●文:月刊自家用車編集部
ホンダN-VANベースの軽キャンパー
N-VANコンポ(ホワイトハウスキャンパー)
ベースとなる車両はホンダN-VAN。積載性を重視した作りである一方で、最新のNシリーズらしい走りの質の高さが特徴だ。助手席側のセンターピラーを廃しているため、サイドからの乗り降りや積み込みが非常にラクな点も見逃せない。
そんなN-VANをベースとして、趣味の“秘密基地”を仕立てたのは、4輪車／2輪車ディーラーを展開するホワイトハウス(愛知県)が運営する、ホワイトハウスキャンパーだ。
車内空間
車内スペースはもちろんフルフラット対応。寝心地にこだわった肉厚のベッドマットを使い、快適な車中泊を実現している。
車内装備
リアゲート側は、出入り口としては使わず、収納＆シンクというレイアウトにしているのが一番の特徴。ここにはジッパー付きの収納部が5か所あり、小物系や衣類などの軽めの荷物はこちらに収納できる。また車内側から見ると、電子レンジとシンクがまとまっている。
シンクは珍しいダブルタイプ。片方を車内、もう片方を車外に出して使い分けることが可能だ。
またシート下部には収納スペースがあり、こちらを活用すれば長尺物などもすっきり収納できる。
車への出入りはサイド側に任せ、リアゲート部を壁として扱い、収納＆シンクスペースとしている。
シート下はスルー空間になっているので、長尺物の収納もOK。
車外エクステンション
このモデルは、積載量をアップさせるためにルーフキャリアを搭載。コンテナなどに荷物をまとめて固定すれば、広い室内空間を犠牲にすることなく、多くの荷物を乗せることができる。また、サイドオーニングを装備しているので、こちらを展開すると快適な空間をさらに広げられる。なお、ポップアップルーフの取り付けも可能だ。
※掲載写真は2023年7月時点のものであり、現在販売されているモデルとは一部内容が異なる場合があります。
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