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- アストンマーティン新型Vantage GT3、富士スピードウェイで再びFIA世界耐久選手権優勝を狙う
- D’station Racing、WEC自己最高成績を記録した母国サーキットに帰還
- Heart of Racing、WEC初勝利に続く連続優勝を目指す
- アストンマーティンは伝説的な日本のサーキットでの輝かしい成功物語の続きを描く
2024年9月11日、富士(日本):
英国のウルトラ・ラグジュアリー・スポーツカー・ブランドであるアストンマーティンにHeart of RacingがFIA世界耐久選手権(WEC)初優勝をもたらしてから2週間弱の今週末、新型アストンマーティンVantage GT3が富士6時間耐久レースで再びWECに挑みます。
Heart of Racingは10日前、地元サーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)にて快走を見せ、ポールから先頭に立ち、途中LMGT3クラス最速ラップを記録しながらWEC初優勝を果たしました。今度はアストンマーティン・レーシングのもう1つのWECパートナーチームであるD’station Racingが、まさに原点回帰となる母国サーキットで競います。同チームは、富士山麓にある富士スピードウェイからほんの数マイルの場所に本部を構えています。
チームオーナーは元WECレーサーの星野敏(日本)、マネージャーはSUPER GTシリーズのクラス優勝経験者の藤井誠暢(日本)が務めるD’station Racingは、2022年に富士で記録したクラス3位のWEC自己最高成績更新を狙い、富士に臨みます。3月にルサイルで開催されたカタール1812kmレースではこの記録に肩を並べる表彰台を獲得しています。
D’station Racingのドライバーの1人はアストンマーティンで最も多くの勝利を経験しているワークスドライバーのマルコ・ソーレンセン(デンマーク)。FIA WECのGTクラスで3度チャンピオンに輝き、ロレックス24時間レースとル・マン24時間レースでもクラス優勝を収め、さらに先日のスパ24時間レースで同じくワークスドライバーのニッキ・ティーム(デンマーク)、マッティア・ドゥルディ(イタリア)と共に優勝も果たしています。777号車Vantageでソーレンセンと組むのは、フランスおよびヨーロッパGT4のタイトル獲得者エルワン・バスタード(フランス)です。
Heart of Racingにとっては、富士はLMGT3クラスにおけるドライバーおよびチームのスタンディング2位を巡る戦いで差を縮める絶好の機会です。チーム代表兼ドライバーのイアン・ジェームス(英国)、アレックス・リベラス(スペイン)、ダニエル・マンチネッリ(イタリア)がCOTAで果たした画期的な優勝で、Heart of Racingは2位に9ポイント差、首位とは37ポイント差と迫っています。今週末に獲得可能なポイントは最大26ポイント(ポールポジション1ポイント、優勝25ポイント)、シーズン最終戦となるバーレーンではさらに39ポイントが獲得可能であり、2024年シーズンの残りのラウンドを合わせると最大65ポイントの可能性があることになります。
今年のHeart of Racingは、見事な初フルシーズン出場でこれまでに2位を2回と優勝を1回獲得し、27号車Vantageはほぼすべてのレースで優勝争いに絡み、7回のレースのうち5回もポイントを獲得しています。
アストンマーティンの耐久モータースポーツ責任者のアダム・カーターは、次のように述べています。「アストンマーティンVantage GT3は、前回のCOTAでHeart of Racingのドライバーとチームが活躍してくれたおかげで、WECのレースウィナーとなりました。ただ、私たちはまだレース参戦1年目の新型Vantageにはさらなる可能性があると確信しており、レースごとにデータを蓄積し、そのたびに新たな知見を得ています。富士に出場するどちらのパートナーチームも、今週末再び表彰台獲得を狙える力を持っており、実力を本格的に発揮し始めたクルマで彼らが何を達成するのか、楽しみにしています。」
アストンマーティンの新しいGT3チャレンジャーは、今年初めにシルバーストンで初公開された新型ロードカーのVantageから多くを受け継いでおり、アストンマーティンの実績ある接着アルミシャシーを中心に組み立てられ、強力な4.0リッターV8ツインターボエンジンを動力源としています。COTAでの優勝により、Vantageは2024年に9つものマニュファクチャラーが競う新設LMGT3クラスで3つ目の違う車両で優勝を果たしたことを意味します。
WEC富士戦におけるアストンマーティンの実績には目覚ましいものがあります。過去の3つのコンフィギュレーション(Vantage V8、V8 Vantage GTE、Vantage GTE)のそれぞれでGTクラス優勝を果たし、これまでの10回の出場で達成した7回の優勝のうちダブルクラス優勝も2回挙げています(2013年と2019/20年)。パートナーチームの直近3回の出場のうちの2回は優勝を果たしています。すべてを合わせると、アストンマーティンのクルーが表彰台を獲得した回数は16回に上り、2012年のシリーズ開始以来、アストンマーティンが富士で表彰台を獲得していないのは2回のみにとどまっています。
富士6時間耐久レースの公式練習は9月13日(金)の現地時間11:00(英国標準時03:00)、レースは9月15日(日)の現地時間11:00(英国標準時03:00)に開始されます。詳細は各シリーズの公式ウェブサイトと公式アプリでご確認ください。
こちらのプレスリリースに関する素材は、下記よりダウンロード可能です。
アストンマーティン・ラゴンダについて
アストンマーティンは、世界でもっとも熱望されるウルトラ・ラグジュアリー・ブリティッシュ・ブランドとなることを目指し、人々を魅了してやまないハイパフォーマンス・カーを作っています。
ライオネル・マーティンとロバート・バンフォードによって1913年に設立されたアストンマーティンは、スタイル、ラグジュアリー、パフォーマンス、エクスクルーシブネスを象徴するグローバル・ブランドとして知られています。アストンマーティンは、最先端のテクノロジー、卓越したクラフトマンシップ、美しいスタイルを融合させ、Vantage、DB12、DBS、DBXに加え、同社初のハイパーカーであるValkyrieなど、高い評価を得ている一連のラグジュアリー・モデルを生み出しています。また、Racing. Green.サスティナビリティ戦略に沿って、アストンマーティンは2025年から2030年にかけて、PHEVとBEVを含むブレンドドライブトレインアプローチによる内燃エンジンの代替システムの開発にも取り組んでおり、電気自動車のスポーツカーとSUVのラインナップを持つという明確なプランを描いています。
英国のゲイドンを拠点とするアストンマーティン・ラゴンダは、ラグジュアリー・カーを設計、製造、輸出し、世界で50以上もの国で販売しています。スポーツカー・ラインナップはゲイドンで製造されており、ラグジュアリーSUVのDBXは、ウェールズのセント・アサンで製造されています。同社は、2030年までに製造施設をネットゼロにする目標を掲げています。
ラゴンダは1899年に設立され、1947年にアストンマーティンとともに故デビッド・ブラウン卿に買収され、現在は「Aston Martin Lagonda Global Holdings plc」としてロンドン証券取引所に上場しています。
2020年には、ローレンス・ストロールが同社のエグゼクティブ・チェアマンに就任し、未来の重要な分野に対して新たな投資を行うと同時に、アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1®チームとともにモータースポーツの頂点へと復帰し、英国を象徴するブランドとして新たな時代へと乗り出しています。
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