に向上させる為、CFD解析や風洞試験、実走行テストを行い、1台の車両として最適化された形状を採用し標準車両比25%ダウンフォース増加。空力を最適化させながら、迫力のあるスタイリングとした“機能美”を実現したデザインとなっている。
エアロダイナミックは、前面に大きく張り出した「フロントアンダースポイラー」がダウンフォースの獲得に寄与すると共に車両の存在感をアピール。
フロントアンダースポイラー
サイドとリアにはフロントから繋がるようなデザインとし、ベルリナブラックで揃え上げた「サイドガーニッシュ」「リアアンダースポイラー」がロー&ワイドを更に強調し、レーシングカーのようなプロポーションへと変化させている。
サイドガーニッシュ
リアアンダースポイラー
また、「リアウイング」には走行ステージによって最適な空力性能を発揮する可変式ウイングを採用すると共に、翼端板をドライカーボン製とすることで軽量化に貢献。
その他、車両を鋭く攻撃的な印象へと変化させる「フロントバンパーガーニッシュ」が無限のレーシングスピリットを主張する。
リアウイング
フロントバンパーガーニッシュ
ハンドリングでは、走行テストを重ねCIVIC TYPE R用に最適なホイール剛性を実現。
専用設計の19インチ鍛造アルミホイール「FR10」をBBS社と共同で開発。標準装備アルミホイールに対して約-10kg/4本の軽量化を実現。カラーはダイヤモンドブラックを採用している。
また、新たに高強度素材であるSCM435(クロムモリブデン鋼)製の「レーシングナット」「レーシングロックナット」を設定し、貫通タイプとすることでスポーティな足回りを演出する。
その他、車体の振動を減衰し上質な乗り心地の実現と操縦安定性の向上を図るパーツとしてご好評の「パフォーマンスダンパー®」をCIVIC TYPE Rに最適な仕様として設定。
インテリアでは、軽量化と高いホールド感を実現するフルバケットシート「MS-C」を運転席、助手席共に設定。また、「カーボンセンターコンソールパネル」「アルカンターラシフトノブ」を設定し、インテリアをよりスポーティに演出する。
なお、「LEDテールライト」や「スポーツステアリングホイール」、「スポーツエキゾーストシステム」そして“CIVIC TYPE R Group B”など東京オートサロン等で展示したパーツの開発も継続していくとした。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(ホンダ)
朝の目覚めは“二階ベッド”でロッジ泊気分 夜になれば、ベッドに横になったまま星空を眺めることもできる。天井高は180センチを超え、車内で立って着替えや調理もこなせるから、車中泊でもストレスは少ない。リ[…]
大人2人がゆったり眠れる圧巻のベッドスペース 最大の魅力は、クラス最大級のフルフラットベッドだ。幅1,250mm(前部)から1,000mm(後部)にわたる床面は、全長2,100mmを確保し、大柄な大人[…]
最新改良で新しい外装塗料を採用。美しさと耐久性が向上している 5月に実施された一部改良(7月より改良モデルは発売)では、外装の美しさと耐久性を向上させつつ、原材料費の高騰に対応した価格改定を実施。この[…]
エンブレムフロントカメラキット(WR-V用) エンブレムカバーにスマート装着&ワイドカメラで前方視界も良好 見通しの悪い交差点や細い路地で「あと少しだけ前方視界が確保できれば…」と感じることもあるだろ[…]
ファミリーカーの顔と、キャンパーの実力を両立 「デッキワン」は、単なる車中泊用のクルマではない。平日はファミリーカーとして活躍し、週末はアウトドアフィールドで「動くリビング」に早変わりする。選べるルー[…]
人気記事ランキング(全体)
たった1秒でサンシェード。ロール式で驚きの簡単操作 ワンタッチサンシェードは、サンバイザーにベルトで固定しておけば、あとはシェードを引き下ろすだけ。駐車するたびに取り出す必要はない。収納もワンタッチで[…]
朝の目覚めは“二階ベッド”でロッジ泊気分 夜になれば、ベッドに横になったまま星空を眺めることもできる。天井高は180センチを超え、車内で立って着替えや調理もこなせるから、車中泊でもストレスは少ない。リ[…]
5年の歳月をかけて完成した独自処方のオイル系レジンコーティング カーメイトは2020年から、SUVの黒樹脂パーツの保護と美観維持に特化したコーティング剤の開発に着手した。黒樹脂パーツは表面の質感が独特[…]
大阪オートメッセでお披露目されたDパーツが、待望の製品化 今回発売されるカスタムパーツは、2025年2月に開催された大阪オートメッセのエーモンブースにて初お披露目された、新ブランド「BANDIERA([…]
ベッド展開不要の快適な生活空間 全長5380mm、全幅1880mm、全高2380mmという大型バンコンでありながら、その中身は大人二人、あるいは二人+ペットでの旅にフォーカスされている。7名乗車・大人[…]
最新の投稿記事(全体)
強烈な日差しも怖くない。傘のように開いて一瞬で守るサンシェード その名の通り、まるで傘のようにワンタッチで開閉できる設計。傘骨にはグラスファイバーやステンレスなどの丈夫な素材を使用し、耐久性と軽さを両[…]
単なるドリンクホルダーではない、1つで二役をこなすスグレモノ 車内でドリンクを飲む機会が増えるこのシーズン。標準装備のドリンクホルダーもあるものの、複数のドリンクを飲みたい場合や、乗車人数が多い場合な[…]
雨の日のサイドミラー、見えなくて困った経験 雨の日のドライブで、サイドミラーがびっしりと水滴で覆われてしまい、後方がまったく見えなくなることがある。特に市街地での右左折や、駐車場からのバックなど、後続[…]
ハイエースの常識を変える。“大人2段ベッド”の実力 ハイエースのスーパーロング・ワイド・ハイルーフは確かに広い。しかし全長が5mを超えるため、都市部では駐車場に収まらないことも多い。スーパーロングでな[…]
自分では気をつけていても、同乗者までは注意できない… どれだけ丁寧に扱っていても、どうしてもキズがつきがちなのが、車のドアの下部ではないだろうか? 乗降の際に足で蹴ってしまって、泥やキズが残ってしまい[…]
- 1
- 2