![トヨタ タウンエースがベースのATV群馬「RS Doggy」](https://jikayosha.jp/main/wp-content/uploads/2024/05/rs_doggy_townace_campingcar_1.jpg)
●文:月刊自家用車編集部(中嶋信介)
ATV群馬の「RS Doggy(アールエスドギー)」
愛犬と行くクルマ旅に特化したキャンピングカーが販売されている。トヨタのタウンエースをベースに、ATV群馬が製造したキャンピングカー「RS Doggy(アールエス ドギー)」だ。
タウンエースのボディに、「RS Doggy」のロゴと肉球のイラストが描かれており、その可愛らしい見た目から、また「ドギー」が車両名に入っていることから、ペット同伴での旅行やお出かけに特化したキャンピングカーであることがわかる。
RSドギーは、全長4,090 × 全幅1,660 × 全高1,980mmというボディサイズ。タウンエースベースのため取り回しがしやすい。クルマ旅だけでなく、都心部での普段使いでも駐車スペースに困ることがない。
乗車定員は4名で、就寝定員は2名。夫婦と愛犬、カップルと愛犬で行く旅にオススメで、2WDと4WDのどちらにも対応可能だ。
シンプルで必要十分なRSドギーのインテリア
RSドギーは、テーブル/キャビネット/ベッドマットというシンプルなレイアウトになっている。フルフラットな就寝スペースで旅の疲れを癒すことができ、ベッドマットのカラー/柄/素材は好みで選択できる。
ベッドマットの下は収納スペースになっており、ベッド展開時も旅の荷物をしまっておける。オプションでルーフボックスが用意されているため、愛犬用の荷物を車内に収納できるか心配という方も安心だ。
肉球マークが描かれたキャビネットには、手洗いや食器等を洗うのに便利なミニシンクが付いていて、愛犬のリードフックも用意されている。
豊富なオプションで、自分と愛犬のためのキャンピングカーに
RSドギーは、シンプルなレイアウトで基本装備を最小限としているぶん、オプションが豊富に用意されている。オプションを追加することで、自分と愛犬がより快適に旅ができる、自分達仕様のキャンピングカーに仕立てることができるというわけだ。
掲載車両には、夏時期の愛犬同伴旅に欠かせないエアコンが搭載されていた。ちょっとした買い物等で愛犬に車の中で待っていてもらう時にも、エアコンがあれば安心できる。
電源もオプションとなっていて、ポータブル電源から電気を供給するカタチだ。冷蔵庫や電子レンジもオプションで用意されており、愛犬用の食事や旅先での時短調理にも役立つ。
愛犬と暮らす方は、旅や遊び等のレジャー目的だけでなく、災害への備えとしてキャンピングカーに注目している方が多いだろう。落ち着いて眠れる就寝スペースに、エアコンや冷蔵庫といった家電が使えれば、愛犬同伴で避難所に入れないという時の不安を和らげてくれる。
また、ルーフボックス(オプション)はソーラーパネル一体型となっており、晴れた日には停車中でも充電することが可能だ。
愛犬と暮らす方は、一緒に移動し一緒に眠る手段として、また災害時にも愛犬と一緒に過ごすための防災グッズとして、RSドギーをチェックしてみてはいかがだろうか。
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