![[2025初売り] 注目車の攻め方&選び方:トヨタ プリウス〈最新値引き&納期情報〉](https://jikayosha.jp/main/wp-content/uploads/2025/01/PRIUS_066.jpg?v=1736038925)
この冬、新車購入を考えているならば、勝負は年明けの1月がベスト。1月最初に実施される「初売り」セールは、良い条件が出る可能性が高く、積極的にディーラーを訪れるべきなのだ。ここでは2025初売りで人気を集めているトヨタ プリウスをピックアップ。最新の目標値引き額や攻略術をお伝えしよう。
●文:月刊自家用車編集部
プリウスの人気復活を狙った現行モデル、今でも月平均の登録台数は8000台前後をキープ
2023年に登場した5代目プリウスは、歴代モデル同様の優れた燃費性能に加えて、流麗なスタイリングと動的質感を高めた走りの魅力を武器にすることで、人気復活を狙ったハイブリッドセダン。発売から2年を経過したいまでも、月平均の登録台数は8000台前後をキープするなど販売は好調だ。
納期はようやく安定してきたが、好調なセールス実績を背景に値引きは渋め
- 車両本体目標値引き額:21万円
- 納期の目安:4~6か月
- リセール予想:C+
値引き額は思った以上に低く、商談の序盤の見積もりでは値引き5万円を提示するケースが目立つ。ただ、販売店サイドもこの値引きで買ってもらおうとは思っておらず、商談を進めると車両本体価格値引きでも12~13万円は出してくる。もちろん、本気の商談としてはこれから。他社にこれといったライバルモデルは存在していないが、同じトヨタのプリウスには強く反応する傾向がある。
攻略法としては、経営資本の異なるトヨタ販売店を複数回って、プリウス同士を競合させる攻め方が極めて効果的。競わせる販売店は多ければ多いほど効果的。この初売り商戦では、車両本体と付属品の値引き合計で25万円前後は狙ってみたい。一時期長かった納期も最近は安定しており、早ければ4か月で手元に届くだろう。
プリウス独自のアイコンである「モノフォルムシルエット」を引き継ぎながら、第2世代TNGAプラットフォームによるさらなる低重心化により、よりスタイリッシュなプロポーションへ生まれ変わった。
「アイランドアーキテクチャー」コンセプトにより、圧迫感のない広々とした空間と運転に集中しやすいコックピットを両立。インストルメントパネルには、トヨタ初採用の「イルミネーション通知システム」を設定。アンビエントライトとして室内を彩るだけでなく、トヨタセーフティセンスと連動する新機能をデザインに取り入れている。
ラゲッジ床面を最大限下げることで、広々としたスペースを確保。直線的な開口で、大きなスーツケースなども出し入れしやすい設計としたラゲッジスペースは、容量410Lを実現。さらに6:4分割可倒式リヤシートを倒せば、長尺物も積載可能。
動力性能が高い2Lハイブリッド車が鉄板の選択
1.8L車と2L車の価格差は45万円相当、それでも2L車を選ぶメリットがある
1.8Lハイブリッド車も選ぶことができるが、現行モデルで新たに追加された2Lハイブリッドの方が動力性能が秀でている。1.8L車と2L車の価格差はおおよそ45万円ほどと、それなりに差はあるが、現行プリウスは走りの良さも大きな魅力としている。手放す時のリセールにも大きな差が出るのは間違いないので、ここは出していい費用と考えたい。
ベーシック仕様のハイブリッドGでも実用装備は充実
ベストバイとしてオススメしたいのは、2Lハイブリッド車のエントリーグレードとなるハイブリッドG(320万円/FF)。運転席シートが上級ファブリック+マニュアル操作タイプで、ディスプレイオーディオのモニターも8インチサイズになるが、トヨタセーフティセンスなどのトヨタ自慢の実用機能はひと通り揃っている。先代よりも価格アップはしているのだが、注がれている内容からするとバーゲンプライスだ。
動力性能重視ならばプラグインハイブリッドG、バランスの良さが光る
セカンドベストとしては、2024年秋に追加されたプラグインハイブリッドG(390万円/FF)。強化されたパワートレーンの影響で、ハイブリッド車の上級グレードハイブリッドZ(370万円/FF)よりも20万円高くなるが、駆動モーター出力向上による動力性能の強化や、最大87kmの純電動走行&充電機能の追加による利便性向上を考えると、こちらの方が魅力的だ。
2.0Lハイブリッド/1.8Lハイブリッドともに最新「第5世代ハイブリッドシステム」を搭載。目玉の2.0Lハイブリッド車(Zグレード/Gグレード)は、低燃費(28.6km/L)を達成しつつ、システム最高出力は先代比で1.6倍となる144kW(196ps)を発揮。
現行モデルは、これまでの燃費優先から、モーターアシストの利点を活かしたドライバビリティの強化に力を入れたことも見逃せない。さらに強化された駆動モーターを搭載するプラグインハイブリッド車は、よりアクセル操作に機敏に反応する特性を手に入れたことで走りの魅力を際立たせている。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(プリウス)
不可能と思われたハイブリッド量産に挑んだG21プロジェクト 1997年暮れに世界初の量産ハイブリッド車として初代プリウスが発売されてから、すでに27年が歳月が過ぎた。しかもその間に、ハイブリッド車は世[…]
プリウス:モデル概要 プリウスは、1997年に世界初の量産型ハイブリッドカーとして誕生。以来、圧倒的な燃費性能を備えた新世代のエコカーとして、ハイブリッドの普及を牽引してきたモデルだ。 2023年に登[…]
プラグインハイブリッドモデル(PHEV)に追加されたGグレード これまでのプラグインハイブリッドのプリウスはZグレードのみだったが、幅広いユーザーにプラグインハイブリッドモデルが選択肢に入るようGグレ[…]
2024年9月1日から11月30日までの新規契約者が対象 今回発表された「プリウス」「ヤリス」「ヤリスクロス」のUグレードを対象としたアップグレードサポートキャンペーンは、「KINTO Unlimit[…]
北海道・士別試験場を舞台に開発された「士別フィン」 「士別フィン」は、トヨタが、10年以上前の着想を出発点に、北海道の士別試験場にある広大なテストコースを舞台に5年にわたる研究を重ねた末に開発に至った[…]
最新の関連記事(セダン)
1989年「レクサス」誕生。最初は「LS」と「ES」の2本立て レクサスの最初の商品は、日本では初代セルシオとして販売されたLSと、カムリのV6エンジン車、プロミネントがベースのES。LSの完成度と比[…]
AMGラインパッケージ&ナイトパッケージが標準装備 今回導入される2つのモデルは、Aクラスセダンの集大成を飾る最終モデルという位置づけ。 両モデルとも、従来は有償オプションだった「AMGラインパッケー[…]
先進安全装備に加えエクステリア/インテリアにも専用装備を設定 新搭載される「Honda SENSING 360+」と名付けられた運転支援システムは、従来の「Honda SENSING 360」に対し、[…]
余裕のキャビンに豪華装備をプラスすることで、7シリーズ級の快適性を実現 今回導入される「525Li Exclusive M Sport」と「i5 eDrive35L Exclusive M Sport[…]
レクサスのグローバルモデルが、上海でワールドプレミア レクサスESは、レクサスラインナップの中核を担うアッパーミドルセダン。7代目となる現行型は、従来メインマーケットとしてきた北米/中国エリアに加えて[…]
人気記事ランキング(全体)
キャンパーシリーズ初の軽モデル トヨタモビリティ神奈川では他にも「キャンパーアルトピアーノ」「ハイエースキャンパー」「ハイエースイージーキャンパー」といったラインナップが展開されている。いずれもタウン[…]
ドリンクホルダーを拡張できる便利アイテムを発見 筆者はいつもコーヒーや炭酸飲料などが好きで、ほぼ毎日のように飲んでいる。ドライブ中にも眠気覚まし的によく愛飲している。車にはドリンクホルダーがいくつか設[…]
ワゴンのように使えるキャンピングカー Camper-Rの最大の特長は、キャンピングカーでありながらワゴン車のような自然な使い勝手を持つ点にある。乗車定員は5名で、セカンドシートには柔らかなボディホール[…]
ベース車はホンダ N-VAN e: ! 大空間が魅力のEV軽キャンパーだ 今回紹介する軽キャンピングカーは岡モータース(香川県高松市)のオリジナルモデル、ミニチュアシマウザーCP。ジャパン[…]
ホイールに付いた黒い頑固な汚れの原因はブレーキダスト 新車で購入した際はピカピカだった自慢のホイール。しかし、時を経てよく見てみると、黒い汚れが固着しているのに気づく。洗車しても全然落ちないほど頑固な[…]
最新の投稿記事(全体)
最新技術が注がれた、次世代のクロスオーバーEV 高効率の追求を大きなテーマに開発された新型リーフ(第3世代)は、従来のハッチバックモデルからクロスオーバーモデルにがらりとチェンジする。性能面でも電費や[…]
歴代レーシングマシンを彩った、特別なイエローを採用 今回導入されるイエロージャケット エディションは、2LTクーペと3LTコンバーチブルに各15台、合計30台となる日本市場限定モデル。 コンセプトカラ[…]
ヤマハと三菱自動車が共同で開発した「究極のリスニングルーム」 「OTOTEN」は、一般社団法人 日本オーディオ協会が主催する、国内最大級のオーディオとホームシアターのイベント(展示会)。当日の三菱自動[…]
市販化される「Honda 0 SUV」プロトタイプを欧州地域で初公開 「Goodwood Festival of Speed」は、英国リッチモンド公爵チャールズ・ゴードン=レノックス卿が1993年に創[…]
サービスや部品供給の詳細は、2025年秋頃に発表 かねてからホンダは、多様な取引先の協力を得て、生産供給が困難になった部品の代替部品生産の検討していたが、今回、愛着あるクルマに長く乗り続けたいという顧[…]
- 1
- 2