※このページは、自動車関連企業等より配信されたパブリシティリリース記事をそのまま転載しております。掲載内容に関するお問い合わせ等につきましては、直接リリース配信元までお願いいたします。
既存投資家およびマツダ含む新規投資家から合計1600万ドル資金調達
英国時間2023年11月28日00時01分(日本時間2023年11月28日9時01分)リリース
Secondmind(本社:英国ケンブリッジ、日本法人所在地:神奈川県横浜市、読み:セカンドマインド)は、マツダと戦略的パートナーシップの提携を拡大し、複雑化する自動車技術の設計・開発に対応していくため、AIを活用しイノベーションを推進することに合意しました。これにより、車両設計開発のシステムエンジニアリングと検証プロセスをサポートするソリューションの研究開発と量産適用を中心に活動します。また、この度拡大したパートナーシップでは、高度で複雑な課題を克服した戦略的なアプリケーションに重点を置き、設計と開発の仮想化を通じて、それらにかかる時間とコストの効率化を目指します。
このたびSecondmindが実施しました新たなシリーズB2資金調達ラウンドに、Secondmindの既存投資家であるAmadeus Capital、Atlantic Bridge Ventures、Cambridge Innovation Capitalに加えて、マツダもパートナーシップ拡大の一環として参加します。これはSecondmindのリーダーシップ、アクティブ・ラーニング技術の革新性、製品の差別化、自動車市場における事業機会の大きさへの賛同を裏付けるものです。Secondmindは、Future Fundの社債転換を含む今回の資金調達により、営業とマーケティングの強化、数々の受賞をしたクラウドネイティブのSecondmind Optimization Engineの開発加速など、事業の主要部分を拡大します。
今回の提携の拡大では、三年にわたる提携関係に加え、マツダの先端AIの先行研究およびそれを担う人材の育成においても協力関係を深めていきます。Secondmindは、英国ケンブリッジのAI業界への案内役として、自動車工学に最先端のAI技術を適用する研究分野でマツダに協力します。
Secondmindの最高経営責任者(CEO)であるガリー・ブロットマンは、次のように述べています。「Secondmindとマツダは、車両設計と性能の継続的な最適化の実現に向けて、意気投合しました。今回の戦略的パートナーシップの拡大は、長年にわたる深い協力関係を強化するものであり、先端AIの先行研究およびそれを担う人材の育成で、自動車工学におけるAIイノベーションを切り開いていくマツダにご協力できることを誇りに思います。また、今回の資金調達ラウンドにおいて、Amadeus Capital、Atlantic Bridge Ventures、Cambridge Innovation Capitalに加え、マツダを出資者として迎えることができたことを嬉しく思います。この資本増強を活用し、ソフトウェア・デファインド・ビークルの時代において、マツダと自動車業界全体にとってより価値の高い、システム設計最適化とキャリブレーション用ソフトウェアの開発と量産適用を加速させたいと考えています」
マツダの佐賀尚人執行役員は次のように述べています。「自動車業界では、市場ニーズの多様化や技術の高度化と複雑化によって、開発スピードの更なる加速と効率化が求められています。Secondmindとのパートナーシップが、固定概念にとらわれない発想や革新的な技術をマツダにもたらし、マツダのクルマづくりのさらなる進化に貢献してくれることを期待しています」
Amadeus Capital Partnersの共同設立者兼パートナーであるハーマン・ハウザーは、次のように述べています。「私たちは、実用的なAIアプリケーションを世の中で始めて開発する企業の1つであったSecondmindのアーリーステージから、Secondmindを支援してきました。自動車産業へ注力するというSecondmindの戦略は大きな成功を収めており、マツダとのパートナーシップ拡大はその証となります。今回の投資ラウンドで、このような業界のリーダーとパートナーになれることを嬉しく思います」
Atlantic Bridge Venturesのマネージング・ダイレクターであるケビン・ディロンは、次のように述べています。「Atlantic Bridge Venturesは、2017年以来Secondmindの主要な投資家として、同社が開発するエンジニアリング用途の画期的な機械学習ソリューションへのニーズに対し継続して支援しており、今回、自動車工学のイノベーターであるマツダをSecondmindの戦略的出資者として迎えることを嬉しく思います。我々は、ソフトウェア・デファインド・ビークルの時代において、Secondmindが、自動車の設計と開発の効率を大きく変えるきっかけになるとを強く信じています」
Cambridge Innovation Capitalのパートナーであるイアン・レインは、次のように述べています。 「AIと機械学習の力で、サステナブルな車両の設計開発に変革をもたらすというSecondmindのミッションに関われることを嬉しく思います。マツダとの革新的なパートナーシップの拡大により、自動車産業のカーボンニュートラルな世の中への移行を加速させるという世界的な取り組みの中心に、ケンブリッジの企業が関わっていることに対し、Secondmindを称賛したいと思います。SecondmindのクラウドネイティブなAI最適化ソリューションは、エンジニアにとって、かつてないレベルの電動車開発やドライビングエクスペリエンスを実現するツールとなり、車両のライフサイクルを通じたエネルギー効率と性能の継続的向上を実現させていくと信じています」
●Secondmindについて
Secondmind は、SDVのための最適化ソリューションを開発しています。SecondmindのクラウドネイティブなAI最適化ソリューションは、シミュレーション設計の効率化や、キャリブレーションの工数削減、継続的な車両のエネルギー効率と性能改善など、かつてないレベルの設計開発やドライビングエクスペリエンスを実現するツールであり、カーボンニュートラルなモビリティへの移行を加速します。
Secondmindは、2023 Autotech AI Breakthrough Awardを受賞し、Amadeus Capital、Atlantic Bridge、Cambridge Innovation Capitalなどの大手ベンチャーキャピタルの支援を受けています。
人気記事ランキング(全体)
“壊れないクルマ”を証明した日本車の海外ラリー挑戦、現場では様々なパーツが開発された歴史あり 今どきの日本車は、オイル交換などの最低限のメンテナンスさえしておけば、壊れるリスクはかなり低い。日本国内だ[…]
iPhoneやiPadの画面を純正ディスプレイに簡単に表示、最高すぎだろ! 最近は純正ディスプレイにスマートフォンの映像を表示できるクルマが増えているのだが、接続方法はクルマによってまちまち。その中で[…]
ベース車両はスズキのエブリイ ベースとなる車両はスズキのエブリイ。燃費の良さや、運転のしやすさが際立つ軽自動車であるにもかかわらず、広い車内空間を誇る人気車だ。 シンプルでコンパクトな外観は、街乗りで[…]
ベース車はスズキ・エブリイワゴン/キャビン 2mini Frozoo(マリナRV) ベースとなる車両はスズキ・エブリイワゴン。釣りやキャンプなどアウトドア趣味のユーザーに人気が高い軽バンコンは、キャン[…]
ナメたナットを切って外すツール 角をナメてしまったナットは、外れたとしても再利用することは難しい。であれば、壊してして外す、という選択肢もある。それを可能とするツールが「ナットブレーカー」だ。ナットを[…]
最新の投稿記事(全体)
amazonブラックフライデーとは? amazonは、年に何度か大きなセールを実施するが、中でも、毎年11月から12月にかけて実施されるブラックフライデーは、特に広範な商品がセールの対象となるので、こ[…]
大メーカーに呑み込まれた航空機エンジニアの気概が、先進の小型車を生んだ ひと口に自動車メーカーと言っても、その歴史や成り立ちにより社風や個性は違う。1966年に合併した日産とプリンスも、まったく異なる[…]
ベース車両はトヨタのハイエース ベースの車両はトヨタのハイエース。カスタムの幅が広く、アウトドアを中心としたユーザーに、非常に人気の高い車だ。 ハイエースはなんと言ってもクラス最大級の荷室の広さが魅力[…]
100万円の購入サポートクーポンを、抽選で3名にプレゼント 今回実施されるアルファロメオの特別キャンペーン 「BLACK FRIDAY」は、アルファロメオ トナーレPlug-In Hybrid Q4の[…]
人気タレントを使ったテレビCM戦略は、ミゼットから始まった クルマのCMにタレントが登場するのは、今では当たり前のこと。旬のタレントと新型車の取り合わせは、時に大きな話題にもなる。その先駆けとなったの[…]