※このページは、自動車関連企業等より配信されたパブリシティリリース記事をそのまま転載しております。掲載内容に関するお問い合わせ等につきましては、直接リリース配信元までお願いいたします。
BEVは唯一解か?
2022年9月、東京発ーローランド・ベルガーは、最新スタディ「自動車のカーボンニュートラル戦略~BEVは唯一解か?~」を発表いたしました。ローランド・ベルガーでは、モビリティに関する多くのプロジェクトを手掛けています。カーボンニュートラルへの動きが不可逆かつ加速する中で、BEV(電気自動車)に注目が集まっています。カーボンニュートラルというゴールに向かう中でBEVは他のパワートレインに対して優れているのか、俯瞰した視点で分析を行っております。
日本の主要産業の1つである自動車産業が、カーボンニュートラルに向けた動きの中で存在感を示していくことの一助となれば幸いです。
要旨
カーボンニュートラルの実現に向け、自動車(特に乗用車)におけるBEV化の波が先鋭化し不可逆的な動きとなっている。しかし、「BEV一辺倒」に対して欧州の各種ステークホルダーが異なる主張をするなど、必ずしもBEVを唯一解と言い切れない状況が見え始めている。
「カーボンニュートラル=BEV」といった等式にフォーカスが集まりやすいが、本スタディでは、自動車のカーボンニュートラルを構成する要素を、地域毎の観点も含めて俯瞰的に整理した。
●GHG排出量分布(現状把握):欧州は過去30年でGHG排出量の削減を果たした数少ない地域のひとつであるが、欧州の中で運輸部門のみGHG排出量が増加しており、自動車のカーボンニュートラルを推し進める1つのモチベーションとなっている
●エネルギー供給の状況:発電がCO2フリーであることがBEV化を進めるうえで重要であるが、発電のエネルギーミックスは国により大きく異なり、必ずしもCO2フリー発電は進んでない。また、電力をBEVに供給する充電インフラの整備状況も国により大きく異なり、カーボンニュートラルを実現する手段としてのBEV受け入れ体制は、国により大きく異なる
●パワトレ別のエネルギー効率:パワトレの効率を多様な観点で比較すると、燃料製造時のエネルギー投入量に対する駆動エネルギー効率はBEVは優れるものの、同じ駆動エネルギーを発生させるために搭載すべき燃料の量(体積)が大きいことが液体燃料に劣る
●OEMの対応方針:生産・販売の地域ミックスに違いに加え、モデルミックスの違いなども背景に、BEVを主に据えつつも「BEV一辺倒」に対するスタンスの違いも垣間見える
いずれにしろ、BEV化の流れは止まらないだろう。ただ、従来OEMは自らの事業にとっての最適解(モデルミックス、パワトレ進化、生産・販売地域ミックス、など)を見出してきたが、カーボンニュートラルの実現に向けて、CO2フリーエネルギーの安定供給や充電インフラの整備など多様なエコシステムが持続的に成立する解を見出すことが求められるなど、方程式の変数は増えている
※本スタディは下記よりご覧ください
https://rolandberger.tokyo/rolandberger-asset/uploads/2022/09/Roland_Berger_Mobility_Study_20220921.pdf
ローランド・ベルガーについて
Roland Bergerは、1967年に設立された、ドイツの伝統とヨーロッパを起源とする唯一のグローバルコンサルティング会社です。世界35カ国に2,700名の従業員を擁し、主要各国でコンサルティングサービスを提供しています。世界51カ所あるオフィスは、世界の主要なビジネスハブに位置しています。また、約300人のパートナーによる独立したパートナーシップ制により経営・運営されています。
よく読まれている記事
様々な電子デバイスを利用する現代において、充電場所を確保することの重要性がさらに高まっていると言えるだろう。特に、車内において複数の充電ポートを確保しておきたいと考えるドライバーも少なくないはず。そこ[…]
「軽キャンパー=割り切りの乗り物」──そんな先入観を、静かに裏切ってくる一台がある。見た目はあくまで日常、だが扉を開けた瞬間、その印象は一変する。車中泊はもちろん、仕事にも遊びにも自然に溶け込み、使い[…]
普段、特に不満のない愛車の走り。その走りを手軽に、より上質な走行フィールに変えることができるのはご存知だろうか? そのために欠かせないのが車のボディの剛性。車両のちょっとした隙間を埋めて剛性を高め、ス[…]
マツダの戦略モデルゆえに「売れる」ことが宿命づけられているCX-5。まもなく登場する新型は、目の肥えたユーザーにどう映るのか? 注目ポイントをお教えしよう。 全長115mm延長がもたらす「CX-5史上[…]
軽商用車の世界に、静かだが確実に大きな転換点が訪れた。ダイハツが量産モデルとして送り出す電気自動車の軽バンは、単なる環境対応車ではない。物流の現場で本当に使えること、毎日の足として成立することを前提に[…]








