
受注開始から即5万台に到達! 現在受注停止(2025年5月現在)になっている大人気のジムニーノマド。そのノマドにポップアップルーフを架装したキャンパーが先行予約受付中だ。ジャパンキャンピングカーショー2025でも展示されていたホワイトハウスキャンパーのジムニーノマド+ポップアップルーフ。ジムニストもおしゃれキャンパーも注目の1台だ。
●文:月刊自家用車編集部
ジムニーノマドにポップアップルーフ! 現代の遊牧民を体現できる!
2025年4月に発売が開始されたスズキ•ジムニーノマドは、ジムニー本来の悪路走破性は犠牲にせず、大人4人が快適に乗車できる5ドアボディに設計されたオフローダーだ。
ジムニーのオフローダーとして信頼性に加え、無骨だけど可愛らしいルックスに日頃の足としても便利な5ドアが爆発的な人気を呼んでいるが、そのジムニーノマドにホワイトハウスキャンパーが手がけた専用ポップアップルーフを架装。
ジムニーノマド+ポップアップルーフはどこにでも走って行き、寝泊まりできる現代の遊牧民を体現できるキャンピングカーになってくれそうだ。
ホワイトハウスキャンパーのポップアップルーフ仕様のジムニーノマドはジャパンキャンピングカーショー2025でも注目の的。展示車両は試作品。実際の市販モデルとは異なる。
エクステリアと足回りはジムニーマニア納得のコラボレーション
展示車はキャンプギアにこだわるおしゃれなキャンパーにも間違いなく好まれるルックスだが、エクステリアや足回りはジムニストも納得のこだわった仕様だ。
エクステリアは全国でJIMNY WORLDを展開するN’s STAGEの最新カスタムをふんだんに採用。
フロント周りはJIMNY WORLD IRON style FRPフロントバンパーや同samuraiフロントグリルtypeⅡなどで顔つきの精悍さがアップ。
サスペンションの3インチアップアームセットなど、足回りを中心に高度な技術を持つハイブリッジファーストのチューニングも施されている。
ハイブリッジファーストの牽引フックやWARNのAXON 45Sウィンチも装備し、オフローダーとしての機能も追求。
ホワイトハウスキャンパーを中心にN’s STAGE、ハイブリッジファーストの3社のコラボレーション作品は、東京オートサロン2025 ドレスアップ•SUV部門で優秀賞を受賞。市販モデルはどのような姿を見せるのか? 期待が高まる。
試作車は東京オートサロン2025 ドレスアップ•SUV部門で優秀賞を獲得。市販モデルの発表が待ち遠しい。
本格派のカスタムでジムニストにもおしゃれキャンパーの期待にも応える
オフローダーとしてのカスタムも本格的だ。
迫力のあるオーバーフェンダーは、ハイブリッジファーストのプロトタイプ。ジムニーの新たなカスタムモデルの誕生を感じさせる。
ホイールはWORK ガルバトレ2 エヌズオリジナルカラー8.0J× 16-12。タイヤはトーヨー オープンカントリーM/T(245/75R16)。悪路の走破性ともに無骨さのレベルを引き上げている。
ジムニストのみならず、無骨系おしゃれキャンプを楽しむ人にとっても足回りのルックスは魅力的なはず。
エクステリア、インテリアに架装されたカスタムパーツ各社のロゴがドアを飾り、オフローダー感がアップ。展示車のインテリアでいうと運転席•助手席シートはレカロ SR-C-BK100H。ステアリングはREAL ウッドステアリングが搭載されている。
サイドステップはJAOS製のプロトタイプ。これが付くとクロスカントリー感がぐっと高まる。
JAOSサイドステップ(プロトタイプ)の搭載で、インチアップされた車体でも乗り降りが楽。キャンピングカーとしての機能性を高めている。
そしてこの車の一番の目玉がホワイトハウスキャンパーが手がけたジムニー専用のポップアップルーフだ。
デザインや機能は展示車とは変更となる予定だが、ロングホイールベース化されたジムニーノマドのルーフなら2名就寝も可能なはず。
普通車乗り入れ不可の荒野の野営地でワイルドなキャンプを楽しむのも良し。ポップアップルーフがあればファミリーでも車中泊キャンプが楽しめる。オフローダーでありながら、マルチに活躍するキャンピングカーになるのは間違いなさそうだ。
ワイルドにカッコよく、人とは違った車中泊キャンプを楽しみたい人は、ホワイトハウスキャンパーのウェブページをチェックだ。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
人気記事ランキング(全体)
FRのサニーに対して、日産初のFF方式を採用 1970年代を前にして、ヨーロッパから前輪駆動のFF方式の波が押し寄せてくる。この流れを敏感にとらえ、市場に送り出されたのがチェリーだ。車名の由来は日本の[…]
"最後の個性派スポーツ"と評価されたSR311フェアレディ2000 その軽やかな響きとは裏腹に、フェアレディという名は、国産スポーツカーのパイオニアの血統を受け継ぐ伝統の名称だ。その系譜をたどれば、ダ[…]
クラウンエステート概要:品格と機能性が同居する「大人のアクティブキャビン」 クラウンエステートは、クラウンシリーズ第4弾として登場した「大人のアクティブキャビン」。ワゴンとSUVを融合させた新しいデザ[…]
コンパクトでも侮れない装備力 F-BOX Squareは、トヨタ・タウンエースをベースに仕上げられた8ナンバーキャンピングカー。街乗りにも馴染むコンパクトな全長と車高1,960mmというサイズ感は、立[…]
優雅な旅を叶えるDarwin Q3の世界 トヨタ・ハイエースをベースに、DELTA VAN DESIGNが手掛けた「Darwin Q3」は、旅を愛する人々の理想を具現化したキャンピングカーだ。ベース車[…]
最新の投稿記事(全体)
コンセプトモデル「Acura Performance EV Concept」の進化系 ベースとなっているのは、昨年2024年にカリフォルニアで開催されたモントレー・カー・ウィークで発表された、Acur[…]
一見すると、何に使うかよくわからないアイテムだが…。 TikTokを始めとしたSNSでバズった話題のカーグッズ。ショート動画で見ていると、かなり便利そうなので気にはなったいたのだが…。実際のところはど[…]
GRIDLESS GARAGE LIFEを体現するGMLVAN G-01 GMLVAN G-01は日産キャラバンをベースに、GORDON MILLER MOTORSのアイコンである丸目ライトとテールラ[…]
「トヨタ・2000GT」より先に生まれた「小さなスポーツカー」 「トヨタ・スポーツ800」が発売されたのは1965年です。 それより少し前の1950年代は、戦後からの復興期から徐々に産業が発展しつつあ[…]
フォレスター:モデル概要 6代目として登場した現行モデルは、レジャービークルとしての本質を追求し続けてきた歴代モデルのコンセプトを継承。スバル伝統の水平対向エンジンと独自の4WDシステムを採用するほか[…]