【MAZDA CX-30】走りだけじゃない、キャビン性能にも自信あり!

マツダならではのスタイリッシュなデザインが人気のCX-30。走りの良さはもちろん、居住性やユーティリティにも優れた魅力的なコンパクトSUVをチェック!

●文:まるも亜希子 ●まとめ:月刊自家用車編集部 ●写真:澤田和久

上質な内外装が魅力、後席も実用性は十分

ファミリーカーとしても定番となりつつあるSUVですが、普段は街乗りメインという方も多いでしょうし、できればコンパクトなほうが嬉しいですよね。CX-30は、CX-3よりやや大きく、ファミリーでも窮屈ではない広さを確保しながら、CX-5よりコンパクトで取り回しに優れたモデル。欧州でも絶賛されているマツダらしいスタイリッシュなデザインも魅力たっぷりです。

そしてこのクラスでは類を見ないほど、丁寧に作り込まれた上質なインテリア。スムースレザーはブラックとピュアホワイト、ファブリックにはブラックとグレージュのクロスがあり、シックからエレガントまで、好みのキャビン空間を実現できます。

家族で使う上で気になるのは、収納の使いやすさと後席ですが、まず収納はカップホルダーが計8個、サングラスホルダーやコンソールボックス、助手席のシートバックポケットが全車標準装備。後席用小物トレイはないですが、USBやスマホ連携のディスプレイオーディオが標準装備なので、若い世代にも馴染みやすいと思います。後席は足元も頭上も狭くはないですが、大柄な大人だとややタイト。中学生くらいの子どもにはちょうど良さそうです。430ℓの容量を誇るラゲッジも、6:4分割で後席が倒せて使いやすいです。

スカイアクティブX、ガソリン、ディーゼルと3種あるパワートレーンはどれも爽快な走りで、燃費も優秀なのが家計にも嬉しいですね。今回試乗したスカイアクティブXは、その中でも滑らかで上質な走りが印象的。先進安全装備のグレード差が小さいのも大きな魅力です。

グレード:Xプロアクティブ(6AT·4WD)

価格:353万1000円/ボディカラー:ポリメタルグレーメタリック

マツダならではの流麗な魂動デザイン。SUVとしてはコンパクトなサイズですが、伸びかやさも感じさせます。

エンジン(スカイアクティブX)

新世代ガソリンエンジンのスカイアクティブX。火花点火制御圧縮着火(SPCCI)というマツダ独自の技術でこれまでにない滑らかなパワーフィールとアクセルレスポンスを実現しています。

インテリア

エクステリアともマッチするモダン&シックなインテリア。パネル類はネイビーブルーとリッチブラウンの2タイプ。リッチブラウンはLパッケージに設定されています。

後席の狭さはマツダSUVの泣き所でもあるが、CX-30は後席居住性にも配慮したパッケージを採用。普段使いには十分な余裕を手にいれている。


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