
日産自動車の海外法人、北米日産は、北米市場向けのプラグインハイブリッドモデル「ローグ プラグインハイブリッド」を発表した。2025年11月21日から30日まで開催されるロサンゼルス・オートショーで一般公開され、米国では2026年初頭から販売される。
●まとめ:月刊自家用車編集部
実績のある三菱アウトランダーPHEVのOEMモデル
発表された「ローグ プラグインハイブリッド」は、Re: Nissan再建計画の一環として、米国での電動化モデルの製品ラインアップ拡充を期待して投入されるミッドサイズSUV。三菱自動車が販売しているアウトランダーPHEVの日産向けOEMモデルになる。
北米では、スタンダードな「SL」グレードと上級の「Platinum」グレードの2つを設定。
パワーユニットは、2.4リッターガソリンエンジンに2つの電気モーターを前後に配置し、20kWhリチウムイオンバッテリーを組み合わせたプラグインハイブリッドで、システム出力は最高出力248馬力、最大トルク322lb-ftを発揮する。
モーターとガソリンエンジンの出力をシームレスに融合するプラグインハイブリッドシステムを採用。日常域での静かで効率的なEV走行に加え、長距離走行の対応できるハイブリッドの柔軟性も兼ね揃えている。レジャーシーンでの活躍も期待される。
電動走行性能は、EPA基準でEV走行距離38マイル(約61km)、電力+ガソリン走行航続距離は420マイルを達成する。レベル2の家庭用充電設備を用いれば約7.5時間で満充電が可能と、普段使いではEVらしい運用も可能。
すべてのグレードにインテリジェントAWDと7つのドライブモード(ノーマル、パワー、エコ、ターマック、グラベル、スノー、マッド)を搭載することで、様々な走行状況下で高い安心感と優れた走行性能を楽しめるとしている。
ローグは、エクストレイルの米国名。フロントグリルを中心に日産独自の「Vモーション」風のデザインが施されることで、標準(ガソリン車)のローグの雰囲気も継承している。三菱のPHEV技術を活用することで、開発コストと時間を削減し、北米市場の電動化戦略と販売力を早期に強化する狙いが込められている。
北米向けは2つのグレードを設定
利便機能として、SLグレードには12.3インチのデジタルメーターとワイヤレスApple CarPlayと有線Android Autoを搭載した9インチタッチスクリーンや、フロントおよびリヤのUSBポート(各2つ)、LEDフォグライト、シートヒーター付きフロントシート、レザー巻きステアリングホイールを装着。上級のPlatinumグレードには、パワーパノラミックサンルーフやシートヒーター付き本革シート、プルアップサンシェード、2つの120ボルト電源コンセント、ヒーター付きステアリングホイール、グロスブラックのルーフレールが追加される。
インテリアは、ダッシュボードやドアアームレストにはソフトタッチ素材を使用し、上質な質感を演出。プラチナムグレードでは、本革シートや削り出しアルミトリムプレートなどで、よりプレミアムキャラが高まる。
エアコンやオーディオ、ドライブモードは物理スイッチで操作するタイプ。
3列シート仕様の7人乗りモデルを設定。2列目シートがスライドリクライニング&前倒式を備え、3列目シートへのアクセスが容易な設計を採用している。フロントドアガラスには遮音性を高めるアコースティックラミネートガラスが用いられるなど、静粛性に富んだキャビン設計も見どころのひとつ。
安全性能は、11個のエアバッグに加えて、すべてのグレードに日産セーフティシールド360(歩行者検知付き自動緊急ブレーキ、ハイビームアシスト、車線逸脱警報、後方交差警報、ブラインドスポット警告、後退時自動ブレーキ)のほか、移動物体検知付きインテリジェントアラウンドビューモニターや、加減速とステアリング操作を同時に支援するプロパイロットアシスト1.1も標準装備される。
セーフティシールド360やプロパイロットアシスト1.1など、安全運転支援機能も充実。
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