
地域によって異なるが、水道水には様々な成分が含まれている。その水をそのまま洗車などに使用すると、ボディ表面にトラブルが発生する場合がある。そういったリスクを低減するための装置がリリースされたので、紹介していこう。
●まとめ:月刊自家用車編集部
水道水の不純物を除去! 簡単設置の水シミZERO
普段の洗車で、自宅の水道水を利用するカーオーナーは多いと思われる。しかし、水道水には、地域によって差はあるものの、塩素やミネラル、カルシウムなどの、車のボディにとってはありがたくない成分が含まれている場合が多い。
水道水に含まれる不純物を4つのフィルターで除去する、水シミゼロ(サンコー株式会社)。
そういった不純物を限りなくゼロに近い状態まで除去してくれる、「水シミZERO」という装置が、サンコー株式会社からリリースされたので紹介しよう。
4層フィルターで水道水が純水に! 洗車後の拭き上げの手間を軽減
サンコー株式会社が新たにリリースした水シミZEROという製品は、純水を作り出す純水器だ。いつも使用している水道の蛇口につなぐだけで、水道水に含まれる不純物を4層のフィルターで除去。
洗車の大敵とも言える、塩素やミネラル、そしてカルシウムを除去してくれる。水道水をそのまま使用すると不純物が含まれているため、洗車後に水滴が乾いた場合に、ボディにシミとなって残ってしまう可能性がある。しかし、水シミZEROを使用すると、そのリスクが限りなくゼロに近いレベルまで低減される。
また、純水を使用して洗車することで水シミが残らないため、拭き上げ作業の手間が大幅に軽減できるのもメリットと言える。
ちなみに、本製品にはTDSメーターと呼ばれる、水に含まれる不純物を測定するメーターも付属するので、洗車前に生成水をチェックすることが可能だ。
取り付けは簡単! いつも使っている水道につなげるだけでOK!
純水を生成する水シミZEROの取り付けはいたって簡単。フィルターそれぞれ順番にホースでつなぎ、水道の蛇口に差し込むだけでOK。特別な工事や専門的な知識は不要だ。
水シミZEROは、4つのフィルターをホースでつなぎ、水道の蛇口にセットするだけでOK。
そして、気になるフィルターの寿命だが、2ヶ月に1回程度の洗車であれば、最大約5年は使用可能となっている。洗車に手間をかけたくないが、キレイに仕上げたいという人にピッタリの洗車アイテムと言えるだろう。
フィルターの寿命は、2ヶ月に1回の洗車頻度であれば、最大5年は使用できる。
水シミZEROの特長まとめと、製品仕様
では、サンコー株式会社の水シミZEROの特長をまとめていこう。
【製品特徴】
- 水道水に含まれる不純物を、4つのフィルターで除去し純水を生成
- 純水で洗車すれば、ボディ表面の水シミのリスクを低減
- 生成した水のチェックが可能なTDSメーターが付属
- ホースを差し込むだけなので、簡単に設置が可能
- 長期間使用可能(※洗車頻度による)
【製品仕様】
- サイズ:幅190×奥行370×高さ205(mm)
- 重量:約5.6kg
- 純水採水量:約2,400L(TDS 50ppm相当での測定値)
- タンク容量:約1L(タンク1個あたり)
- フィルター種類:イオン交換樹脂
- 材質:本体 PP/各ホース PP+PU/固定用プレート 鉄板/グリップベルト ナイロン/シリコンリング シリコン
- セット内容:本体(フィルター×4、フィルター固定用プレート×2、蝶ナット×1、ボルト×1)、水道用ニップル凹×6(予備2個含む)、水道用ニップル凸×6(予備2個含む)、ニップル用キャップ×8、接続ホース(短)×3、接続ホース(長)×1、 ノズル×1、グリップベルト×1、TDSメーター×1、シリコンリング×4、テスト用ボタン電池×2、日本語取扱説明書
- パッケージサイズ:幅210×奥行420×高さ270(mm)
- パッケージ込み重量:約7kg
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
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