
MODELLISTAが大切にしてきた「上質」「洗練」「五感に響く機能」という価値観は、少しずつかたちを変えながら進化を続けている。2026年の東京オートサロンでは、その現在地とこれからを示す2台のモデルを通じて、ブランドの新たな表情が提示されるようだ。
●文:月刊自家用車編集部
ブランドの象徴として位置づけられるコンセプトモデル
MODELLISTAは、TOKYO AUTO SALON 2026への出展にあたり、フラッグシップ的な役割を担うコンセプトモデルを展示する。このモデルは「The MODELLISTA」と呼べる存在として、今後の商品展開も視野に入れながら、ブランドの世界観を凝縮した一台となる。
特徴的なのは、実際に乗車できる点だ。視覚的な造形だけでなく、触感や空間の雰囲気などを通じて、「五感に響く機能価値」の一部を体感できる構成とされており、MODELLISTAが考える“クルマに乗る楽しさ”を自然なかたちで伝える狙いがうかがえる。
新デザイン思想を反映したプロトタイプの提示
もう一台は、MODELLISTAの新しいデザインコンセプト「GEOMETRICAL organic」を取り入れたプロトタイプモデルだ。幾何学的な要素と有機的なラインを組み合わせた造形は、近未来的でありながらも過度に尖りすぎない印象にまとめられている。
このモデルは、同デザインコンセプトを反映した商品が設定される初の市販予定モデルとされており、単なる提案にとどまらず、実際のプロダクトへとつながる重要な位置づけとなる。コンセプトモデルとプロトタイプモデルの詳細は、会期初日に行われるプレスカンファレンスで明らかにされる予定だ。
五感で楽しむ演出と、身近に広がるコレクション
オリジナルフレグランスの体験コーナーでは、「#0 URBAN OASIS」に加えて、「#1 GRACE」「#2 NOMAD」という新たな香りが登場。さまざまな方向で「上質・洗練」を表現。
ブースでは車両展示に加え、ブランドの世界観を体験できるコンテンツも用意される。オリジナルフレグランスの体験コーナーでは、「#0 URBAN OASIS」に加えて、「#1 GRACE」「#2 NOMAD」という新たな香りが加わり、空間全体で“上質”や“洗練”を感じられる演出が施される。
また、MODELLISTA COLLECTIONでは2026年の新作グッズ6種を展開。着せ替え可能となった「モデクマくん」や、新色を追加した今治ハーフハンカチ、持ち運びしやすいエアミスト仕様のフレグランスなど、日常の中でMODELLISTAをさりげなく楽しめるラインナップが揃う。車両だけでなく、ライフスタイルまで含めてブランドを体感できるブース構成となりそうだ。
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