
BYDは、ドイツのミュンヘンで開催された「IAA モビリティ 2025」で、新型ハイブリッド車「BYD SEAL 6 DM-i TOURING」を世界初公開した。また、また、コンパクトEV「DOLPHIN SURF」がEuro NCAPで最高評価の5つ星を獲得し、欧州での現地生産第一号モデルとなることも発表された。
●まとめ:月刊自家用車編集部
BYD初のステーションワゴン
世界初公開された、新型ハイブリッド車「BYD SEAL 6 DM-i TOURING」は、BYD初のステーションワゴンであり、同社が独自に開発したプラグインハイブリッド車(PHEV)の技術「DMテクノロジー」を搭載している。高い燃費効率と航続距離を実現することで、航続距離は1300kmを超えるとのこと。今回の発表により、欧州市場への本格的な展開強化を印象付けるものとなった。
また、コンパクトEV「BYD DOLPHIN SURF」がEuro NCAPで最高評価となる5つ星を獲得したことも明らかされ、このモデルが2025年末に稼働予定のハンガリー・セゲド工場で最初に生産される欧州で最初に生産されるモデルとなることも公表されている。
ほかにも、EVの充電速度をガソリン車の給油速度と同等にする「油電同速」という考えに基づく「フラッシュチャージ」の欧州市場での導入計画も明らかにされている。
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