※このページは、自動車関連企業等より配信されたパブリシティリリース記事をそのまま転載しております。掲載内容に関するお問い合わせ等につきましては、直接リリース配信元までお願いいたします。
中古車情報サイト「車選びドットコム(https://www.kurumaerabi.com/)」を運営する株式会社ファブリカコミュニケーションズ(本社所在地:愛知県名古屋市中区、代表取締役社長CEO:谷口 政人)より、2023年6月における自動車登録台数の推移と、中古車情報サイト「車選びドットコム」の販売台数推移から、中古車市場の動きをまとめたレポートをご案内いたします。

【中古車市場統計レポート(2023年6月)】より抜粋してご案内いたします。
本調査詳細はこちら:https://www.kurumaerabi.co.jp/useful-details/1356/
- 自動車販売市場の動向(2023年6月)
2023年6月の新車登録台数は前月比120.2%、中古車登録台数は前月比108.2%となりました。新車登録台数、中古車登録台数ともに増加しており、例年と同じような推移をしております。
前年比を見てみると、新車登録台数は前年比119.8%、中古車登録台数は101.5%となっています。前年比においては2023年2月から新車、中古車ともに登録台数が増加傾向を続けており、コロナ禍以前の水準に戻りつつあります。
新車登録台数
2023年度 | 4月 | 5月 | 6月 | 月平均 |
新車登録台数 | 349,592台 | 326,731台 | 392,719台 | 356,347台 |
前年比 | 116.7% | 125.0% | 119.8% | 120.3% |
中古車登録台数
2023年度 | 4月 | 5月 | 6月 | 月平均 |
中古車登録台数 | 519,100台 | 501,582台 | 542,629台 | 521,104台 |
前年比 | 100.0% | 102.4% | 101.5% | 101.3% |
※「車選びドットコム」では、普通自動車の登録台数を発表している「自販連(一般社団法人 日本自動車販売協会連合会)」と、軽自動車の登録台数を発表している「全軽自協(一般社団法人 全国軽自動車協会連合会)」の統計データをもとに、新車登録台数と中古車登録台数の推移を紹介しています。
2022年9月以降、中古車相場は下落傾向にありましたが、2023年5月からオートオークションでの平均落札価格は上昇傾向に転じています。これにより現在の相場は昨年と同程度の相場で推移しています。昨年度は6月から9月にかけて中古車相場が高騰したので今後の動向を注視する必要がありそうです。
今後の相場変動については二通り考えられます。一つは相場が反転し上昇傾向を続けるというもの、もう一つが相場がしばらく横ばいで推移するというものです。2023年はここまで昨年と同じ相場推移をしており、この5月からの相場上昇も自然な上昇に映ります。さらに現在は1~5年落ちまでの国産車出品の成約率が上昇していることから相場が好転しているという見方があります。これらより、昨年の相場高騰まではいかずとも、同じように上昇傾向を続ける可能性があります。
もう一方で、例年5月から9月は相場が横ばいに推移する傾向があるため、相場に影響を与える特別な出来事が起きない限りは横ばいの動きを見せるだろうとの見方もあります。昨年の相場高騰は新車不足によるところが大きかったので、新車生産が回復してきている今、同じように相場が高騰するとは考えにくいです。どちらの変動を見せてもおかしくない状況ですので、今後数ヶ月は特にオークション成約率を注視していく必要があるでしょう。
相場上昇を続ける場合、1~5年落ちの販売車が高い成約率を維持する可能性が高いので、高年式車を仕入れするのが難しくなる可能性があります。これらの車を取り扱っている方は留意しておくと良いかもしれません。
- 中古車情報サイト「車選びドットコム」の動向(2023年6月)
2023年6月の中古車情報サイト(車選びドットコム)での中古車販売台数を紹介いたします。以下のグラフの黄色い棒グラフに着目していただくと、6月は前年と同じ推移を見せており5月から販売台数を伸ばしました。過去2年の傾向から、7月はさらに販売台数が伸びることが予想されます。

※過去25ヶ月の自動車販売市場と中古車情報サイト「車選びドットコム」の市場動向を比較しています。
※「車選びドットコム」の市場動向は、加盟店専用レポートからの抜粋のため、詳細数値は非公開としています。
◆国産車の中古車販売傾向【人気ランキング】
「車選びドットコム」の市場動向から調査した、国産車の2023年6月中古車販売傾向を紹介します。
ボディタイプ別販売ランキング
国産車のボディタイプ別ランキングでは、軽自動車が1位となりました。ただ軽自動車はシェアを2.7ポイント落としており、その分ミニバン/ワンボックス、コンパクト/ハッチバックがシェアを伸ばしております。
順位 | ボディタイプ | 割合 | 変動率 |
1位 | 軽自動車 | 31.5% | -2.7% |
2位 | ミニバン/ワンボックス | 16.0% | +1.8% |
3位 | コンパクト/ハッチバック | 12.9% | +1.0% |
4位 | 軽バン/軽ワゴン | 9.2% | -0.4% |
5位 | セダン/ハードトップ | 7.0% | +0.1% |
車種別販売ランキング
国産車の車種別ランキングではプリウス(トヨタ)が1位となりました。販売台数の多いランキング上位の車種にはほとんど変化がなく、人気車種が固まっていることがわかります。
順位 | 車種(メーカー) | 順位変動 |
1位 | プリウス(トヨタ) | ↑(前回5位) |
2位 | エブリイ(スズキ) | ↑(前回4位) |
3位 | タントカスタム(ダイハツ) | ↓(前回1位) |
4位 | ワゴンR(スズキ) | ↓(前回3位) |
5位 | ハイゼットカーゴ(ダイハツ) | ↑(前回9位) |
◆輸入車の中古車販売傾向【人気ランキング】につきましては、こちらからご確認いただけます。
https://www.kurumaerabi.co.jp/useful-details/1356/
- 中古車販売店様の経営活動を応援します
中古車販売店様の経営活動を応援します「車選びドットコム」では、「symphony」をご利用いただいている加盟店に向けて、月に一度上記のレポートよりも詳細な小売データレポートを発行しています。各ボディタイプで人気の車種をご紹介している他、年式・走行距離・価格帯・カラー別での販売割合もご確認いただけます。
目まぐるしく変わる社会情勢に対して、常に変化が求められる昨今。データを分析して高速でPDCAを回して行く必要があります。「車選びドットコム」では15年以上の中古車情報サイトの運営実績で蓄積したノウハウを、中古車販売店の皆さまにご提供していますので、気になる方はぜひお問合せ下さい。
【株式会社ファブリカコミュニケーションズ(https://www.fabrica-com.co.jp/)会社概要 】
- 代表者:代表取締役社長CEO 谷口政人
- 本社所在地:愛知県名古屋市中区錦3-5-30 三晃錦ビル8F
- 設立:1994年11月
- 事業内容:業務支援システム開発・販売事業、SMS配信ソリューション事業、インターネットメディア事業、WEBマーケティング事業、自動車整備・レンタカー事業
<本件のリリースに関するお問い合わせ先>
株式会社ファブリカコミュニケーションズ 広報室
TEL:052-959-3460
FAX:052-959-3463
E-mail: press@fabrica-com.co.jp
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