カロッツェリアから2カメラ型ドライブレコーダー2機種が新登場。ここでは7月発売予定のスタンダードモデルとなる「VREC-DH301D」のレビューを中心に、6月発売予定のVREC-DZ800DCの情報も少しだけお届けする。
●文:浜先秀彰 ●まとめ:月刊自家用車編集部
VREC-DH301D 2万8000円前後
フロントカメラを搭載した本体に別体のリヤカメラユニットを組み合わせて車両前後を同時に撮影できる「2カメラ型ドライブレコーダー」。市場の中心となっているスタイルのため各社とも力の入ったコストパフォーマンスの高いモデルを揃えている。カロッツェリアVREC-DH301Dは、そんな中でも注目できる1台といえるだろう。
最初に目を引くのは上質感あふれるルックスだ。GPSアンテナをブラケットに仕込むことでボディはスリム化が図られており、滑らかな曲面で構成。前面はマットブラック、側面と背面はピアノブラックと部分ごとに仕上げも異なっている。これだけでも所有欲をくすぐられる人は多いはず。付属しているリヤカメラユニットはブラケット一体で本体と共通のデザインテイストを持つ。小型なのでルームミラーに映り込んでも視界を妨げたり目障りにならない。
そして画質にこだわっているのも見逃せないポイント。採用するセンサーは本体カメラが370万画素WQHD画質、リヤカメラが200万画素フルHD画質となり、この組み合わせはクラス最高レベルのスペックだ。しかも両カメラともに高感度に定評のあるSTARVIS技術や明るいレンズ(フロントF1.4/リヤF1.8)が投入されている。昼間はもちろんのこと夜間でも鮮明な映像記録を実現。オプションを追加すれば駐車録画が可能となり、いたずらや車上荒らしなどの監視もできる。
【昼夜ともに鮮明な映像を記録する】
また、背面に装備された3インチの大型画面は視認性に優れ、運転席に近い右側面の大型ボタンも扱いやすい。だれでも迷わず快適にコントロールが行える。
すべての面において満足のいく性能を持ち、自信を持ってオススメできるモデルだ。
操作メニューもわかりやすい
後方からの煽り運転を自動検知&録画
フロントウインドウに直付けできる薄型の本体に、コンパクトなブラケット一体のリヤカメラユニットを組み合わせた2カメラ型ドライブレコーダーいちばんの特徴は迷惑ドライバー対策が強化されていること。「後方車両接近検知機能」で後方からのあおり運転を検知、イベント録画し、「急制動検知機能」で前方車両の急ブレーキや強引な割り込みによる急ブレーキを検知してイベント録画を行う。
また、オプションを接続することなく、24時間365日監視をするセキュリティモードが利用できる。
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