【超速報!】ミニバン大注目モデル「新型ステップワゴン」商談レポート

●文/まとめ:月刊自家用車編集部 ●写真:奥隅圭之

2022年はミドルサイズミニバン戦国時代

クルマ業界にとって、2022年のビッグニュースと言えば何でしょうか?「各メーカーから続々登場するEVじゃない?」と思った方、ハイ正解!

トヨタからはbZ4X、スバルからはソルテラ、そしてニッサンARIYAの本格デリバリーに加え、マツダからは待望のロータリーエンジンを積んだMX-30のレンジエクステンダーモデルも登場予定と、国産メーカーだけでも相当な充実ぶり。加えて、年初の東京オートサロンで展示されたミツビシの軽自動車版EVや、そのニッサン版モデルも気になるところですよね。さらに、海外勢の動向からも目が離せません。

2022年は様々なメーカーがEV車の発売を予定している。今年は注目モデルが豊富!?※写真はスバルのソルテラ。

確かに電気自動車が大注目の2022年なのは間違いありませんが、その一方で今、熱いジャンルが日本におけるファミリーカーの代名詞ともいうべきミニバン。なかでもミドルサイズといわれるクラスが今年大豊作なのです。

年明け早々に発表されたトヨタ・新型ノア/ヴォクシーを筆頭に、今春正式発表が予定されているホンダ・新型ステップワゴン、そして今のところ詳細は不明ですが、ニッサン・セレナも年内の新型登場がウワサされています。

そんな大注目のミニバンですが、ここでは事前商談がついにスタートしたホンダ・新型ステップワゴンの最新情報を見ていきましょう。

ホンダ 新型ステップワゴン
発表:5月26日予定(発売:5月27日予定)

2月初頭に馴染みのホンダ販売店を訪問して分かったこと

「なーんだ、発表&発売ってまだ3か月も先じゃない!?」ってノンキに思った方は要注意! 昨今のコロナ禍や半導体不足による納期の遅滞をお忘れでしょうか?そうなんです、今こそ商談を始める絶好のタイミングなのです、まさに先手必勝!

お話を伺ったセールススタッフも「実際にクルマを見ていただけない状態での契約なので、今なら値引きは頑張れます!」とのこと。とりあえずは車両本体価格から3%は……とのことでしたよ。

ということで、気になる車両価格はこの通り。(※以下すべて7人乗り仕様、8人乗り仕様は約2万円高。)

グレード別車両価格

※編集部調べ

<エアー>
e:HEV(FF) 338万2500円
ガソリン(FF) 299万8000円
ガソリン(4WD) 324万600円

<スパーダ>
e:HEV(FF) 364万1000円
ガソリン(FF) 325万7100円
ガソリン(4WD) 347万7100円

<スパーダプレミアムライン>
e:HEV(FF) 384万6700円
ガソリン(FF) 346万2800円
ガソリン(4WD) 365万3100円

気になるパワートレーンですが、ガソリンモデル、HEVモデルともに現行型のブラッシュアップとなる模様です。ガソリンモデルは1.5Lターボ、HEVモデルは2.0Lエンジン+2モーター仕様と変わりませんが、もちろん性能は向上。

とくにHEVモデルはエンジンの熱効率を14%アップさせたほか、ハイブリッドの中枢ともいえるPCU(パワーコントロールユニット)の改良も行われています。具体的な燃費数値などはまだわかりませんが期待したいところですね。

ちょっと注意したいのはHEVモデルには4WDが設定されていない点。雪道などを走ることが多い方は気になるかもしれませんね。

では次に、グレード別の主装備を見ていきましょう。

装備一例

エアー】
●タイヤ16インチ
全車速追従ACC(停止保持機能付き)
電動パーキングブレーキ装備(ガソリン車含む)
パーキングセンサー(前4個、リヤ4個)
減速セレクター(e:HEV車のみ)
パドルシフト(ガソリン車のみ)

【スパーダ】
●タイヤ16インチ
・エアーの装備に加えて
メモリー機能付き電動テールパワーゲート
2列目シートのオットマン
全席USB電源
ブラインドスポットインフォメーション

【スパーダプレミアムライン】
●タイヤ17インチ
・スパーダの装備に加えて
2列目シートヒーター

※エアー

※エアー

※スパーダ

※スパーダ

欲しい人は、とにかく早い商談を

基本的な装備はエアー、スパーダともに揃っていますが、上級装備に関してはスパーダ以上が充実している印象です。個人的には、ブラインドスポットインフォメーションがエアーに設定されていないのが気になるところ。最近のミニバンとは異なるミニマルデザインが好印象のエアーだけに少し残念ではあります。

そのほか、ナビシステムはディーラーOP設定のみとなっており、ディスプレイオーディオの設定はなし。11.4インチ、9インチ、8インチの3タイプが揃えられるとのこと。 あと、事前に開催された取材会などで実車を見て感じていたのが「サイズ、ちょっと大きくなった?」ということ。やはり現行型より少し大きくなったようですよ。

●車体寸法
新型スパーダ 全長4830mm×全幅1750mm×全高1845mm
現行型スパーダ 全長4760mm×全幅1695mm×全高1840mm

先述したとおり、納期が遅れがちな最新モデルだけに、気になる方は今すぐ商談を始めるのが得策ですよ!


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