
トヨタカスタマイジング&ディベロップメントは、トヨタ自動車と共同開発したコンプリートカー「シエンタ JUNO (ジュノ)」を発売する。
●まとめ:月刊自家用車編集部
家具モジュールを装着することで、シエンタが「動く部屋」に大変身
シエンタ JUNO (ジュノ)は、「持ち運べる部屋」という新しい価値観を追求し開発されたコンプリートカー。後席&荷室に着脱可能な「家具モジュール」を組み合わせることで、ユーザーが自分だけの空間を創り出すことを可能としている。
JUNOコンプリートカーは、ハイブリッドのZを2人乗り・4ナンバーのバン仕様に変更。家具モジュールは、「チル」「リフレッシュ」「フォーカス」「コンフォート」という4つのテーマセットが用意されており、ユーザーのライフスタイルや用途に応じて選択し、オリジナルの空間を楽しむことができる。また、家具モジュールは、必要なものだけを自由に組み合わせて購入することも可能という。
JUNOコンプリートカーの価格は、ハイブリッド車(2WD)が365万4200円〜、ハイブリッド車(E-Four)が385万2200円〜。なお、荷室の利用は駐車時のみを想定しており、走行中の乗車は法令で禁止されているとのこと。
JUNOコンプリートカー。標準架装装備(専用サイドトリム・専用フロア)のイメージ。
テーマセット「チル」
ゆったりとした心地よい空間で、のんびり気楽に過ごすことが開発コンセプト。好きな場所にサイドテーブルとクッションモジュールをセットして、お気に入りのカフェのように過ごすことを想定している。セットされる家具モジュールは、ベースモジュールとベースモジュールラージを各1つ、クッションモジュールを2つ、サイドテーブルを1つになる。
テーマセット「リフレッシュ」
リフレッシュは、非日常の体験としてキャンプ場でのバーベキューを楽しむことを想定して開発。具体的には、ベースモジュール4つを組み合わせることで、荷室にゆったりとくつろげる広い空間を作り出し、食事や就寝など様々な用途に対応することが可能になっている。
テーマセット「コンフォート」
コンフォートは、床に座ったり寝そべったりして、リビングのようにくつろげる快適な空間を目指して開発。ベースモジュール4つとベースモジュールラージ1つ、サイドテーブル2つをセットすることで、広々としたリビングのような空間を作り、ティータイムを楽しむことができる。
テーマセット「フォーカス」
フォーカスは、仕事や趣味に集中できる、心地よい空間が開発コンセプト。ワークテーブル、ベースモジュールラージ。ベースモジュール2つ、クッションモジュール2つを組み合わせることで、快適な作業スペースを室内に作り出している。
写真ギャラリー
クッションモジュール
サイドテーブル
ベースモジュール
ベースモジュールラージ
ワークテーブル
JUNO専用エンブレム
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(トヨタ)
ACCが停止保持機能付きにアップデート 今回実施された一部改良では、人気のメーカーオプションが標準装備化されたほか、新しい装備の追加や安全装備の拡充を実施。さらにMODELLISTAと共同開発したコン[…]
ふたりの旅をとことん快適にするバンコンの完成形 バンコンは使い勝手と価格のバランスから人気の高いカテゴリーだが、「TR540S Join」はその中でも異彩を放っている。2人旅に特化することで、車内空間[…]
1900年初頭、石油ランプからアセチレンランプへ進化 ガソリンエンジンを搭載した自動車が実用化された初期の時代は石油ランプが用いられていた。1900年代に入ると炭化カルシウムと水を反応させて、発生する[…]
軽トラックをキャンピングカーに仕立てるという逆転の発想 「軽トラで旅をする」。そう聞けば多くの人が、狭くて過酷なイメージを思い浮かべるだろう。しかし、その常識を覆したのがこの一台。ベースとなるのはトヨ[…]
ミニバンベースの8ナンバーキャンパー 「ラクネル・レイ」を理解する上で、まず着目すべきはその基本設計。ベース車両にはマツダ ボンゴバン、あるいはトヨタ タウンエースが採用され、全長4065mm、全幅1[…]
最新の関連記事(ニュース)
ブラックルーフの数量限定車を、オンライン販売することも発表 新型プレリュードは、電動化時代における「操る喜び」を継承するスペシャリティスポーツモデル。ホンダ独自のハイブリッドシステム「e:HEV」をさ[…]
航続距離は270km以上、V2Hにも対応する本格EV N-ONE e:は、ホンダがカーボンニュートラル実現に向けた電動化推進の一環として投入する軽乗用EV。2024年10月に発売された軽商用EV「N-[…]
32号車GRヤリス ニュル24時間レースで鍛えたGRヤリスDATを国内の厳しい環境で検証 GRヤリスDATは、WRCやラリーイベントなどさまざまな道で鍛えられ、市販車にフィードバックするためスーパー耐[…]
商品設計基盤技術「ENLITEN」を乗用車用スタッドレスタイヤで初採用 ブリヂストンの新しいスタッドレスタイヤ「ブリザックWZ-1(以下WZ-1)」は、同社が掲げるタイヤ開発コンセプト「ENLITEN[…]
人気記事ランキング(全体)
こだわりの内装、そして充実装備を搭載した快適空間 岡山に本社を置く、軽キャンパー専門のショップ、クレストビークル。同社は、クオリティの高い内装と、実際に使ってみて実感できる利便性の高い充実装備で、ユー[…]
軽バン×キャンピングカーという選択肢 街乗りのしやすさや維持費の安さから、軽バンは根強い人気を誇るが、そこにキャンピングカー的な機能を加えたのが「RS1XX」だ。ベースとなっているのはダイハツのアトレ[…]
軽トラックをキャンピングカーに仕立てるという逆転の発想 「軽トラで旅をする」。そう聞けば多くの人が、狭くて過酷なイメージを思い浮かべるだろう。しかし、その常識を覆したのがこの一台。ベースとなるのはトヨ[…]
ミニバンベースの8ナンバーキャンパー 「ラクネル・レイ」を理解する上で、まず着目すべきはその基本設計。ベース車両にはマツダ ボンゴバン、あるいはトヨタ タウンエースが採用され、全長4065mm、全幅1[…]
キャンピングカー選びのジレンマを、解決すべく開発された 国内キャンピングカー市場は、レジャー需要の深化のみならず、災害時のシェルターやテレワーク拠点としての活用といった多用途性への関心の高まりを背景に[…]
最新の投稿記事(全体)
家具モジュールを装着することで、シエンタが「動く部屋」に大変身 シエンタ JUNO (ジュノ)は、「持ち運べる部屋」という新しい価値観を追求し開発されたコンプリートカー。後席&荷室に着脱可能な「家具モ[…]
ACCが停止保持機能付きにアップデート 今回実施された一部改良では、人気のメーカーオプションが標準装備化されたほか、新しい装備の追加や安全装備の拡充を実施。さらにMODELLISTAと共同開発したコン[…]
ふたりの旅をとことん快適にするバンコンの完成形 バンコンは使い勝手と価格のバランスから人気の高いカテゴリーだが、「TR540S Join」はその中でも異彩を放っている。2人旅に特化することで、車内空間[…]
なぜ「軽」で、なぜ「ワゴン」なのか。日常という名の大切な場所 「RS1プラス」を語る上で、まず理解すべきはその土台、つまりベース車両の選択にある。先行モデルの「RS1」が商用車ベースのエブリイバンを採[…]
1900年初頭、石油ランプからアセチレンランプへ進化 ガソリンエンジンを搭載した自動車が実用化された初期の時代は石油ランプが用いられていた。1900年代に入ると炭化カルシウムと水を反応させて、発生する[…]
- 1
- 2