
ほとんどの人が気にもとめない、サービスエリアやパーキングエリアの片隅に置かれた地味な機器。高速道路利用者向けに設置されたものなのだが、一体、何をするものなのか? 認知度が低いが、実は「憶えておいて損はない」サービスなので、実際に使用してた上で、その詳細をレポートしよう。
●写真/文:月刊自家用車編集部
困ったときのお助けサービス。知っておくと、いざというときに安心
サービスエリアやパーキングエリアの片隅に置かれた、コンパクトな機器。ほとんどの人が、気にもとめずに素通りするが、必要な人にとっては、実はとても有益な、NEXCOが提供する無料サービスなのである。
今回、この機器を使用せざるを得ない状況となったため、実際にパーキングエリアを訪れ、実際に体験してきたので、その詳細をお伝えしていこう。
すべてのパーキングエリア・サービスエリアに設置されているわけではない
まず、このサービスを提供しているのは、特定のサービスエリア・サービスエリアとなる。当該機器を設置していない施設もあるので注意が必要だ。詳しくは、利用エリアのNEXCOのWEBサイトで確認してほしい。ちなみに、今回訪れたのは、NEXCO東日本の横須賀パーキングエリア(神奈川県)だ。
NEXCO東日本の横須賀パーキングエリア。
で、一体どのようなサービスなのかというと、ETCの利用明細をプリントアウトしてくれるという、かなり地味だが、必要な人にとってはかなりありがたいサービスなのである。今や、高い普及率を誇るETCだが、便利な一方で、これまで料金所でもらえていた領収書や利用明細は、WEB上でログインの上、必要な明細をプリントアウトしなければならなくなった。
しかし今回、諸事情でWEB上のサービスが利用できず、経費精算ができず困っていたのだが、サービスエリア・パーキングエリアで利用明細をプリントアウトできるサービスがあることを知り、実際に、横須賀パーキングエリアを訪れたというわけである。
見落としそうなくらい地味に設置されていた機器
施設内に入り、お目当ての機器を探すのだが、そもそもどんな機器なのかを知らずに訪れたので、見つけるのにちょっと迷ってしまった。が、すぐにそれらしきものを発見。休憩する人で賑わう施設内だったが、機器の周りは誰もおらず、閑散とした状況。
横須賀パーキングエリアに設置されていたETC利用履歴発行プリンター。
まぁ、ほとんどの人はWEB上の利用明細発行サービスを利用するであろうから、利用率は低いのかもしれない。しかし、何らかの理由でWEB上の利用明細発行サービスを使えない人もいるはずなので、ぜひともなくさず維持していただきたいところだ。
使い方は簡単、ETCカードを挿入して、ボタン操作でプリントアウト
横須賀パーキングエリアに設置されているETC利用履歴発行プリンターは黒い筐体だが、グレーのものもあるようで、設置されている施設によって機器の見た目が違う可能性がある。感熱式のレシートタイプで、差込口にETCカードを挿入し、ボタン操作で必要な履歴を呼び出して印刷するという、簡単な操作となっている。
緑色の「戻」ボタンで、過去の利用履歴へ遡れ、赤の「進」ボタンで新しい利用履歴を呼び出せる。青の「印」ボタンを押すと、印刷が開始される。過去の利用履歴をまとめてプリントしたい場合は、「印」ボタンの長押しでOK。
ただし、この機械でプリントアウトした利用履歴はインボイス要件を満たしていない(Tから始まる登録番号が表示されない)ので、その点は留意してほしい。設置されているサービスエリア(東日本)や詳細は、NEXCO東日本の運営する「ドラぷら」で確認してほしい。
プリントアウトしたETC利用明細。
出張で利用した高速道路。とある事情でWEB上での利用明細照会が利用できず、精算を断念するしかないかと諦めかけていたが、何とか経費を取り戻せてひと安心。ありがとう、ETC利用履歴発行プリンター! 近々、また利用しに行くのでよろしく!
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