
ステランティスジャパンは、ジープ初となる電気自動車「Jeep® Avenger(ジープ アベンジャー)」を2024年9月26日より全国のジープ正規ディーラーにて発売する。価格は580万円。
●まとめ:月刊自家用車編集部
ジープ初のEV “ジープアベンジャー”
新型「ジープアベンジャー」は、2022年発表の「Jeep® Commander(ジープ コマンダー)」以来、約2年ぶりとなる、新たにブランドのラインナップに加わるモデルで、ジープ初の電気自動車となる。
54kWhのバッテリーを搭載し、一充電航続距離(WLTCモード)は486km。車両下部に設置されたバッテリーは、約200万km以上にわたってテストされ、アンダーボディのスキッドプレートが下からの衝撃を保護するため、オフロード走行時でも安心だ。また、急速充電にも対応している。
ジープ アベンジャーのエクステリアは、ジープブランドの力強く、どんなシーンでも頼もしいデザインを継承。フロントの「7スロットグリル」はヘッドランプよりも前面に配置され、万が一の衝撃からヘッドランプを保護し、サイドの盛り上がったフェンダー部分が堂々とした存在感を強調する。
ボディカラーには、新色の「サン」および人気の「グラナイト」、「ボルケーノ」、「スノー」の4色がラインナップ。
ジープ・ブランドとして新色となる「サン」
インテリアは、「Design to function(機能性を考慮したデザイン)」をコンセプトに、ダッシュボード下部、大型センターコンソールおよびドアポケットなど、合計約26Lの多くの収納スペースを備えている。
ラゲッジルームは355Lの容量が確保され、普段使いからレジャーシーンでも大活躍だ。
オフロード性能も高く、ジープの前輪駆動車として初めて、「Selec-Terrain®(セレクテレイン)」と、急な下り坂でも一定速度で走行できるようアシストする「ヒルディセントコントロール」を標準装備。
「Selec-Terrain®(セレクテレイン)」は、日常走行に適した「ノーマル」から、雪道で最大限のトラクションを発揮する「スノー」、ぬかるんだ路面でグリップ力を高める「マッド」などの6つの走行モードが選択可能だ。
運転支援機能では、前を走行するクルマを検知し、車両と安全な車間距離を保つようサポートする運転支援システム「アダプティブクルーズコントロール」などを搭載している。
そのほか、ジープ アベンジャーの発売に合わせてデザインアクセントとして使える、X-camoデザインのサイドミラーカバーや、センターコンソールカバーなどの純正アクセサリーパーツを発売。
さらに、新型モデルを記念した限定車「Jeep® Avenger Launch Edition(ジープ アベンジャー ローンチ エディション)」が150台限定で発売される。価格は595万円。
ジープ アベンジャー ローンチ エディション
ジープ アベンジャー価格表
モデル名 | ボディカラー | 台数 | 希望小売価格(税込) |
Jeep Avenger | サン グラナイト ボルケーノ スノー | – | 580万円 |
Jeep Avenger Launch Edition | サン | 150台 | 595万円 |
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(新車)
人気の「AMGライン」や全モデルに本革シートを標準装備化 各モデルに追加された「Urban Stars」は、人気の「AMGライン」や全モデルに本革シートを標準装備化することで、スポーティで上質さを強め[…]
3.0リッター水平対向6気筒ツインターボは、480馬力を発揮 今回、911シリーズの中で高い人気を誇る4WDモデル「カレラ4S」に、クーペとカブリオレ、タルガトップの3タイプが投入される。いずれも35[…]
人気の高いメーカーオプションを標準設定したおトクな特別仕様車 今回導入される特別仕様車“Limited”シリーズは、ユーザーから人気の高いメーカーオプションを標準設定したおトクなモデル。 「タント X[…]
新開発のSTLA-Mediumプラットフォームを採用した初のモデル プジョー3008は、これまで世界で累計132万台以上を販売した人気のCセグメントSUV。今回導入される新型3008は、ステランティス[…]
人気のメーカーオプションが一部グレードで標準装備化 今回の改良では、人気のメーカーオプションが一部グレードで標準装備化されることで、商品力を強化。 具体的には、Xグレードを除く全グレードにETC2.0[…]
最新の関連記事(ジープ)
スウェード素材をふんだんに用いた、贅沢なキャビン空間 今回導入される限定車「オーバーランド」は、コマンダー リミテッドをベースモデルに、エンペラドールブラウン色のスウェード素材内装を採用。 ほかにもユ[…]
新開発のターボ+48Vモーターを組み合わせた最新ハイブリッドを採用 2015年の国内導入、ジープブランドのコンパクトSUVとして発売されているレネゲード。これまでの国内累計販売台数は2万7000台を超[…]
約30万円のパワーサイドステップを装着しても、価格アップは10万円に抑えた 今回導入される「ラングラー アンリミテッド サハラ パワーサイドステップ」は、「アンリミテッド サハラ」をベースモデルに、新[…]
インテリアにエンペラドールブラウン色のレザーシートを採用 今回導入されるジープ・コマンダー フリーダム エディションは、リミテッドをベースモデルに、人気オプション のコマンドビュー デュアルペインパノ[…]
ブラックアクセントがモチーフとする最後の限定車 今回導入される限定車「グランドチェロキーファイナルエディション」は、右ハンドルモデルの生産終了により、この限定車が日本で発売する最終モデルになる。 ベー[…]
人気記事ランキング(全体)
一年中快適。冷暖房完備の“住める”軽キャンパー これまでの軽キャンパーに対する常識は、スペースや装備の制限を前提とした“妥協の産物”という印象が拭えなかった。しかしこの「TAIZA PRO」は、そんな[…]
サイドソファとスライドベッドがもたらす“ゆとりの居住空間” 「BASE CAMP Cross」のインテリアでまず印象的なのは、左側に設けられたL字型のサイドソファと、そのソファと組み合わせるように設計[…]
ベッド展開不要の快適な生活空間 全長5380mm、全幅1880mm、全高2380mmという大型バンコンでありながら、その中身は大人二人、あるいは二人+ペットでの旅にフォーカスされている。7名乗車・大人[…]
アウトドアに最適化された外観 まず目を引くのは、アウトドアギアのような無骨さと機能美を感じさせるエクステリアだ。純正の商用車然とした表情は完全に姿を消し、精悍なライトカスタムやリフトアップ、アンダーガ[…]
温もりと強さを両立したリアルウッドの家具 2010年に登場したファーストモデルから数えて十数年。ユーザーの声を反映しながら細部を改良し続け、今やシリーズの中でもひときわ特別な存在となっているのが、この[…]
最新の投稿記事(全体)
大人2人がゆったり眠れる圧巻のベッドスペース 最大の魅力は、クラス最大級のフルフラットベッドだ。幅1,250mm(前部)から1,000mm(後部)にわたる床面は、全長2,100mmを確保し、大柄な大人[…]
電子制御サスペンションは、3つの制御方式に大きく分類される サスペンションに電子制御を持ち込み、走行状態、路面の状況に合わせた最適な乗り心地やアジリティ、スタビリティが得られるものも一部のクルマに採用[…]
フェイスリフトでイメージ一新。都会に映えるスタイリングへ 今回のマイナーチェンジで、フェイスリフトが実施されたカローラクロス。ボディ同色かつバンパー一体成形のハニカム状グリルが与えられたフロントマスク[…]
3年ぶりの総合優勝を目指し、3台体制で参戦 今年で30回目を迎えるAXCRは、例年の約2000kmから約2500kmへと総走行距離が延長され、競技期間も8日間に延びるなど、例年以上に過酷な設定で競われ[…]
鉄粉やドロ、油などの汚れが蓄積されがちなホイール 普段の洗車で、ある程度洗えていると思っていても、実は、汚れを見落としがちなのがホイールだ。最近は、複雑な形状のものも多く、なかなか細部まで洗浄しにくい[…]
- 1
- 2