
ラリーショップからスタートし、現在は車高調整式サスペンションなどを手がけるパーツブランド・CUSCO(クスコ)。『東京オートサロン2025』では、FORMULA DRIFT JAPAN用のGR86や28年前のインプレッサGT300などとともに、待望のボディー補強パーツを装着したレクサスLBX MORIZO RRが登場しました!
●文/写真:松永和浩(月刊自家用車編集部)
ボディ剛性をアップして走行安定性を高める補強パーツ
FORMULA DRIFT JAPANや全日本ラリーなどのモータースポーツでトップクラスを走り続けるCUSCO。実戦に裏付けられたサスペンションやL.S.Dなどのパーツ類は、スーパー耐久などのサーキットレースでトップチームも採用するほどの信頼性を誇ります。
CUSCOのお家芸なボディ補強パーツ(写真はGR86用)
そんなパーツ類の中でもお家芸のひとつと言えるのが、ボディ補強パーツ類。スタビライザー/メンバーブレイス/ストラットタワーバーなどでボディ剛性を高めることで、サスペンションの追従性やタイヤの接地性を限界まで使い切ることが可能となります。
CUSCOによりカスタマイズされたレクサス LBX MORIZO RR
競技車両でボディー剛性を高めることはタイムを大幅に縮めることに直結しますが、ストリートがメインとなる乗用車の場合も、サスペンションの動きやタイヤの接地性が高まることにより、加速/減速がスムーズとなりコーナーリングの安定化が増します。さらに、乗り心地の大幅な向上が期待できることも利点となります。
ブース展示では、鏡などを床に敷いてリアの補強パーツやマフラー類を見ることもできましたが、ボンネット内にもすぐに目視で確認できる場所にカーボン製のストラットタワーバーが配置されていました。カーボンという材質の質感は、レクサスというブランドが持つイメージを損なうことのない高級感と補強パーツとしての実践的な強さを併せ持っています。
ブースコンパニオンがブランドアピール! [赤城ありさ]
そんなCUSCOブースに華を添えていたのが、CUSCOのレースアンバサダー「高崎くす子」となった赤城ありささん。
赤城ありささん
赤城ありささんは、スーパーGTではGT300クラスの30号車 apr GR86 GTを応援する apr VICTORIAとして、スーパー耐久やFORMURA DRIFT JAPANではエヴァンゲリオンレーシングのレースアンバサダーとして綾波レイ役で活躍しています。
ここまで読んだ方は「あれ? CUSCOとのつながりは?」「オートサロンだけに採用されたコンパニオンか?」と思うかもしれませんが、じつは赤城ありささんとCUSCOには大きなつながりがあります。彼女は国内A級ライセンスを所持しており、CUSCOジュニアラリーチームから2023年にTGRラリーチャレンジにドライバーとして参戦しています。2024シーズンは群馬県地方戦ラリーに出場予定でしたが、諸般の事情で出場予定の大会そのものが中止になってしまい、ドライバーとしての活動はできませんでした。レースアンバサダーやモデルとしての仕事のない週末は、全日本ラリーやWRC RALLY JAPANなどでメカニックとして参加するなど、モータースポーツのどっぷりハマっているのです。
また、欧州サッカーのベルギーリーグに参戦するチーム「シントトロイデン」を日本から応援するシントトロイデンガールズとしても活躍し、タクシー広告などで見かけることもあります。
そんな赤城ありささんが「心からお勧めする」CUSCOのさまざまなパーツ類は、赤城ありささん曰く「装着すれば絶対に効果が実感できます」と太鼓判!
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
最新の関連記事(東京オートサロン | コンパニオン)
普通免許で運転できる小型トラック「エルフミオ」の可能性をアピール 免許制度が変わったこともあって、ドライバー不足が叫ばれているトラック界隈ですが、そんな業界の危機を救う存在として注目されているのが、普[…]
海外ブランドタイヤ直輸入で名を馳せたオートウェイ。ブースでは最新銘柄をアピール 海外ブランドタイヤでお馴染みのAUTOWAY。中国や東南アジアで生産される海外ブランドタイヤは、こなれた価格もあって注目[…]
タイヤ&ホイールの絶妙なマッチングで、タフネスな足もとを演出 東京オートサロンのEXIZZLE-LINEのブースで抜群の存在感を放っていた「LC250 春・秋 CAMP Ver.」と名付けられたランク[…]
シリカの力で輝きを守るGYEONのカーケアケミカル 二酸化ケイ素(いわゆるシリカ)をいち早く取り入れ、カーケアケミカル業界のグローバル市場を席巻しつつGYEON(ジーオン)。洗車初期のデブリ除去/ブレ[…]
VIPセダンのビッグエンジンだからこそ楽しめるATドリフト VIP系ドレスアップとチューニングを得意とするSENSE BRAND(センスブランド)。2025年の提案は“ATで運転を楽しむ”こと。その代[…]
最新の関連記事(部品パーツ)
テールランプのオリジナルデザインは目を引くこと間違いなし! オリジナルデザインのテールランプやヘッドライトをアッセンブリすることを得意とするVALENTI(ヴァレンティ)が、『東京オートサロン2025[…]
薄型軽量モータースポーツ用ラジエターが評判 ラジエターメーカーというと、自動車メーカーとに取引がメインで、我々エンドユーザーには縁遠いものというイメージがありますが、コーヨーラドはモータースポーツ用の[…]
純正HIDバルブにフィットしたLEDバルブをオートサロン特価で販売 ドリフトのD1グランプリのマシンなどにも使われる全長調整式の車高調整サスペンションのパイオニアとして、30年近い歴史を持つRACIN[…]
“赤いブレーキパッド”が最新素材で生まれ替わった! 「国産の赤いブレーキパッドといえば」というイメージを決定づけたWinmaXのARMAシリーズが、2025年にいよいよ刷新されることとなりました。 車[…]
ないなら作る。それも最新技術で! スーパーGT GT300クラスの52号車・Green Brave GR Supra GTのLEDヘッドライトユニットを手がけるLEDライトメーカー・VELENO。この[…]
人気記事ランキング(全体)
奥まで届く薄型設計で内窓掃除が快適に 近年の車はフロントガラスの傾斜が鋭角になり、従来の内窓ワイパーでは掃除しづらいケースが増えている。特にプリウスなど一部車種ではダッシュボード付近に大きなモニターや[…]
ポップアップルーフがもたらす圧倒的な開放感 まず注目したいのは、ポップアップルーフによって実現した最大2000mmという室内高。この高さがあることで、室内で立ったまま着替えたり、作業したりすることがで[…]
気になっていた折りたたみ式サンシェードを購入 近年の日本の夏の暑さは尋常ではない。今年も6月から猛暑日があったり、この先が思いやられる暑さが続いている…。 この高気温のせいで、駐車中の車内の温度はかな[…]
引っ張るだけでOK、瞬時にセット完了 ロール式サンシェードの最大の魅力は、その操作の簡単さにある。取り付けは非常にシンプルで、工具も必要なくサンバイザーに専用パーツを固定するだけ。その状態でロール部分[…]
2代目ローレルは、ケンメリスカイライン(4代目)とシャシーを共有する兄弟車だった 2代目のローレルは1972年の4月に発売されました。この頃のローレルの日産内の立ち位置は“高級GT”といった感じで、ス[…]
最新の投稿記事(全体)
バッテリートラブルは夏場でも多く発生する バッテリートラブルって、寒い冬場に起きるものだと思っているユーザーが多いのではないだろうか。だが、実はエアコンなどをフル稼働させる夏場のほうがバッテリーを酷使[…]
夏の猛暑も怖くない、ロール式サンシェードが作る快適空間 夏のドライブで誰もが感じる悩みは、車内の暑さだ。炎天下に駐車すれば、シートやダッシュボード、ハンドルが触れないほど熱くなる。さらに紫外線による内[…]
暗所の映像も鮮明に記録。2つのカメラにSTARVIS技術搭載センサーを採用 ドライブレコーダーのトップブランド、コムテックが新たにリリースした新機種、ZDR-850Rは、前後2つのカメラで全方位を記録[…]
座るだけでクールダウン 夏のドライブが快適になる最新カーシート 夏の車内は、ただでさえ暑い。長時間の運転や渋滞に巻き込まれたとき、背中やお尻の蒸れが不快感を倍増させる。そんな夏の悩みを一気に解消するの[…]
大阪の商人らしい、「商いのうまさ」で誕生したコンパーノ コンパーノは、ダイハツが戦前から築き上げてきた商用車メーカーとしての地位から、乗用車市場へと本格的に参入する転機となった記念すべきシリーズモデル[…]
- 1
- 2