
Hondaが、2026年1月9日(金)~11日(日)まで幕張メッセで開催される「東京オートサロン2026」での出展概要を発表した。今回の展示では、走りの情熱を具現化した四輪コンセプトモデルや最新のレース車両を披露する。
●文:月刊自家用車編集部
●Hondaならではの「走りの遺伝子」を打ち出したブース
今回のブーステーマは「Honda Sports DNA」。モータースポーツを頂点とする走りへの技術と情熱が、レース活動から市販車の開発までつながっていることが自然とイメージできる。赤を基調としたブースデザインにより、夢への挑戦とクルマづくりへのこだわりを体感できる空間となっている。
●展示車両「CIVIC TYPE R HRC Concept」(初公開)
究極のFFスポーツ「シビック タイプR」をベースに、レースの最前線を担うHRC(ホンダ・レーシング)がその知見を惜しみなく注入。
単なるドレスアップではない。サーキットでの戦闘力を極限まで高め、走りを徹底的に研ぎ澄ませた「HRC仕様」の真価が、ついにその姿を現す。
●展示車両「PRELUDE HRC Concept」(初公開)
2025年9月に待望の復活を遂げた「プレリュード」が、早くもHRCの手によってカスタマイズされた。スペシャリティカーとしての美しさに、操る喜びを追求した機能パーツを融合。ハイブリッド・スポーツの新たな地平を切り拓く一台だ。
●展示車両「CIVIC e:HEV RS Prototype」(初公開)
CIVIC e:HEVに新たに設定されるスポーティーグレード「RS」のプロトタイプ。プレリュードに続き、新制御技術「Honda S+ Shift」を搭載し、爽快な走りにさらなる磨きをかけている。
●レース車両・体験展示
2026年のSUPER GTシリーズ参戦予定車である新型GT500マシン「Honda HRC PRELUDE-GT」を展示する。また、2019年までSUPER GTで活躍した実車(NSX-GT)を活用した、eモータースポーツ専用のレーシングシミュレーターも設置される。
●開催概要
日時:2026年1月9日(金)〜11日(日)
会場:幕張メッセ(Hondaブース:中ホール 小間番号432)
特設サイト:https://www.honda.co.jp/autosalon/
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