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Vantage GT3、カタールでFIA WECデビュー
LMGT3クラスがGT世界選手権の新たな夜明けを告げる
- 新型Vantage GT3がFIA世界耐久選手権デビューに向けて準備完了
- アストンマーティンは、史上最強のGTクラスに参戦する9メーカーの一角を占める
- D’station RacingとHeart of Racingがアストンマーティンを代表して世界の舞台へ
- 世界4大陸で開催される8つのレースで、世界最高のGTレースを披露
- 3度の世界チャンピオン獲得経験を持つマルコ・ソーレンセンがD’station Racingのチームを率いる

2024年2月28日、ドーハ:
アストンマーティンの輝かしいレーシングヒストリーの新たな幕開けです。今週末にカタールのルサイル・インターナショナル・サーキットにて開催されるFIA世界耐久選手権(WEC)カタール1812kmレースにおいて、新型Vantage GT3が初舞台を踏みます。
アストンマーティンは、FIA WECが2024年に新設するGTレースカテゴリーに参戦する、世界最高峰のスポーツカーメーカー9社のうちの1社となります。この新カテゴリーには、WECシリーズ史上初めてFIA認証のGT3マシンが参戦することになっています。LMGT3と名付けられたこの新クラスで、Vantage GT3は、スパ・フランコルシャン(ベルギー)と富士(日本)で開催される6時間レースに加え、101年前に初めて開催された世界的に有名なル・マン24時間レース(フランス)など、世界4大陸で開催される最も象徴的なスポーツカー耐久レースに挑みます。
新型Vantage GT3は、数々の世界選手権を制した先代モデルの流れを受け継ぎ、今月初めに発表されたウルトラ・ラグジュアリーな新型Vantage ロードカーとメカニカル・アーキテクチャを共有しています。アストンマーティンの実績あるボンデッドアルミニウムシャシーをベースに、恐るべきツインターボ4.0リッターV8エンジンを搭載したVantage GT3は、一新されたノーズトゥテールのエアロダイナミクスパッケージ、包括的に見直されたサスペンション、そして最先端のエレクトロニクスを備え、この最新世代のアストンマーティンGTレーサーに世界を打ち負かすポテンシャルを与えています。
アストンマーティンのパートナーチームであるD’station RacingとHeart of Racingは、LMGTE Amに代わりFIA WECのGTレーシングカーの唯一のクラスとなるLMGT3で、英国メーカーの期待を担って世界一となり、11回の世界選手権タイトル獲得というVantageの輝かしい記録を再び更新することを目標としています。
2024年にVantageファミリーで新しくなるのは、カテゴリーや車種だけではありません。D’station Racingは、新シーズンに向けて大幅にメンバーを変更しました。2021年以来、チームの要として活躍してきた藤井誠暢(日本)がマネージング・ディレクターの仕事に専念するためにドライビングから離れることとなり、またチーム代表の星野敏(日本)は6月のル・マン参戦のみを予定しています。
代わりに、FIA世界耐久選手権チャンピオンに3度輝いた、アストンマーティンのファクトリードライバーであるマルコ・ソーレンセン(デンマーク)がチームを率い、GT4ヨーロッパシリーズとGT4フランスシリーズの両方でタイトルを獲得した経験を有するエルワン・バスタード(フランス)がパートナーを務めます。ル・マンを除き、第3ドライバーを務めるのは、2020年スパ24時間レースのプロアマクラス優勝の実績のあるクレメント・マテウ(フランス)です。
Heart of Racingは2023年の第3戦からWECシリーズに参加し、2024年が初のWECフルシーズンとなります。IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権のGTDクラスでタイトルを獲得したHeart of Racingは、昨年初めてル・マン24時間レースに参戦して長年の夢を実現し、シーズン最終戦となるバーレーン8時間レースでは初めて表彰台に立ちました。
米国を拠点とするこのチームは、チーム代表のイアン・ジェームス(英国)とダニエル・マンチネリ(イタリア)、アレックス・リベラス(スペイン)という2023年までと変わらない顔ぶれで、1月に開催されたロレックス・デイトナ24時間レースでVantage GT3を選手権デビューさせ、GTDプロカテゴリーで見事4位入賞を果たしています。
アストンマーティンは、2012年にシリーズが始まって以来、WECの全シーズンにVantageで参戦しており、ルサイルでの2024年シーズン開幕で再び栄光を目指して戦うことになります。カタールの後、WECはヨーロッパに戻り、イモラ(イタリア)とスパ・フランコルシャン(ベルギー)で6時間レースを行い、6月15~16日に開催される世界最大のレース、フランスのル・マン24時間レースに向けて準備を進めます。
シーズン後半戦は、6時間レースが開催されるインテルラゴス(ブラジル)、COTA(米国)、富士(日本)の3大陸で、計4回のレースが予定されています。今では恒例となったシーズンフィナーレとなるバーレーン8時間レースは、11月2日に開催されます。
アストンマーティンの耐久モータースポーツ責任者であるアダム・カーターは、次のように述べています。「どんなレーシングカーにとっても世界選手権デビューは特別な機会であり、新型アストンマーティンVantage GT3は非常に特別なレーシングカーです。成功を収めた先代モデルの血統を継ぐ最新世代のVantageに我々は大きな期待を寄せており、今シーズンのWECとル・マンの両方で勝利を目指すD’station RacingとHeart of Racingをサポートするために、我々の持てる力の限りを尽くすつもりです。どんな新しいレーシングカーでもそうであるように、我々も急こう配の学習曲線の始まりにいます。しかし、我々はこれまでもタイトルを何度も獲得しており、あらゆる面で大幅に改良された製品を提供するために、過去何年にもわたって学んできたことをすべて引き出しました。今まさに、我々は世界最高のGTメーカーを相手に究極のテスト環境に入ろうとしています。エキサイティングな展望であり、スタートを切るのが待ちきれません。」
カタール1812kmレースの公式練習は、2月29日(木)の現地時間12:20(グリニッジ標準時間GMT09:20)に始まり、レースは土曜日の11:00(GMT08:00)にスタートします。イベントの詳細は、WEC公式ウェブサイトとアプリでご確認ください。
こちらのプレスリリースに関する素材は、下記よりダウンロード可能です。
アストンマーティン・ラゴンダについて:
アストンマーティンは、世界でもっとも熱望されるウルトラ・ラグジュアリー・ブリティッシュ・ブランドとなることを目指し、人々を魅了してやまないハイパフォーマンス・カーを作っています。
ライオネル・マーティンとロバート・バンフォードによって1913年に設立されたアストンマーティンは、スタイル、ラグジュアリー、パフォーマンス、エクスクルーシブネスを象徴するグローバル・ブランドとして知られています。アストンマーティンは、最先端のテクノロジー、卓越したクラフトマンシップ、美しいスタイルを融合させ、Vantage、DB12、DBS、DBXに加え、同社初のハイパーカーであるValkyrieなど、高い評価を得ている一連のラグジュアリー・モデルを生み出しています。また、Racing. Green.サスティナビリティ戦略に沿って、アストンマーティンは内燃エンジンの代替システムの開発にも取り組んでおり、アストンマーティン初の世界でもっともスリリングで魅力的なハイパフォーマンス・バッテリー式電気自動車の2025年発売を目指しています。
英国のゲイドンを拠点とするアストンマーティン・ラゴンダは、ラグジュアリー・カーを設計、製造、輸出し、世界56か国で販売しています。スポーツカー・ラインナップはゲイドンで製造されており、ラグジュアリーSUVのDBXは、ウェールズのセント・アサンで製造されています。同社は、2030年までに製造施設をネットゼロにする目標を掲げています。
ラゴンダは1899年に設立され、1947年にアストンマーティンとともに故デビッド・ブラウン卿に買収され、現在は「Aston Martin Lagonda Global Holdings plc」としてロンドン証券取引所に上場しています。
2020年には、ローレンス・ストロールが同社のエグゼクティブ・チェアマンに就任し、未来の重要な分野に対して新たな投資を行うと同時に、アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1®チームとともにモータースポーツの頂点へと復帰し、英国を象徴するブランドとして新たな時代へと乗り出しています。
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