安全・安心ドライブに欠かせないドライブレコーダーは各メーカーがニーズに合わせて選べるさまざまなモデルをラインアップ。今回は最新モデルやオススメモデルをピックアップして詳しく紹介するので、自分の好みにピタリと合う1台を見つけてほしい。
●文/写真:浜先秀彰 ●まとめ:月刊自家用車編集部
画質も操作性も向上!第2世代モデル「ミラレコ EM-4800」
ケンウッドの「ミラレコ EM-4800」、映像記録はフルHD(解像度1920×1080)の高画質で記録できるのが特徴だ。そのため、記録映像を見ると、前後車両のナンバープレート4ケタをしっかりと読み取れる。
発話によって手動録画ができる音声コマンド、リヤカメラ映像の遠近感がつかみにくい場合に6段階の表示拡大率から好みのものを選べる表示画角調整、死角となる斜め後方の接近車両を表示と警告音で知らせる斜め後方障害物警告などの便利機能も搭載している。
ミラー面はタッチパネル機能を持つ
タッチするとアイコンが表示され、各種の設定が行える。左右ドラッグで明るさを調整できるようになっている。また、設定メニューは希望の項目にタッチすれば操作が可能だ。表示もクッキリとしていて見やすい。
WindowsにもMacにも対応している
パソコン向けビュワーソフトはWindowsだけでなくMacでも使える。前後の映像が同時見られ、GPSやGセンサーに基づく情報も表示可能となっている。
記録映像をチェック!
広いエリアを美しく記録!シリーズ初の2カメラ機「ダクションDC2000R」
カーメイトのd’Action(ダクション)は360°カメラ搭載で知られているが、このDC2000Rはシリーズ初の前後2カメラ機。「画角の広さ」と「画質の良さ」にこだわりながらも従来に比べて低価格化を図っている。手のひらサイズのボディにはフロントカメラ、2.7インチディスプレイ、GPS、Gセンサーなどを搭載し、小型リヤカメラを付属する。
フロントカメラには460万画素センサーを搭載し、2880×1616というワンランク上の高解像度映像を記録。前方を走行する車両のナンバーもすべての文字が読み取れる。しかも対角171°の広視野角で横方向からの飛び出しもカバー。
また、後方車両が接近するとドライバーに危険を知らせるとともに自動録画を行うが、走行中のあおり運転だけでなく、停車中の微速による追突にも対応している。駐車監視オプションを接続すれば最大48時間の長時間監視が行え、衝撃検知のほか、のぞき見検知や動体検知も備えている。
わかりやすい設定メニュー
操作ボタンはサイズが大きくて扱いやすい。ボタンの役割は画面右にアイコンで表示。メニューの文字は大きくクッキリ。項目によっては設定状況の確認ができる。
多機能なPC向けビュワーソフト
Windows向けのビュワーソフトを用意。映像は親子画面表示ができ、子画面はサイズ調整が可能だ。安心ぼかし機能も持つ。
記録映像をチェック!
後方車両接近検知機能で安心感アップ!スタイリッシュな「カロッツェリア VREC-DZ800DC」
スタイリッシュで薄型の本体に小型リヤカメラを付属し、Wi-Fi接続したスマホで設定操作や記録映像のダウンロードが行えるのが特徴の、カロッツェリアの自信作「VREC-DZ800DC」。
映像記録は前後ともフルHD画質で、STARVIS技術搭載のナイトサイトにより従来の1/100以下の光量でも撮影が可能だ。また、オプションを用いず24時間365日の駐車監視も実現。運転支援機能として新開発の「後方車両接近検知」を備え、あおり運転車が近づくと危険を知らせ、自動でイベント録画に切り替わる。
コスパの高さが自慢!ケンウッドのシンプルモデル「DRV-MR480」
前後カメラともにフルHD画質による映像記録ができ、F1.8の明るいレンズや明暗差を自動補正するHDR機能、独自の技術で総合的に画質・機能を高めた「Hi-CLEAR TUNE」を搭載。
また、リヤカメラには対角約150°の広視野角レンズを採用することで、より広い範囲を記録。安心感を高めているのも嬉しい。
暗所での性能が格段にアップ!名門コムテックの「ZDR055」
コムテックのZDR055は、STARVIS2搭載で暗所性能がアップしている。高感度性能に定評があるセンサー、STARVISの進化型であるSTARVIS2を採用することで、夜間やトンネル内など暗所でもノイズが少なく鮮明な映像記録が可能だ。
前後カメラともに明暗差を補正するHDR機能も持つ。7種類の運転支援機能を搭載し、あおり運転対策も万全だ。
ストラーダと完全連携で快適な使い心地「CA-DR03HTD」
パナソニックの最新カーナビゲーションシステム、ストラーダ専用の連携型2カメラタイプのドライブレコーダーだ。
高精細なHDディスプレイに合わせた映像出力が行え、「F1X PREMIUM10 CN-F1X10BGD」との組み合わせでは10型有機ELディスプレイの高画質大画面で映像再生が可能となる。機能設定についてはナビのメニュー内から行え、内蔵機能のような快適な使い心地だ。駐車中に振動を検知して作動する「駐車録画」、走行中に後方映像を見られる「ワンタッチ後方ビュー」などの便利機能も備える。
リヤ専用のコンパクトモデル「CS-24FB」
後方の記録を行う、リヤ専用のコンパクトモデル「CS-24FB」。1カメラドラレコや室内撮影タイプの2カメラドラレコと組み合わせて使えるリヤ専用モデルで、1.44インチの画面を内蔵する。
フルHD画質による映像記録ができ、白飛びや黒つぶれを抑えるHDRや、暗い場所でも見やすい映像を提供する夜間補正機能などを搭載する。
NP1のドラレコ機能を強化する「NP-RDR001」
NP1のドラレコ機能を強化する
AI搭載通信型オールインワン車載器「NP1」は前方と車内を撮影できる2カメラドラレコ機能を標準搭載しているが、NP-RDR001を組み合わせることで車両後方も撮影できる3カメラ態勢にグレードアップできる。映像再生はWi-Fiを介して専用スマホアプリで行える。