
幾層にも重ねられた塗装の奥に潜む立体ペイントには驚愕のアートが隠されています
●文/写真:松永和浩(月刊自家用車編集部)
オリジナルエアロと驚愕ペイントで魅せたエスカレード
東京オートサロン2026の西ホールで異彩を放っていたのがROHAN IZAWA ART DESIGNのROHAN FANG ESCALADE。
ROHAN FANG ESCALADE
ベースはキャデラック エスカレードのロングボディバージョンであるESVでゼネラルモーターズジャパンとしては日本未導入のグレード。それをROHAN IZAWA ART DESIGNが直輸入しオリジナルエアロブランドの「FANG ARMOR」でワイドボディキットを開発・製作。
ROHAN FANG ESCALADE
エスカレードESVのワイドボディーキット装着車だけでも希少なところに、ROHAN IZAWA ART DESIGNのお家芸とも言える立体ペイント + キャンディーカラーで仕上げた一台となります。
この立体ペイントはまるでパテ盛りかの様な厚手の塗装膜に文様をつけていきボディ全体に彫刻を施すという技術で、文様の仕上げにはグラインダーで塗装膜を削るという工程もあります。
立体ペイントの上に施される塗装は何重にも重ねられています
そんな彫刻の上にグラデーション塗装を施しながらより一層の立体感を与え、そこにキャンディーカラーや皇室クリアコートを覆いかぶせ面が平滑になるまで磨き上げるという複雑な工程を経て生み出されたのが、この芸術的なボディとなります。
塗装工程だけで製作期間は数か月にも及ぶ
数十層にも及ぶ塗装膜で仕上げるこの複雑な塗装工程は数か月にも及ぶため、製作できる台数も限られます。またこの様な芸術的なアートカーはおいそれと乗ることは出来なさそうな印象を持ちますが、最後に施されるクリアのトップコートはかなりの硬度を持っており、多少の小石がはねた程度では傷すらつかないとのこと。
実際に乗ることが出来るアートカーという部分も相まって、東京オートサロン2026内で行われた東京国際カスタムカーコンテスト2026ではインポートカー部門の最優秀賞を獲得しています。
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