
日産モータースポーツ&カスタマイズは、「ノート」をベースとしたカスタムカー「AUTECH CROSSOVER」のマイナーチェンジモデルを9月に発売することを発表した。価格は275万6600~306万3500円。
●まとめ:月刊自家用車編集部
従来車以上にSUVらしさを強調する、最新スタイリングを採用
ノート「AUTECH CROSSOVER」は、「ノート」をベースに、オーテックが掲げるブランドコンセプト「プレミアムスポーティ」と、SUVの機能やスタイルを融合させたコンパクトクロスオーバーモデル。地上高を25mm拡大することで、不整地や雪道での走破性が高めながらも、オーテックのクルマに共通するスポーティで高級感漂うスタイリング、意のままに操れるスポーティさや余裕、安定感のある走りを楽しめる一台に仕立てられている。
専用フロントグリルやオーテックエンブレム、16インチアルミホイールの装着に加え、専用サスペンションの装着で車高を25mmほどリフトアップ。SUVらしい加飾が加わることで、スタイルはベースモデルと明確に差別化されている。
今回実施するマイナーチェンジでは、フロント&リヤのリップ部に専用意匠のシルバープロテクターを追加したほか、フロントバンパー部の左右に専用シグネチャーLEDを追加。さらにルーフモールをシルバー化することで、従来車以上にSUVらしいスタイルに仕上げている。
ブルーステッチが刻まれる専用ブラック本革巻ステアリングあダークウッドフィニッシャーなどで、キャビンをスポーティなイメージに仕上げていることも特徴。
専用ブラックレザレットシートやフロントセンターアームレストなど、上質な内装仕立ても踏襲される。
湘南の海をインスパイアした、専用シグネチャーLEDは、オーテックの新たなイメージシンボルのひとつ
ちなみにこの専用シグネチャーLEDは、オーテック発祥の地である湘南・茅ヶ崎の海にインスパイアされたデザインで、海を進むボートの後方に生じる波のパターン「航跡波」をモチーフとした模様が刻まれている。このブランドの個性やプレミアム感をより印象付ける新意匠は、オーテックが掲げる次世代デザインとして、今後他車種でも採用していくとのことだ。
バンパー左右に配置されるシグネチャーLEDは、オーテッククロスオーバー専用アイテムのひとつ。航跡波をモチーフにしたデザインは、今後オーテック各モデルに水平展開される新デザインになる。
ボディカラーは、専用カラー「サンライズカッパー」に「スーパーブラック」のルーフを組み合わせた2トーンカラーを筆頭に、全8色のカラーバリエーションを採用している。
オーテッククロスオーバー専用色のオーロラフレアブルーパール(P)/スーパーブラック 2トーン。
オーテッククロスオーバー専用色のサンライズカッパー(M)/スーパーブラック 2トーン。
車種 | 駆動 | エンジン | ベース車グレード | 価格 |
AUTECH CROSSOVER | 2WD | HR12DE-EM47 | X | 275万6600円 |
4WD | HR12DE-EM47- MM48 | X FOUR | 306万3500円 |
仕様 | AUTECH CROSSOVER |
ベース車 | X/X FOUR |
主な特別装備 | ・AUTECH CROSSOVER専用エクステリア(フロントグリル、シルバーフロントプロテクター、サイドシルプロテクター、シルバーリヤプロテクター、ホイールアーチガーニッシュ、シルバールーフモール、AUTECH CROSSOVERエンブレム<フロント・リヤ>) |
・専用シグネチャーLED | |
・専用サイドターンランプ付電動格納式リモコンドアミラー(メタル調フィニッシュ) | |
・専用16インチアルミホイール(切削光輝)&195/60R16 89Hタイヤ | |
・専用チューニングサスペンション | |
・専用チューニング車速感応式電動パワーステアリング | |
・AUTECH CROSSOVER専用インテリア(ブラックレザレットシート(ブルーステッチ)「AUTECH CROSSOVER」刺繍 、ブラック本革巻ステアリング(ブルーステッチ)、ダークウッド調フィニッシャー<インストロア>、合皮アームレスト<フロントセンター、フロントドア> (ブルーステッチ)、フロントセンターアームレスト(センターコンソールボックス) (ブルーステッチ)、AUTECHエンブレム<センターコンソール> ) | |
・LEDフォグランプ | |
・インテリジェント アラウンドビューモニター、インテリジェント ルームミラー、インテリジェント BSI(後側方衝突防止支援システム)、BSW(後側方車両検知警報)、RCTA(後退時車両検知警報) | |
・リヤセンターアームレスト(カップホルダー2個付) | |
ボディカラー | オーロラフレアブルーパール(P)/スーパーブラック 2トーン <#XGN・特別塗装色>【AUTECH専用色】 |
サンライズカッパー(M)/スーパーブラック 2トーン <#XJV・特別塗装色>【AUTECH CROSSOVER専用色】 | |
オーロラフレアブルーパール(P) <#RAY・特別塗装色> | |
ピュアホワイトパール(3P) <#QAC・特別塗装色> | |
スーパーブラック <#KH3> | |
ステルスグレー(P) <#KBY・特別塗装色> | |
ガーネットレッド(CP) <#NBF・特別塗装色> | |
ターコイズ(P) <#RCP・特別塗装色> |
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(日産)
日産が提案する新しいくつろぎの空間は『部屋ごと出かけられるクルマ』 コロナ禍があけ日常が戻り、忙しさが増す生活の中で非日常を感じ、自然に触れて癒される空間があれば…そんな願望を満たすために開発されたの[…]
電動化に加え、装備機能も最新システムを搭載 これまで5世代40年以上にわたり日産を代表するコンパクトカーとして親しまれてきたマイクラ(マーチ)。今回発表された新型マイクラは、バッテリーEV専用モデルと[…]
発電用エンジンの進化が見逃せない 今回、先駆けて試乗できたキャシュカイの第3世代e-POWERは、第2世代にあたるノートやセレナ(スモールシステム:1.2もしくは1.4Lエンジン)やエクストレイル(ラ[…]
日産自動車株式会社イヴァン・エスピノーサ新社長 日産をあるべき原点に戻し、ハートビートモデルを生み出してユーザーの心にもう一度火を付けたい! 日産にとっては地元開催となる「フォーミュラE」東京大会のパ[…]
海でも山でも自分の部屋のようなゆったりくつろげる空間で過せる! NV200バネット マイルームは、キャラバンマイルームに続く日産が新たな車中泊のカタチを提案するマイルームシリーズの第2弾だ。 NV20[…]
最新の関連記事(SUV)
一部改良をきっかけに、受注を再開 今回実施される一部改良では、ラインナップから内燃機モデルを廃止して、HEVモデルのみに変更。新グレードとして「GR SPORT」が追加設定される。人気SUVゆえに受注[…]
ソフトウェアというとマルチメディアやエンタメを想像するが、Arene(アリーン)が目指すのは 交通事故ゼロ社会実現 筆者がArene(アリーン)という呼び名を初めて聞いたのは遡ること約2年前の2023[…]
新開発のハイブリッドシステムや最新の知能化技術「Arena(アリーン)」を搭載 今回導入される6代目RAV4の開発コンセプトは、「Life is an Adventure」。新開発のハイブリッドシステ[…]
発電用エンジンの進化が見逃せない 今回、先駆けて試乗できたキャシュカイの第3世代e-POWERは、第2世代にあたるノートやセレナ(スモールシステム:1.2もしくは1.4Lエンジン)やエクストレイル(ラ[…]
ディスカバリー初採用となるエクステリアカラー「セドナレッド」を選択可能 今回導入される2026年モデルでは、2026年モデル限定グレード「GEMINI(ジェミナイ)」をラインアップすることで、グレード[…]
人気記事ランキング(全体)
春から初夏の車内での休憩にぴったりのアイテム ドライブの合間のちょっとした休憩、車の中でちょっと睡眠をとりたくなることはよくある。筆者は取材などでロングドライブすることも少なくなく、さらに趣味が釣りな[…]
ネジがナメてしまうトラブルを未然に防止するドライバー ネジを外そうと力を込めてドライバーを回すと、ビス山(ネジの十字の部分)から工具の先端部分が外れ、ビス山が潰れてしまう「ネジがナメた」と呼ばれる現象[…]
雷の語源を持つ「レビン/トレノ」の元祖とは? AE86系の車輌は、当時の販売チャンネルの関係から、「カローラ・レビン」と「スプリンター・トレノ」に分けられていました。そしてその分類は「AE86」が始ま[…]
不可能と思われたハイブリッド量産に挑んだG21プロジェクト 1997年暮れに世界初の量産ハイブリッド車として初代プリウスが発売されてから、すでに27年が歳月が過ぎた。しかもその間に、ハイブリッド車は世[…]
SUVライクな外観で差別化された「クロスター」 新型フリードの中でも注目されるのが、SUVテイストを加えた個性派モデル「フリード クロスター」。専用のデザインや装備を備え、街乗りからアウトドアまで幅広[…]
最新の投稿記事(全体)
総合出力680PSのプラグインハイブリッドを追加設定 ベントレーはロールス・ロイスと並び英国を代表する高級車ブランドというイメージが強いが、実は戦前からカーレースで名を馳せた武闘派の一面もあり、現代で[…]
一部改良をきっかけに、受注を再開 今回実施される一部改良では、ラインナップから内燃機モデルを廃止して、HEVモデルのみに変更。新グレードとして「GR SPORT」が追加設定される。人気SUVゆえに受注[…]
雷の語源を持つ「レビン/トレノ」の元祖とは? AE86系の車輌は、当時の販売チャンネルの関係から、「カローラ・レビン」と「スプリンター・トレノ」に分けられていました。そしてその分類は「AE86」が始ま[…]
日産が提案する新しいくつろぎの空間は『部屋ごと出かけられるクルマ』 コロナ禍があけ日常が戻り、忙しさが増す生活の中で非日常を感じ、自然に触れて癒される空間があれば…そんな願望を満たすために開発されたの[…]
ソフトウェアというとマルチメディアやエンタメを想像するが、Arene(アリーン)が目指すのは 交通事故ゼロ社会実現 筆者がArene(アリーン)という呼び名を初めて聞いたのは遡ること約2年前の2023[…]
- 1
- 2