
「ALCANTARA®(アルカンターラ)」は、ミラノのモンテ・ナポレオーネ通りにあるBMWハウスで開催された「Sky is the limit」と題されたプロジェクトのイベントにて、BMWイタリアとのコラボレーションによるBMW XMのワンオフモデルを初公開した。
●文:月刊自家用車編集部
ALCANTARA®でカスタマイズ
機能性、高級感、そして独自性を兼ね備えた自動車を紹介することを目的としたこのプロジェクトでは、ALCANTARA®でカスタマイズされた内装と外装の新作モデルが展示された。
BMW XMはALCANTARA®を使用することで、内装と外装の両方においてイタリアの伝統の美しさとパフォーマンスを融合させている。外装および内装のすべての表面、後部座席を含む、すべてがALCANTARA®で覆われている。ALCANTARA®の外装への使用は異例であり、ブラックALCANTARA®で覆われたBMWはマットな効果を生み出し、光沢のあるブラックインサートとは対照的だ。
表面は細心の注意を払った職人技とディテールへのこだわりが反映されている。これらはBMW XMの際立つ幾何学的形状にインスパイアされており、車に特別な視覚的豊かさを加えている。
内装はBMW XMの二重性を解釈し、強化している。コックピットはブラックBMW ALCANTARA®で覆われ、シートや左側のドアパネルを覆い、ブランドのダイナミズムとスポーティさを表現。
後部座席はアイスホワイトALCANTARA®で覆われており、エレガントなラウンジを思わせる豪華で排他的な雰囲気を作り出している。後部座席のセンターアームレストにはボトルと2つのグラスを収納できるコンパートメントが隠されている。
乗客に最大の快適さを提供するために、ドアやヘッドライナーと同じパターンを持つアイスカラーのALCANTARA®製の小さなクッションを2つ装備。ヘッドライナーもアイスホワイトのALCANTARA®で覆われており、フェード効果のデジタルプリントが施されている。
ドアパネル、ダッシュボード、センタートンネル、シート、クッションには、レーザーパーフォレーションパターンとブルーバッキングを組み合わせた新しい独占的な仕上げが施されている。レーザーパーフォレーションは、パターンの延長として挿入されたイタリア国旗のカラーがメイド・イン・イタリーのデザインを強調している。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(ビー・エム・ダブリュー)
第4世代の新型1シリーズ BMW 1シリーズは、2004年に初代モデルが誕生。BMWのラインナップにおいて最もコンパクトなモデルだ。約50:50の理想的な前後重量配分、スポーティで俊敏なハンドリング性[…]
BMW M8 Competition M xDriveのファイナルエディション BMW M8 Competition M xDriveは、最高出力625PS(460kW)/6,000rpm、最大トルク[…]
8シリーズのファイナルエディション BMW 8シリーズは、ピュアスポーツモデルに匹敵する高い走行性能に加え、美しいスタイリングで強烈な存在感を持つモデルだ。2枚ドアのクーペモデルをベースに、オープンエ[…]
サーキット走行が可能な本格ハイパフォーマンスモデル BMW M3セダンはBMW 3シリーズ セダンの、BMW M3ツーリングはBMW 3シリーズ ツーリングをベースに、BMW M社が開発した高性能マシ[…]
エンジンパワーをアップさせたコンペティション仕様 日本に導入される「新型BMW M4クーペ」、「新型BMW M4カブリオレ」は、エンジンパワーをノーマルモデルより20PSアップしており、530PSを発[…]
人気記事ランキング(全体)
固着したネジが動かない…作業を止める小さな“壁” どれほど簡単な整備手順でも、一本のネジが固着しているだけで作業は急に難しくなる。サビが食い込み、雨ざらしのボルトが内部で膨張し、樹脂パーツとの隙間に汚[…]
わさびを主成分とした抗菌剤で、エアコン内部のニオイを抑制 エアコンフィルターに装着して除菌消臭効果を格段に向上させるという製品が、自動車部品のグローバルメーカーValeoのわさびデェールだ。この製品は[…]
冬のエアコンは“いきなり全開”が一番ムダになる理由 冬の朝は車内が冷え切り、シートもハンドルも硬く感じる。そんな状況で暖房を思い切り上げてしまうドライバーは少なくない。しかし、暖房はエンジンの排熱を利[…]
なぜLEDライトは雪を溶かせないのか? LEDヘッドライトが普及の中心に座り始めて久しい。高い光量と応答性、寿命の長さなど、多くのメリットがあることは自動車好きなら説明不要だろう。しかし冬の寒さが深ま[…]
予想外のトラブルに備える、小さな“安心材料” クルマに乗っていると、どれだけ用心していても避けられない出来事がある。釘を踏み抜くパンクや、走行中の異物接触、さらには路肩での急な停車など、経験した人なら[…]
最新の投稿記事(全体)
目玉の「ミゼットX 大阪Ver.」には、ダイハツの地元を象徴する大阪城マークを採用 出展テーマは“わたしにダイハツメイ。小さいからこそできること。小さいことからひとつずつ。”とし、「わたしにぴったり」[…]
BEVでも「走りの楽しさ」は深化できる このモデルはマスタードライバーを務めるモリゾウ(豊田章男会長)の「クルマ屋が残していくべき技術・技能を次の世代に受け継がなければならない」という強い想いのもと、[…]
モータースポーツを起点とした「もっといいクルマづくり」を結集 今回、TGRが発表した2台のハイパースポーツは、TGRが目指している「モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり」を深化させ、GR[…]
トヨタのレジェンドモデルが高速走行を繰り広げる! 今回発表された「GR GT」は単なる新しいスポーツカーではない。TOYOTA 2000GT、Lexus LFAと続いてきた系譜を継ぐ、トヨタの思いが込[…]
固着したネジが動かない…作業を止める小さな“壁” どれほど簡単な整備手順でも、一本のネジが固着しているだけで作業は急に難しくなる。サビが食い込み、雨ざらしのボルトが内部で膨張し、樹脂パーツとの隙間に汚[…]
- 1
- 2





















