![[発売後1ヶ月、販売店に聞いてみた] 今春マイナーチェンジしたホンダ ヴェゼル、ユーザーの反響はどうなのか?](https://jikayosha.jp/main/wp-content/uploads/2024/05/TOP-6.jpg?v=1716356874)
ホンダ ヴェゼルのマイナーチェンジモデルが4月26日に発売。新しいデザイン/新グレードが取り入れられた今回のマイナーチェンジは、発表当初から話題となり、ファンの間で注目を集めています。発売から約1か月経った今、ディーラーでの反響はどうでしょうか?
●文:月刊自家用車編集部(ピーコックブルー)
人気コンパクトSUV・ヴェゼルがマイナーチェンジ。ズバリどこが変わったのか?
今回マイナーチェンジされたのは、2021年に誕生したヴェゼルの2代目。
改良のコンセプトしては「EXPAND YOUR LIFE」を掲げており、「生活シーンで気軽に一歩を踏み出すきっかけになってほしい」との思いで作られたとのこと。
従来型から、エクステリアはフロントグリルとフロントバンパーのデザインが刷新され、リアコンビネーションランプはすべてLEDに変更されました。
これにより、従来モデルよりもシンプルでクリーンな印象が強くなっています。
さらにインテリアにも改良が加えられ、前席2段センターコンソールが新たに設定されました。
また、グレードも見直され、従来グレードの「e:HEV X」に加え、アウトドアテイストをプラスした「HuNT(ハント)パッケージ」が追加。
e:HEV X HuNTは、エクステリアにルーフレール/専用アルミホイール/カッパーメタリック塗装のフォグライトガーニッシュが採用されてるのが特徴です。
インテリアには、プライムスムースとファブリックのカーキ&ネイビーのコンビシートが装備され、ファブリックには撥水/撥油機能を持つFABTECT(ファブテクト)素材が使用されています。
さらに、従来のグレードとして設定されていたe:HEV PLaYが、e:HEV ZのPLaYパッケージオプションとして再構築され、このタイミングで4WD車とパノラマルーフの装着がオプションとして選択できるようになりました。フロントグリルのデザインも新しいトリコロールのアクセント配色となり、ドアロアーガーニッシュが鮮やかなブルーに変更されています。
また、新色としてシーベッドブルーパールが追加されたことにより、新たに採用されたスレートグレーパール/タニカルグリーンパール」と合わせて全7色の展開となりました。
ちなみに、e:HEV Z PLaYなら2トーンカラーの設定もできるため、より自由なカスタムを楽しめそうです。
納期はおおよそ2か月が目安。ドライブレコーダーが人気オプション
さっそく、ディーラーで担当者に話を聞いてみたところ、今回の改良の反響は上々で、「室内空間が広く、チャイルドシートが必要な子どものいる家族にも人気です」とのこと。
ヴェゼルは、広いキャビンパッケージで人気のフィットから発展した経緯があるため、ヴェゼルの室内空間はサイズ以上に広め。使い勝手の良さでも評価が高く多くの人に選ばれていることがわかります。
また、よく選ばれているオプションについて尋ねたところ、「人気のオプションはドライブレコーダーです。またグレードによってはナビ/ETCがついていないので、インパネのデザインにフィットするディーラーオプションのナビをオススメしています」とのことでした。
なお、納期については、「たとえば、Zグレードなら最短2ヶ月ほどで納車可能です」とのこと。とくに人気のあるグレードやオプションを選ぶと、多少の待ち時間が発生することを覚悟する必要があるそうです。
車名の「VEZEL」は、カットした宝石の小さな面を表す「Bezel」と、クルマを意味する「Vehicle」をかけ合わせた造語で、「多面的な魅力と価値を持つクルマ」という思いが込められている。
アウトドアの雰囲気を楽しめるデザインが魅力的な「e:HEV X・HuNT」
このように、新たにマイナーチェンジを遂げたヴェゼルは、ディーラーでの反響もよく、とくに小さな子どものいる家族に人気とのことでした。
今回のマイナーチェンジで、デザインの変更やグレードが刷新されたことで、従来モデルよりもユーザーの選択肢が広がっており、さらに選びやすくなっていることがわかります。
グランドコンセプトの「EXPAND YOUR LIFE」にある通り、これからのカーライフを豊かに彩る1台になると言えるでしょう。
※本記事の文責は当該執筆者(もしくはメディア)に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
人気記事ランキング(全体)
全方位型のツインタイプの小型ファン 先日、ヘッドレストに装着するタイプの扇風機を愛車に導入したのだが、ファンとしてはオーソドックスな丸型タイプの扇風機も使う機会があったので、便利そうな2種を紹介してい[…]
前席は快適でも、後席は意外と暑くて不快な場合も… まだまだ強い日差しが照りつけるこの季節、車内の冷房の稼働は必須と言える。クルマに乗り込んで、涼しい風に当たって「はぁ〜涼しい…」と、ひと息ついていると[…]
標準ボディで実現する扱いやすさと快適性 レグラス プロの大きな特徴は、ハイエースの標準ボディ・標準ルーフを採用している点にある。全高が抑えられているため立体駐車場や一般的な駐車場にも収まり、街乗りや買[…]
2人旅に特化したゆとりある空間 TR540S Joinの魅力は、まず「2人旅に特化」と割り切った設計にある。就寝人数を2名(乗車人数は5名)に絞ったことで、車内レイアウトに余裕を生み出し、広々としたダ[…]
自動車用の初期ブレーキは、駆動軸にドラムを固定し、足踏み式のバンドによる締め付けで制動力を得ていた。 馬車の時代からブレーキというものは存在していた。大きな車輪に靴のような“シュー”を押しつけるもので[…]
最新の投稿記事(全体)
初期モデル 高嶺の花だったマイカーという夢を、現実のものにした立役者 今では日本人にとって欠かせない足となっている軽自動車の規格は、1955(昭和30)年に全長3m、全幅1.3m、排気量0.36L以内[…]
オートサロン2025で披露された注目バージョンが市販化 2020年に発売が始まったGRヤリスは、走りに直結するさまざまな改良を頻繁に行うことでも有名なモデル。それだけメーカーのこだわりが強いことをユー[…]
BYD初のステーションワゴン 世界初公開された、新型ハイブリッド車「BYD SEAL 6 DM-i TOURING」は、BYD初のステーションワゴンであり、同社が独自に開発したプラグインハイブリッド車[…]
乗用ミニバンの優れた居住性と走行性に車中泊のための快適機能をプラス メティオのラクネルシリーズはバンコンから軽キャンパーまで様々なタイプの人気モデルがそろうが、今回紹介するラクネル ステイ•スイートは[…]
東洋工業(マツダ)は、戦後復興に貢献した3輪トラックのトップメーカーだった プロ野球チーム広島東洋カープは、かつて野武士集団とも形容された個性的な市民球団だ。その歩みは長く、球団オーナーを務める松田家[…]
- 1
- 2