ステランティスジャパンは、「DS 9」に特別仕様車「DS 9 Esprit de Voyage E-TENSE(ディーエス ナイン エスプリ ド ボヤージュ イーテンス)」を設定。全国のDS正規ディーラーを通じて発売する。価格は892万円。
●まとめ:月刊自家用車編集部
「Esprit de Voyage」シリーズの最後を飾るフラッグシップセダンが誕生
今回導入される「Esprit de Voyage」シリーズは、落ち着きと品を備えた室内空間に細部まで吟味された特別な意匠をプラスすることで、ドライバーを「心に響く旅(Esprit de Voyage)」へ誘う事を意識してデザインされたモデル。
すでに発売済みのシリーズ第一弾は、2023年7月発表の「DS 4」と「DS 7」、第二弾は2024年2月発表の「DS 3」に投入されており、今回導入される第三弾が最後を飾る「DS 9」になる。
パールグレーのナッパ―レザーインテリアを特別に採用
「DS 9 Esprit de Voyage E-TENSE」の最大の特徴は、特別仕立ての豪華なキャビンが楽しめること。ドアを開けた瞬間に広がる特別仕様車ならではのパールグレーのナッパ―レザーインテリアは、光をふんだんに取り込むスライディングガラスルーフや、ぺブルグレー・ルーフライニングとの相乗効果で、華やかながらも落ち着きのある空間を演出。ほかにもセンターコンソールリッドには、パリから広がる旅路を表現したエンボス加飾が施されている。
エクステリアは、レーザーエッチング加工を施した「Esprit de Voyage」の意匠をまとうドアミラーを装備するほか、落ち着きと優雅な印象を併せ持つ、人気のクリスタルパールのボディカラーが組み合わされる。
パワートレーンは、GPF(ガソリン・パーティキュレ―ト・フィルター)の性能向上と、ソフトウェアの改良が実施され、EV航続距離が65kmから78kmに拡大。ハイブリッド燃料消費率が16.0km/ℓに伸長。なお、本モデルは環境性能割、グリーン化特例、エコカー減税、及びCEV補助金の対象モデルに指定されている。
モデル名 | パワートレーン | 価格 |
DS 9 Esprit de Voyage E-TENSE | 1.6ℓガソリン+モーター(250ps) +e-EAT8 | 892万円 |
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(DSオートモービルズ)
限定カラー「パールグレー」のレザーインテリアを採用 今回導入される「DS 7 OPERA E-TENSE 4×4 Pearl Grey Edition」の特徴は、キャビン内装にパールグレー・ナッパ―レ[…]
特別なボディカラー「ノアール ぺルラネラ」も選択可能 今回導入される「DS 3 OPERA BlueHDi Edition Noir et Blanc」は、主力グレードの「OPERA(オペラ)」をベー[…]
バサルトブラックのグレインレザーをベースにした特別なインテリアを採用 今回導入される「DS7 RIVOLI E-TENSE 4×4」は、バサルトブラックのグレインレザーをベースにした特別なインテリアを[…]
好評のスライディングガラスルーフを標準装備 今回導入される「DS 4 RIVOLI BlueHDi Coquelicot Edition」は、DS 4の主力グレードになる「RIVOLI(リボリ)」をベ[…]
新たな「DS COLLECTION」モデル DS COLLECTIONモデルは、ファッションブランドが新作を発表するコレクションから着想を得て、フランスのオートクチュール(高級仕立て服)の息吹をDSの[…]
最新の関連記事(セダン)
ニッサン GT-R[R35] 生産期間:2007年12月~ 新車時価格:777万円〜3061.3万円 中古車の価格帯:613万円~6280万円 2007年、”ニッサンGT-R”として新たにデビューした[…]
シビックRSは、販売1か月で約2000台の受注を獲得 ホンダが9月に発売した改良型シビックの約1カ月後の販売状況を発表した。 内容としては10月20日時点で約3000台の受注を集めており、これは月当た[…]
プリウス:モデル概要 プリウスは、1997年に世界初の量産型ハイブリッドカーとして誕生。以来、圧倒的な燃費性能を備えた新世代のエコカーとして、ハイブリッドの普及を牽引してきたモデルだ。 2023年に登[…]
クラウンセダン モデル概要:パーソナルからビジネスまで、オールマイティに使える新世代セダン 「クラウンセダン」は、新世代クラウン(16代目)の中では「クロスオーバー」「スポーツ」に続く3番目に登場。快[…]
仕向け地に合わせて作り分けられた”双生児”の個性 最近では少なくなってきましたが、かつてはいわゆる兄弟車がたくさんありました。トヨタならカローラとスプリンター、日産ならサニーとパルサーとラングレーにロ[…]
人気記事ランキング(全体)
おいおい、まじかよ…ベース車両はスズキのエブリイ ベースとなる車両はスズキのエブリイ。燃費の良さや、運転のしやすさが際立つ軽自動車であるにもかかわらず、広い車内空間を誇る人気車だ。 シンプルでコンパク[…]
ベレルの経験をもとに、欧州車を手本に挑んだデザインやメカニズム 明治以降の日本の近代化を牽引したのは、政府が後押しする国策企業。その仕事の中心は、富国強兵の旗印の下で、軍が資金を出すプロジェクトだった[…]
パープルセーバーって? パープルセーバーは、2022年7月に三角表示板に代わる停止表示機として発売されたアイテムだ。三角表示板はサイズの関係で、トランクルーム等のすぐに取り出せない場所に保管しなければ[…]
ベース車両はトヨタのピクシスバン ベースとなる車両はトヨタのピクシスバン。トヨタ自動車から販売されている軽商用車だが、圧倒的な積載量によりキャンパーからの人気が非常に高い。 クラス最大級の荷室の広さを[…]
ピラーに装着されたエンブレムやバッジの謎とは? 今のクルマはキャビン後部のCピラーには何も付けていない車両が多く、その部分はボディの一部としてプレーンな面を見せて、目線に近い高さのデザインの見せ場とな[…]
最新の投稿記事(全体)
スポーツカーなら、軽く・小さくあるべし…! 軽量でコンパクト。小さいからこそ感じられる、ある種の”一体感”。これはスポーツカーを楽しむうえでひとつの重要なファクターであると、初代ユーノス ロードスター[…]
遊び心200%! 超小型バイクも合体! クルマは背が低い方がかっこいいと思われていた1981年に、背を高くして室内を広くする逆転の発想で成功したのがシティだ。背を高くして室内空間を広く取るという発想は[…]
ベース車両はトヨタのハイエース ベースの車両はトヨタのハイエース。カスタムの幅が広く、アウトドアを中心としたユーザーに、非常に人気の高い車だ。 ハイエースはなんと言ってもクラス最大級の荷室の広さが魅力[…]
CX-30:モデル概要 CX-30は、マツダの新世代商品の第二弾として登場。CX-3とCX-5の間を埋めるサイズのクロスオーバーSUVだ。室内空間を最大限に確保しながらも、立体駐車場を気軽に使えるコン[…]
「アルヴェル」と一括りしては……。走り重視の選択ならヴェルファイアが明らかに格上 自動車雑誌やクルマ屋なんかからは「アルヴェル」なんて一緒くたに呼ばれることもあるように、アルファードとヴェルファイアは[…]
- 1
- 2