
フォルクスワーゲンは、マイナーチェンジしてさらに進化を遂げたコンパクト SUV の新型「T-Cross(ティークロス)」の予約注文受付を2024年7月6日(土)より全国のフォルクスワーゲン正規販売店にて開始すると発表した。出荷時期は9月下旬以降を予定している。価格は329万9000~389万5000円。
●まとめ:月刊自家用車編集部
全世界累計120万台を超えるベストセラーモデル
「T-Cross」は、2019 年の欧州デビューからわずか 5 年で全世界累計販売台数が 120 万台を超えるコンパクト SUV のベストセラーモデルの一つだ。日本においても特にそのコンパクトなボディサイズ、ポップでカラフルなエクステリアや充実した安全装備から、若年層や女性などの幅広いユーザーから支持を受け、2020 年から 2022 年まで 3 年連続で輸入 SUV カテゴリーにおいて登録台数第 1 位を獲得している。
今回のマイナーチェンジは、現行モデルにおいて高い評価を受けた商品特徴を全方位で進化させている。日本の道路事情に適したボディサイズや取回しの良さはそのままに、灯火類やバンパーのデザインを中心にエクステリアデザインを刷新。
また、「T-Cross」の特徴でもあるカラフルなボディカラーについては新色となるグレープイエロー、クリアブルーメタリック、キングズレッドメタリックを含めた全 8 色をラインナップ。
グレープイエロー
クリアブルーメタリック
キングズレッドメタリック
さらに快適空間となった室内空間
インテリアはダッシュパッドにソフト素材を採用し、質感を向上。プレミアムサウンドシステム”beats サウンドシステム”や、フロントシートヒーターの採用によりさらに快適な室内空間を実現している。
beats サウンドシステム
ダッシュパッド
先進装備も充実
先進装備としては「T-Cross」初となる LED マトリックスヘッドライト“IQ.LIGHT”を搭載し、ライトの照射範囲の高度な制御によって夜間の安全な走行をサポート。また、全グレードにおいて同一車線内全車速運転支援システム”Travel Assist”を標準装備としている。
LED マトリックスヘッドライト“IQ.LIGHT”
Travel Assist
3グレード展開に
グレードは、”Travel Assist”やレーンキープアシストシステム”Lane Assist”など最新の運転支援システムを標準装備とした『TSI Active』をエントリーグレードに設定し、LED マトリックスヘッドライト“IQ.LIGHT”や運転席/助手席のシートヒーターを標準装備した『TSI Style』、そして専用エクステリアを身に纏い、専用シートや 18 インチアルミホイールを装着した『TSI R-Line』の 3 グレードを展開する。
主要諸元表など
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(フォルクスワーゲン)
最新インフォテイメント「MIB4」を採用するなど、機能面を大きく強化 今回導入されるゴルフの改良新型は、第8世代の進化型という意味から「ゴルフ8.5」とも呼ばれている。マイナーチェンジということもあっ[…]
累計760万台を超える販売実績を持つ、VWのベストセラーモデル 「ティグアン」は、2007年の初代導入からこれまで、世界市場において760万台以上が販売されている。2019年以降は、フォルクスワーゲン[…]
エクステリア&インテリアをブラックで仕立てた”Black Style”も用意 「T-Roc」は2020年の導入当初より、クーペスタイルの洗練されたエクステリアデザインや、日本の道路環境でも扱いやすいコ[…]
地味なキャラクターと上手に決別。クラス上を感じることができる上級ワゴンに進化 刷新されたルックスそのもののも、新型パサートの大きな特徴。先代は直線基調のデザインであり、端正で落ち着いたイメージがあった[…]
新型「Golf R」&「Golf R Variant」のジャパンプレミアを実施 東京オートサロンのフォルクスワーゲンブースでは、“究極のパフォーマンスと実用性の両立”をコンセプトに開発されたRモデルの[…]
最新の関連記事(新車)
C-Class 206 Launch Campaign 「C200」と「C220 d」に“Sports“と“Luxury“、2つのモデルをラインアップ 2021年に発表された現行モデルは、より高度に進[…]
日産のフラッグシップを象徴するモデルとして、大きな期待が集まっている 2026年度に発売が予定されている次期エルグランド。まず外観が先行公開されたが、今回明らかになったメカニズム情報からも、かなり期待[…]
最大トルクは800Nm、EV走行時の最大航続距離は135km 日産初の電動ピックアップトラックとなる「フロンティアプロ」は、日産が2027年夏までに中国で発売を予定している9車種の新エネルギー車(NE[…]
走行性能の強化に加え、インフォテインメントシステムまわりも大幅な進化 スバル・アウトバックは、乗用車の快適性とSUVの機能性を融合させたクロスオーバーSUV。歴代モデルはその強みを磨き上げ続けたことで[…]
特徴的なフロント「オーシャン・エックス」 BYDから日本導入第4弾となる「シーライオン7」が発売された。ちなみに「7」という数字は車格を示しており、シーライオン7は、全長4830×全幅1925×全高1[…]
人気記事ランキング(全体)
機能性、サイズ感、価格のどれをとってもちょうどいい。初めての人にもオススメ! 今回紹介する車は、キャンピングカーの販売や修理を手がけるロッキー2のオリジナルキャンパー、MV(マウンテンヴィレッジ)シリ[…]
インパクト大の外装! しかも軽キャンパーで就寝定員4名を実現! 今回紹介するキャンピングカーはオフタイムBASE。島根県のキャンピングカー専門店スマイルファクトリーのオリジナル軽キャンパーで、ジャパン[…]
コンパクトなサイズのディスプレイ。取り付けは超カンタン どうしても必要というワケではないが、なんとなく気になるグッズやアイテム、皆さんもあるのではないだろうか? 今回紹介するのは、自車の車速や方角など[…]
自力ではほぼ無理? 拭き取りにくいフロントガラスの奥の方問題 車種によって異なるが、例えばプリウスのように、フロントガラスが極端に寝かされたデザインだと、奥の方まで手が入りにくく、洗車の際や窓が曇った[…]
ベース車両はホンダN-VAN 今回紹介する軽キャンパー、ベースとなる車両はホンダの人気モデルN-VANだ。積載性を重視した作りである一方で、最新のNシリーズらしい走りの質の高さが特徴となっている。 N[…]
最新の投稿記事(全体)
C-Class 206 Launch Campaign 「C200」と「C220 d」に“Sports“と“Luxury“、2つのモデルをラインアップ 2021年に発表された現行モデルは、より高度に進[…]
余裕のキャビンに豪華装備をプラスすることで、7シリーズ級の快適性を実現 今回導入される「525Li Exclusive M Sport」と「i5 eDrive35L Exclusive M Sport[…]
日産のフラッグシップを象徴するモデルとして、大きな期待が集まっている 2026年度に発売が予定されている次期エルグランド。まず外観が先行公開されたが、今回明らかになったメカニズム情報からも、かなり期待[…]
Data System デジタルルームミラー(DRM6030) 付属する専用カメラはソニー製センサーを採用 今回取り上げるデータシステム「DRM6030」は、11V型サイズのルームミラーモニターに、フ[…]
- 1
- 2