トヨタ「ハイエース」の中に「天然の木材」を切り出したテーブルが!まるで山小屋、8人乗れるキャンピングカー

全国各地で開催されたキャンピングカーショーやアウトドアイベントには注目車両が多数展示されている。しかし、なかなかイベントに出向くことができない方も多いのではないだろうか。そこで本記事では、各イベントで展示されていた車両を紹介しよう。今回は天然の木材を切り出したテーブルが個性的なトヨタ・ハイエースがベースのキャンパーをご覧あれ。

●文:月刊自家用車編集部

ベース車両はトヨタのハイエース

大人っぽい黒ボディが目立つベース車両はトヨタのハイエース。カスタムの幅が広く、アウトドアを中心としたユーザーに、非常に人気の高い車だ。チラッと見える車内の木目感が温かみを感じる。

そんなハイエースはなんと言ってもクラス最大級の荷室の広さが魅力。普通車としての収納力は他の追随を許さない。

エクステリアも洗練されており、シャープな印象を与えている。シンプルなインテリアは誰もが使いやすいデザインだ。操作系統は運転席周りに集約されており、ドライバーの利便性がしっかりと考慮された作りになっている。

明るく快適な車内

木の温もりが漂う車内は、自然素材のやさしさが広がる。心地よい空間はボックスシートがメインとなったレイアウトになっている。

ボックスシートはクッション性が高く快適な座り心地。実はこのシートに使われているマット生地は「アクアクリーンテクノロジー」という技術を採用しているようで、コーヒーやワイン、チョコレートなど食べ物・飲み物から皮脂汚れや泥、ペットのフンに至るまで汚れを簡単に落とせる。

助手席の後ろには傘立てを備えたボックスが設置されている。センターコンソールはキルティング加工されており、小物を置くには最適。

運転席裏には冷蔵庫を備えた棚が置かれていて、棚の上にはテレビも設置。まるで山小屋のリビングを感じさせる作りになっている。

この車両の主役といえる一枚板を使用したテーブルは、自然素材と手仕事の温もりを感じる世界でひとつだけの、一点もの。キャンピングカーといっしょにテーブルも育て上げたい。

ボックスシートは広々としており、複数名でリラックスできる。

壁面には木製のパネルが貼られており、上部にはバーも設置されている。

後部左右には棚がボックスが設置されている。


シート下は荷物の積載スペースとなっている。長めの荷物も積載可能だ。

バックドア側から見た車内。

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