
キャンピングカーは旅のスタイルに応じて様々なタイプがあるが、ここではコンパクトカーがベースのモデルを紹介しよう。キャンピングカーの基本性能を備えながら、普段使い重視のファーストカーとして使え、これから車中泊をはじめたいという人にとっても“大きすぎず小さすぎずちょうどいい”と思えるはず。それがパパビルドのフェイバリットボックス ウィッシュだ。
●文:月刊自家用車編集部
普段使いにも“ちょうどいい”コンパクトカーベースのキャンピングカー
キャンピングカーのベース車はワンボックスのバンや軽バンが人気だが、前者は大型で価格的にも予算オーバー。後者はウチの家族構成には小さすぎる。
そもそも車中泊の頻度はそこまで高くないし、買い物や送迎など普段使いのファーストカーとして使いたい。でも車中泊では快適に過ごしたい。
こんなわがままを叶えてくれるのが、パパビルドのフェイバリットボックス(以下F-BOX)ウィッシュだ。
ベース車はスズキ•ソリオ。背の高いトールボディの広々とした室内が人気のコンパクトカーだ。5人乗りで暮らしの中に溶け込み、女性でも運転しやすく、クルマ旅を考えると長距離走行や高速走行で軽キャンパーより優位。
このコンパクトカーキャンパーの架装を早速チェックしてみよう。
東京キャンピングカーショー2025で展示されていたパパビルドのF-BOX ウィッシュ。ベース車はスズキ•ソリオ。パパビルドは大阪府豊中市にあり、軽キャンパーをはじめ小型キャンピングカーの数々をラインナップするキャンピングカーの専門店だ。
シンプルな内装にゆったりサイズのフルフラットベッド! これが車中泊できるファーストカーだ
リヤゲートからのぞく車内の印象はシンプル。そして広々。
収納家具やシンクなどキャンピングカーを象徴するようなインテリアはなく、その分ソリオ本来の室内空間のロスが最小限に抑えられている。
乗車定員5名で大容量の荷室スペースを持つソリオ。普段使い重視のファーストカーとしての機能もしっかり確保されているということだ。
室内はぱっと見、シンプル。だが随所に車中泊を快適にする機能が搭載されている。
ベッドはセカンドシートを倒して、標準装備の快適マットレスを並べるだけのシンプルな設計。その分、ベッド展開や片付けも楽ちんだ。シンプルな室内だからこそ車内幅が無駄なく活用できる。就寝定員2名の広々としたフルフラットのベッドスペースは魅力だ。
車内の水平面を最大限活用したフルフラットベッドが展開できる。
電化車中泊にも対応! 自分好みにカスタマイズする楽しさもある
車内はシンプルな作りだが、クルマ旅をより快適にする電化車中泊にも対応。
オプションでポータブルバッテリーが用意され、フロアの下に格納することで広々としたくつろぎのスペースを実現している。
また天井の防音断熱加工など見えない部分も車中泊車としての基本性能を装備。普段使いもクルマ旅も快適なドライブが楽しめる。
展示車にはオプションのオーベーヘッドラックを装備。その下には同じくオプションのリアモニターを搭載。
シンプルな室内だからこそ、自分好みにカスタマイズしやすいのもF-BOX ウィッシュの魅力といえる。
天井に突っ張り棒を設置し、トールボディの室内高を有効活用するなど工夫次第で自分好みのより便利なキャンパーにリフォームすることも可能だ。
オプションのオーバーヘッドラックやリアモニターを設置すれば、キャンピングカーらしさが一気にアップ。
子供の成長とともに歩むキャンピングカーライフのはじめの一歩にも最適な1台
大型バンコンは豪華な装備を架装し、価格は比較的高額なモデルが多い。
若い子育て世代はなかなか手が出しにくいが、東京キャンピングカーショー2025で展示されていたF-BOX ウィッシュの価格はオプション装備料込みで387万4915円(税込、諸費用別途)。車両本体価格は334万7000円(税込)とリーズナブル。小さな子供とクルマ旅に出かけたい。子供に非日常の楽しい体験をさせてあげたいという若いファミリーが、子供の成長とともに歩むキャンピングカーライフの最初の1台にも最適なモデルといえそうだ。
休日の日帰りレジャーで疲れたときに仮眠したり、景色の良い駐車スペースに停めて脚を伸ばしてくつろぐといった楽しみ方もできる。
普段は生活を支えるファーストカーとして使え、休日は遊びの幅を広げる車中泊車として活躍。コンパクトカーベースのF-BOX ウィッシュは利便性と経済性の高さを備え、バンコンと軽キャンパーの2強に割って入る存在になりそうだ。
スライド式のテーブルは室内の中程まで引き出すことが可能。車内がお座敷スタイルのお茶の間になり、雨が降ってもボードゲームなどを興じて親子水入らずのひとときが楽しめる。日帰り小旅行も気軽に出かけることができる1台だ。
展示車装着装備品
- 家具一式
- ナビ(9インチ)
- ビルトインETC
- バックカメラ
- ドラレコ
- ダウンライト(6ヶ所)
- 断熱フィルム(リヤ5面)
- 天井防音断熱
- テーブル
展示車に装着されているオプション
- オーバーヘッドラック 12万9800円
- リアモニター 9万8000円
- ポータブルバッテリー 24万円
- 切り替えリレー 4万1800円
- フロアマット 1万8315円
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