1909年の創業以来、手作業でスポーツカーを製造してきたモーガンから、フラッグシップモデル「PLUS SIX」の生産終了を記念した限定モデル「MORGAN PLUS SIX PINNACLE」が世界限定30台で発売される。価格は2249万5000円。
●まとめ:月刊自家用車編集部
世界限定30台の記念モデル
モーガンのフラッグシップモデルである「PLUS SIX」は、世界限定30台の限定モデル「PLUS SIX PINNACLE」にて、2025年早々に生産終了を予定しており、今回発売される「PLUS SIX PINNACLE」は、最後のハイパワークラシックシェイプのモーガン・スポーツカーを象徴し、PLUS 8 の⽣産開始以来50年以上にわたる系譜に終⽌符を打つモデルだという。
「PLUS SIX PINNACLE」は、、モーガンのオーダーメイドの実⼒を⽰すもので、今までのPLUS SIX オーダーを通じてユーザーからリクエストされた、最もエクスクルーシブな「スペシャル・オプション」の厳選されたセレクションを特徴としている。
「PLUS SIX PINNACLE」には、Bridge of Weir(ブリッジ・オブ・ウィアー)との共同開発による3 種類の新しいモーガン・レザー・オプションである、明るいキャメル・タンのFawn(フォーン)、ペブルグレインテクスチャー(小石目調)のダーク・ブラウンのExplore(エクスプロア)、ソフト・ブルーのRiviera(リビエラ)を中心とした3 種類のインテリアパックが用意される。
インテリアにはレザー・オプションを補完する天然シープスキンカーペットを採用。このカーペットは厚みがあり、柔らかく、足元やリアバルクヘッドまでラグジュアリーな雰囲気を演出。各カーペットは3種類のレザー・オプションと完璧にマッチするカラーで、深いパイル地は滑らかなレザーに対して⾼い質感のコントラストをもたらしている。
シートステッチは、モーガンのデザインチームがトリムショップの職人と密接に協⼒し、両オプションを組み合わせたユニークなステッチパターンを開発。このパターンは、シートバックを垂直に駆け上がるようにデザインされ、その後、収束して交差し、ピナクルのロゴが上部に表⽰されている。
ホイール、ストーンガード、ダッシュボードにサテン・ウォーム・シルバー(ミネラルシルバー)仕上げが施されており、どのような外装色と組み合わせてもニュートラルになるよう、柔らかく仕上げらている。また、ポリッシュ仕上げのル・マンスタイルの跳ね上げ式フューエル・フィラー・キャップも装着される。さらに、「PLUS SIX PINNACLE」は、サンプル塗装を含め、どのような外装色にも追加料⾦なしで対応可能となっている。
なお、モーガンは2025 年に新型フラッグシップモデルの発表を予定しているという。
PLUS SIX PINNACLE スペックシート
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(限定/特別仕様車)
クラウン専門店「THE CROWN」のみで購入できる特別仕様車 今回導入される「クラウン スポーツ RS“THE LIMITED-MATTE METAL”」は、トヨタが全国展開しているクラウン専門店「[…]
フェイスリフトでイメージ一新、各所に様々なブラッシュアップも実施。 現行ベルランゴは、2020年の日本導入以来、1万台以上を販売してきたシトロエンを代表するモデル。親しみやすいデザインと充実した収納力[…]
ジープ・ラングラーの最もハードコアな仕様「ルビコン」が100台限定で復活 「Jeep Wrangler Rubicon(2ドア)」は、ジープ・ラングラーの中で最もハードコアな仕様に仕立てられたモデル。[…]
C 220 d 4MATIC All-Terrain Night Styleの概要 C 220 d 4MATIC All-Terrainをベースに、外装色には通常モデルではオプション設定の「オブシディ[…]
0-100km/h加速は3.3秒を記録 今回導入される「RS6 Avant GT」は、RS 6 Avant performanceをベースに、シリーズの頂点に君臨するモデルにふさわしい装備を採用してい[…]
人気記事ランキング(全体)
ベレルの経験をもとに、欧州車を手本に挑んだデザインやメカニズム 明治以降の日本の近代化を牽引したのは、政府が後押しする国策企業。その仕事の中心は、富国強兵の旗印の下で、軍が資金を出すプロジェクトだった[…]
パープルセーバーって? パープルセーバーは、2022年7月に三角表示板に代わる停止表示機として発売されたアイテムだ。三角表示板はサイズの関係で、トランクルーム等のすぐに取り出せない場所に保管しなければ[…]
ピラーに装着されたエンブレムやバッジの謎とは? 今のクルマはキャビン後部のCピラーには何も付けていない車両が多く、その部分はボディの一部としてプレーンな面を見せて、目線に近い高さのデザインの見せ場とな[…]
ハイブリッドシステムに同社初の”電動ターボ”を搭載 10月17日、マラネッロより発表されたブランニューモデルがF80。GTO、F40、ラフェラーリなどと同じく”スペチアーレ”=スペシャルモデルと定義さ[…]
ベース車両はトヨタのハイエース ベースの車両はトヨタのハイエース。カスタムの幅が広く、アウトドアを中心としたユーザーに、非常に人気の高い車だ。 ハイエースはなんと言ってもクラス最大級の荷室の広さが魅力[…]
最新の投稿記事(全体)
500台限定の30周年記念モデル レガシィ アウトバック特別仕様車「30th Anniversary」は、1994年に「アウトバック」が誕生して以来、30年の集大成として、どこまでも走り続けられるよう[…]
世界限定30台の記念モデル モーガンのフラッグシップモデルである「PLUS SIX」は、世界限定30台の限定モデル「PLUS SIX PINNACLE」にて、2025年早々に生産終了を予定しており、今[…]
ベース車両はトヨタのピクシスバン ベースとなる車両はトヨタのピクシスバン。トヨタ自動車から販売されている軽商用車だが、圧倒的な積載量によりキャンパーからの人気が非常に高い。 クラス最大級の荷室の広さを[…]
実験車はコラムシフトのトヨタ ビスタ! 今回用意したクルマはトヨタのビスタ。最近ではあまり見ないコラムシフトのクルマだ。ビスタは、DレンジからPへの操作量が長くとられているので、相当なおバカさんでない[…]
初公開された最新の”自動追尾式EVごみ収集車” 三菱ふそうトラック・バスが初公開したコンセプトモデル、eCanter SensorCollect(eキャンター センサーコレクト)。電気小型トラック e[…]
- 1
- 2