斬新サイズ感「トヨタ車だよね?」圧倒的コスパの万能キャンピングカー。街乗り問題なし・車中泊快適・感動の使いやすさ。│月刊自家用車WEB - 厳選クルマ情報

斬新サイズ感「トヨタ車だよね?」圧倒的コスパの万能キャンピングカー。街乗り問題なし・車中泊快適・感動の使いやすさ。

斬新サイズ感「トヨタ車だよね?」圧倒的コスパの万能キャンピングカー。街乗り問題なし・車中泊快適・感動の使いやすさ。

コンパクトながら本格的なキャンピングカー体験を実現する「Plaything Ace SP」。軽キャンピングカー以上、ハイエース未満という絶妙なサイズ感に、12Vクーラーやリチウムバッテリー、ソーラーパネルなどの快適装備を搭載。普段使いの延長でアウトドアへ踏み出せる一台として注目の車両だ。この記事では、その魅力と細部のこだわりを掘り下げて紹介していく。

●文:月刊自家用車編集部

コンパクトサイズが生む絶妙な取り回し

タウンエースをベースにした「Plaything Ace SP」は、軽キャンピングカーより余裕があり、ハイエースよりもコンパクトという絶妙に使いやすい車両だ。全長4065㎜、全幅1665㎜というサイズ感は、街中や狭い道でも扱いやすく、駐車場の制約も受けにくい。ファミリーでもソロでも使いやすい取り回しの良さは、日常の足としても無理なく馴染む。運転に不安を感じる人でも、このサイズならキャンピングカー生活に踏み出しやすいだろう。

さらに2WDと4WDをラインナップし、雪道や未舗装路など多様なシーンにも対応可能。燃費性能も2WDでWLTC高速モード13.1km/Lと優秀で、普段使いから旅行まで幅広いシーンをカバーする。

快適な車内空間を支える装備群

車内は天井全面に断熱・防音加工を施し、夏の暑さや冬の寒さを和らげる仕様。静粛性も確保され、走行中も快適に過ごせる。足元には重歩行対応のクッションフロアを採用し、車中泊やアウトドアでの利便性を高めている。

また、天井には暖色系のLEDダウンライトと間接照明を配置し、やわらかな雰囲気を演出。調光機能を備えており、就寝前のリラックスタイムから食事や作業までシーンに合わせた照明演出が可能だ。インテリアの質感にも配慮が行き届き、長時間滞在しても心地よさを損なわない空間に仕上がっている。

パワフルな電源システムで安心

キャンピングカーで重要なのが電源システムだが、Plaything Ace SPはこの分野でも抜かりがない。標準で200Ahのバッテリーを搭載し、走行充電40Aに対応。さらに1000Wの正弦波インバーターを備え、家庭用家電に近い安定した電源供給を可能にしている。

ソーラーパネルも175Wのフレキシブルタイプを標準装備し、補助的な充電手段を確保。これにより長期の車中泊やアウトドア滞在でも、電源不足の不安が大幅に軽減される。電子レンジや冷蔵庫といった高出力家電にも対応可能で、利便性は格段に向上する。

使い勝手にこだわったギャレーと収納

運転席側に設けられたキャビネットには、給排水タンク(各10L)とシンクが収まり、ちょっとした調理や手洗いに便利。シンク周りには防水仕様の有孔ボードが取り付けられ、キッチンツールや小物を掛けることができる。ギャレー上にはスポットライトも備え、夜間の調理をサポートする。

収納面も充実しており、扉付き収納庫やオープン収納、さらにスライドドア上のラックなど多彩なスペースを確保。衣類やキャンプ用品を整理しやすく、長期の旅でも荷物の収まりが良いのが特徴だ。助手席側にはハンガー掛けを兼ねた間接照明もあり、利便性と雰囲気づくりを両立している。

快眠を支えるベッドシステム

就寝時は、セカンドシートを展開して後部のマットを組み合わせることで、大人2名がしっかり足を伸ばして眠れるベッドスペースが完成する。コンパクトなボディながらも十分な就寝性を確保し、快適な車中泊を可能にしている。

また、セカンドシートにはイタリア製FASPシートを採用し、2名用または3名用から選択可能。走行時は快適なシートとして機能し、就寝時にはスムーズにベッドへ変形する。このシートアレンジの柔軟性が、日常と非日常をシームレスにつなぐ役割を果たしている。

快適装備で長旅も安心

換気機能としてマックスファンを標準装備し、雨天時でも使用できる設計。さらに12Vクーラーを搭載し、200Ahのバッテリーで約10時間稼働可能。猛暑の中でも安心して休息できるのは大きな魅力だ。

安全装備も充実しており、衝突回避支援システムやオートハイビーム、盗難防止システムなどを搭載。普段の運転からロングドライブまで安心感が高い。街中から自然の中まで、あらゆる環境で快適性を維持できることが、このモデルの大きな価値といえる。

多彩なオプションで自分仕様に

Plaything Ace SPは標準装備でも十分に充実しているが、オプションの選択肢も豊富だ。ポップアップルーフやFFヒーター、電子レンジの追加、バッテリー容量アップ、さらには外装の塗装変更まで、幅広いカスタマイズが可能。ユーザーのライフスタイルに合わせて理想の一台へ仕上げることができる。

特にポップアップルーフを追加すれば、就寝人数を増やすこともでき、ファミリーでの利用にも柔軟に対応できる。オプション選択によって用途が大きく広がる点も魅力だ。車両価格は400万円台〜と出来ることの範囲を考えると高コスパといえる。

写真ギャラリー

収納スペースもご覧のとおり。足元スペースを大いに活用できる。

サイドに展開できるタープも備えており、車の外にも日差しや雨を避けることができるスペースを確保できる。

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