
日産自動車は、新型「セントラ」を北米市場向けに発表した。米国では2025年に発売される予定になる。
●まとめ:月刊自家用車編集部
北米で650万台以上を販売したベストセラーが最新型へ
新型「セントラ」は、ダイナミックなデザイン、洗練された走行性能、最新のコネクティビティを兼ね備えたセダン。北米では40年以上も生産され、累計650万台以上の販売台数を誇るベストセラーモデルとして広く認知されている。
2026年に発売される新型は、デュアル12.3インチディスプレイやプロパイロットアシスト、全方位運転支援システム・セーフティシールド360などの最新装備を装着して発売される。
2026 Nissan Sentra
エクステリアは、進化したVモーショングリルと、明るさを大幅に向上させた薄型LEDプロジェクターヘッドライトを採用するほか、インテリアは、クラストップレベルの12.3インチデュアルディスプレイに加えて、タッチセンサー式のエアコンスイッチパネルを搭載し、モダンで洗練された空間を演出。さらに、64色のアンビエントライトなどで、上質でモダンなキャビンを実現。
2026 Nissan Sentra
ワイヤレスCarPlayとBOSEオーディオで、快適な車内空間を提供
快適装備も充実しており、ワイヤレスのApple CarPlayとAndroid Autoに対応した12.3インチのデュアルディスプレイを装備するほか、オーディオには8スピーカーのBOSEプレミアムオーディオを採用。シートも高い耐久性を持ちながらナッパレザーのような触感を持つ合成皮革素材「TailorFit」が使われるなど、クラスを超えた快適さが提供される。
2026 Nissan Sentra
大幅な静粛性と乗り心地の向上を実現
パワートレーンは、最高出力149馬力、最大トルク146lb-ftの2.0リッター直列4気筒エンジンを搭載。さらにエクストロニックCVTのチューニングを改善したことで、より自然で滑らかな加速を実現する。
ボディ剛性は、従来モデルより6%向上するほか、大型ダイナミックダンパーの採用により、路面からの振動を効果的に低減。さらに、トランクやリヤフェンダー、ミラーの形状に工夫を加えた、フラットアンダーボディを採用することで空気抵抗を低減し、走行安定性と燃費の向上を達成している。
低い開口高と広い開口部を備えたラゲッジスペースは、複数のスーツケースを収納できる荷室容量を確保されるほか、インテリジェントキーには、クルマに近づくと自動でロックを解除する接近時アンロック機能と、クルマから離れると自動でロックする降車時オートロック機能を装備。日常の利便性を向上させていることも特徴のひとつ。
2026 Nissan Sentra
全方位運転支援システムを標準装備
安全面では、高速道路などの長距離運転の負担を軽減するプロパイロットアシストに加え 、車線変更時の斜め後ろの車両との衝突回避をアシストするインテリジェントBSI(後側方衝突防止支援システム)を搭載。駐車時にはインテリジェントアラウンドビューモニター(移動物検知機能付)が支援を行うほか、歩行者検知機能付きのインテリジェントエマージェンシーブレーキ、インテリジェントFCW(前方衝突予測警報)、インテリジェントLI(車線逸脱防止支援システム)などのドライブシーンで役立つシステムも拡充されている。
米国では「S」「SV」「SR」「SL」の4つのグレードが展開され、2025年後半に販売が開始される予定だ。
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2026 Nissan Sentra
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