
かつて国産車にこぞって搭載されていたアイドリングストップ機能は、燃費向上と停車時の排気ガス低減に一役買っていたシステムだ。ただデメリットも多く、この機能を常時オフにしたいと思っているユーザーは多いはずだろう。そんなニーズにジャストフィットするのが、データシステムが発売する「アイドリングストップコントローラー」だ。今回、多くの要望が寄せられていた現行N-BOX用製品が新発売された。。
●文:月刊自家用車編集部
装着するだけで、アイドリングストップが抱える弊害をスマートにクリアできる。特に頻繁なエンジンの再始動を減らすことで、バッテリーの消耗をかなり抑えることができる。
アイドリングストップコントローラーを装着するだけで、エンジン始動後のスイッチ操作が必要なくなる。もちろん、純正のアイドリングストップON/OFFスイッチの機能に影響は与えないので、純正スイッチでの切り替えも可能だ。
アイドリングストップコントローラーISC436-H(データシステム)
●価格:8580円
●車種適合:N-BOX(カスタム・ジョイを含む) R5.10〜 形式JF5・6
製品の取り付けは、A/Cコントロールユニットの裏側の36ピンコネクターに取り付けるだけ。慣れたユーザーならばDIY作業で取り付けすることもできる。
アイドリングストップを常時OFFにする便利なユーティリティアイテム
多くの車に搭載されているアイドリングストップは、燃費の向上には貢献するものの、信号待ちでエアコンの効きが悪くなったり、搭載バッテリーの負担が増えたりと、一長一短なところがあるのも事実。「別に無くてもいいのに…。」と感じているドライバーも多いことだろう。
そんなアイドリングストップのわずらわしさを解消できるということで、スマッシュヒットを飛ばしているのが、データシステムから発売されている「アイドリングストップコントローラー」だ。
通常のアイドリングストップでは、エンジン始動時に自動でONとなるクルマが多く、「今は使いたくない」という場合でも、毎回OFF状態へ手動で操作する必要がある。これが面倒と感じるドライバーが多いのが実情。そんな時に、この製品が装着されていれば、エンジン始動時のアイドリングストップの初期設定をOFFに変更することが可能。わざわざスイッチ操作でON/OFFを切り替える必要がなくなる。
今回、新発売となったN-BOX用(ISC436-H)では、エンジン始動した状態で、ステアリング横に配置されるECONスイッチを5秒以上長押しするだけで、アイドリングOFFの状態が固定され、常にアイドリングOFFの状態を維持することができる。
毎回面倒なスイッチ操作をする手間が省け、よりスムーズな発進や運転が可能になるほか、機能切り替えの操作は純正のECONスイッチのみで行えるため、後付けのスイッチを追加しなくて済むことも魅力のひとつ。インパネまわりの雰囲気を損なわないことも大きなメリットだ。
機能のON/OFFの切り替えは、エンジン動作中にECONスイッチを5秒間押すだけ。メーター内のECONマーク表示灯が点灯から消灯になれば、正常に作動していることが確認できる。
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