
マツダは、PlayStation5/PlayStation4用ソフトウェア「グランツーリスモ7」を用いた、eモータースポーツ大会「MAZDA SPIRIT RACING GT CUP 2024」を開催することを発表した。
●まとめ:月刊自家用車編集部
「バーチャルからリアルへの道」を具現化する、レース界隈が注目しているイベントが、今年も開催
マツダは2022年から「倶楽部 MAZDA SPIRIT RACING」を通じて、モータースポーツをより身近で気軽に楽しんでもらえる活動を行っているが、eモータースポーツ大会「MAZDA SPIRIT RACING GT CUP 2024」は、2023年から活動を始めたチャレンジプログラム「バーチャルからリアルへの道」を具現化したイベントのひとつ。
普通自動車免許の有無にかかわらず、幅広い年齢層の方々に、レースを通じてクルマを操り、走る歓びを感じてもらうことを目的に開催される注目のイベント。昨年に引き続き、今年も開催されることになる。
なお、本年度もスーパー耐久シリーズにおける仲間、「TOYOTA GAZOO Racing(TGR)」「株式会社SUBARU(以下、SUBARU)」とのコラボレーションラウンドも開催予定で、「共に挑む」のスローガンのもと、大会を盛り上げていくという。
マツダのホームページ上に設けられた「MAZDA SPIRIT RACING GT CUP 2024」の公式ページ(https://www.mazda.com/ja/innovation/digital-motor-sport/esports-challenge)。
Challenge Class:開催スケジュール | |||
ラウンド | 日程 | 車種 | コース |
Rd.1 | 10月6日 | ロードスター NR-A(ND)’22 | 筑波サーキット |
Rd.2 | 10月13日 | RX-VISION GT3 | 鈴鹿サーキット |
Rd.3 | 10月27日 | 787B | ル・マン24時間レーシングサーキット |
Rd.4 | 11月17日 | MAZDA3 Gr.4 TOYOTA GR スープラ Race Car スバル WRX Gr.4 | 富士スピードウェイ |
Rd.5 | 11月24日 | LM55 ビジョン グランツーリスモ | 富士スピードウェイ |
「Challenge Class」の成績優秀者を、リアルレースへの挑戦イベントに招待
今年設定される参加クラスは2つ。1つ目は18歳以上のユーザーが対象の「Challenge Class」、2つ目は6歳以上17歳以下のヤングドライバーを対象とした「U-17 Class」。
「Challenge Class」で優秀な成績を収めたユーザーには、リアルレースへの挑戦イベントに招待することで、バーチャルの世界からリアルの世界へ挑戦する機会を提供する予定だ。
「MAZDA SPIRIT RACING GT CUP 2024」の概要
・Challenge Class
開催期間:2024年10月6日(日)~11月24日(日)
開催概要:実車でのレース挑戦を目指す18歳以上のユーザーが対象の、マツダ車両ワンメイクによるオンラインシリーズ方式。全5戦開催、4戦有効ポイント制。なお、第4戦はコラボレーションラウンドとして、マツダ車両に加え、TGR・SUBARU車両も選択可能とし、3社車両混走でのレースを実施する。
・U-17 Class
開催期間:2024年11月3日(日)~11月24日(日)
開催概要:6歳以上17 歳以下のドライバーのユーザーが対象。車種・コースは固定で、タイムのランキングを競うタイム・アタック形式で実施。開催期間中は何度でも挑戦可能。
賞典について
・Challenge Class
優秀な成績を収めたユーザーには、リアルレースへの挑戦イベントに招待し、バーチャルの世界からリアルの世界へ挑戦する機会を提供する予定。
・U-17 Class
優秀な成績を収めた方には、マツダが開催する体験イベントに招待する予定。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(マツダ)
自動車での物流に先駆け、安価なオート三輪を開発 マツダの自動車製造の第一歩 1920 年(大正9年)、中国地方の山間部で自生していたブナ科の落葉樹「アベマキ」を使用したコルクを製造するメーカーとして、[…]
消えゆくロータリー車を救え!部品供給と未来への挑戦 このイベントで注目となるのは、「RE Club Japan」の狙いだ。過去、日本だけでなく世界中に、ロータリー・エンジン車のオーナーのためのクラブは[…]
欧州仕様車には、2.5Lガソリン・Mハイブリッドを搭載 CX-5は、2012年に導入されて以来、マツダの主力商品として世界100以上の国と地域で販売され、グローバル累計販売台数は450万台以上を記録す[…]
魂動デザインの進化に加え、装備機能の充実ぶりも期待できそう 現行型のCX-5は2017年に発売され、すでに8年が経過している。すでに国内でも次期型の登場は噂になっており、編集部が販売店に取材したところ[…]
規制の逆風の中、速さを誇ったREスポーツ 2ローターのロータリーエンジン(RE)を積んだコスモスポーツを世に送り出して以降、マツダはロータリー車のバリエーションを増やし、1970年代を「ロータリゼーシ[…]
人気記事ランキング(全体)
トラブル時にも対応可能。万が一に備えて安心ドライブ 車に乗っていると、どうしても避けられれないトラブルに遭遇することがある。どれだけ用心していても、不可抗力で発生することもある。例えば、釘やネジを踏ん[…]
ミニバンの可能性を拡張する、スマートなキャンピングカー「DAYs」 街乗りにもキャンプにも使える“ちょうどいい”サイズ感と、独自開発の回転シートやロフト空間といった遊び心ある装備。これまでのキャンピン[…]
触らず、傷つけず、瞬時に汚れが落ちちゃうなんて… 今回注目したいのは、ドライアイス洗浄機ブランド「Dry Ice Energy」の製品だ。クルマのボディに付着する汚れに向けてドライアイスを噴射すること[…]
夏の猛暑も怖くない、ロール式サンシェードが作る快適空間 夏のドライブで誰もが感じる悩みは、車内の暑さだ。炎天下に駐車すれば、シートやダッシュボード、ハンドルが触れないほど熱くなる。さらに紫外線による内[…]
初代センチュリー(VG20) 政財界のVIPにより認知度を上げていった国産ショーファーカー ショーファードリブン。後席に乗る主役のために運転手つきで運用される大型セダンは、専属の御者が操る貴族の自家用[…]
最新の投稿記事(全体)
ブリザック史上「断トツ」のICEコントロール性能を獲得 今回発表された「BLIZZAK WZ-1」は、ブリヂストンの「ENLITEN」商品設計基盤技術を乗用車用スタッドレスタイヤとして初めて採用。ブリ[…]
自動車での物流に先駆け、安価なオート三輪を開発 マツダの自動車製造の第一歩 1920 年(大正9年)、中国地方の山間部で自生していたブナ科の落葉樹「アベマキ」を使用したコルクを製造するメーカーとして、[…]
触らず、傷つけず、瞬時に汚れが落ちちゃうなんて… 今回注目したいのは、ドライアイス洗浄機ブランド「Dry Ice Energy」の製品だ。クルマのボディに付着する汚れに向けてドライアイスを噴射すること[…]
初代センチュリー(VG20) 政財界のVIPにより認知度を上げていった国産ショーファーカー ショーファードリブン。後席に乗る主役のために運転手つきで運用される大型セダンは、専属の御者が操る貴族の自家用[…]
消えゆくロータリー車を救え!部品供給と未来への挑戦 このイベントで注目となるのは、「RE Club Japan」の狙いだ。過去、日本だけでなく世界中に、ロータリー・エンジン車のオーナーのためのクラブは[…]
- 1
- 2